ぼっちじゃシーソー乗れないとは、多分無理なもののたとえである。
概要
『ひみつのアイプリ』の主人公である、青空ひまりのソロ曲『パステルステップデイズ』のサビにある歌詞。
この曲は、主人公がある程度成長したころに披露された2曲目らしく、「不安でも勇気を出して一歩踏み出せば世界は輝きだす」というメッセージ性を帯びた応援歌であった。だったのだが、1番のサビの後半で「その一歩は一人より二人がいいさ」とでも言わんばかりにさらに補う流れで、「ぼっちじゃシーソー乗れない ワクワクするじゃんけんできない」と一人ではできないもののやけに解像度の高いたとえが飛び出したのである。
正直なところ普通にいい曲なのだが、この妙に具体的なイメージをぶつけられた結果、視聴者の印象に残る。結果、アニメ39話での本編内での披露後、古傷を抉るような鋭い言葉としてネタにもされてしまう。ということで、ただちにパンパカパンやチュッピなど、過去作の一連のワードの系譜にも位置付けられてしまった、というわけである。
ただし、本編で散々触れられているが、そもそも青空ひまりは本編時間軸の能天気な性格と反し、星川みつきと出会うまでは病弱で、父親に会話できるように魔改造されたムギちゃんとカエルのピョコ太郎くらいしか友達がいなかった。つまり、極論人間の友達が一人もいなかったナイーブな存在だったのを忘れてはいけない。よって、このやけにストレートな歌詞も、まあそういうことなのだろう……。
なお、一人でシーソー遊びをすることは創意工夫をすればいくらでもやりようはあるが、ここで言いたいことはそういうことではないのは一応注記しておく。
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関連項目
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