「また幻術なのか!?」とは、漫画『NARUTO -ナルト-』の台詞である。
「何だ…アレは!?」「また幻術なのか!?」
ナンバー556「我愛羅VS水影!!」のワンシーン。
第四次忍界大戦、薬師カブトの穢土転生で蘇り操られている二代目水影鬼灯幻月と、我愛羅・三代目土影オオノキの戦い。
幻月の強さに圧倒され続けた忍連合軍だったが、オオノキに扮した砂分身のトラップによって、我愛羅は幻月を捉え、砂漠層大葬で完全に封じ込めることに成功。
勝ちを確信したオオノキだったが、瞬間、砂の封印が爆散。そして空には人面模様が浮かんでいた。
オオノキ:イヤ…幻術じゃない……!……先代の無様が手を焼いたという水影の無限爆破忍術…
オオノキ:蒸危暴威!!
「蒸危暴威」とは、幻月の体内の油と水を使った分身の術。分身が移動や攻撃を行うことで、分身の表面を形成する油が熱され、体内で水が急激に蒸発し水蒸気爆発を起こす。その後、持ち上げられた空気が霰として降ってくることで、分身も冷やされ元に戻り、また移動や攻撃を行い、爆破を起こす…という、まさに無限爆破の術。
我愛羅はオオノキの助言を受けながら、爆破される前に本体の幻月を再度捉えようとする。
ちなみに名前は、作者の岸本斉史がファンである大友克洋が監督を務めたアニメ映画『スチームボーイ』が元ネタと思われる。
ふたば☆ちゃんねるでは、蒸危暴威にかけて様々なボーイを登場させるコラ画像や、アオリ文すら幻術か迷ってしまうコラ画像が数々作られている。
「幻術か?」「イヤ…幻術じゃない……!」
「……イヤ…幻術か?また幻術なのか!?イヤ…」
「何だアレは!?」また幻術なのか!?
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