まるるんとは、サンソフトの2D対戦格闘ゲーム「わくわく7」に登場したキャラクターである。年齢不詳、オスであると思われる。背中に”六条 麦(ろくじょう むぎ)”という名の幼女を背負っている。漫画家ではない。
概要
まるるん
生物学上の正式名称は「デルバーニャ=ポテ=ポタ」。れっきとした動物(スラッシュは魔物と呼んでいたが)であり、断じて森の妖精などではない。ある程度は人の言葉を理解することができる。背中に背負った迷子の麦を両親の元に返すという願いを叶えるため、わくわくボールを巡る戦いに参戦した心優しき森の大将。全体的に何か、大人には不可視で猫型のバスに乗るマイネイバーなネズミ色のアイツを想起させるが、あちらは幼女が2人、しかも前面であった。パヤオにも本当に困ったものである。
六条 麦
まるるんの背中にくっついている幼女。7歳。まるるんとは共生関係にあるが、まるるんは好意で乗せている為「片利共生」よりは「相利共生」に近い関係であると考えられる。戦闘能力については未知数であるが、握力が物凄いことだけは間違いない。記事主はまるるん使いであるものの、背中に彼女がくっついていなかったらどうなっていたか分からない。
性能
いわゆる近距離パワー型であるが、特に投げ技が強いというわけではない。というかコマンド投げがシステムで実装されているため(わくわく投げ)、このゲームに固有の投げ技は存在しない。一撃一撃は重いものの、リーチが短く飛び道具も少ないため、残念ながら強さはイマイチである。ただしパワー型ゆえハマれば非常に強く、フェルナンデス以外で唯一「ハラハラアタック」を戦略に組み込めるのも面白い。愛らしい動きと背中の幼女も相まって、何だかんだで人気キャラである。
必殺技
- ぐるぐるパンチ(236+P)
- 腕をグルグルっと回してパンチする。判定が強いので牽制として効果的。相手が突っ込んでくるのにあわせてワクワクパワーをぶちかますべし。
- ぼでぇプレス(214+K)
- 一度見たらクセになるかわいい動きのボディプレス。ワクワクパワー消費で全段当てると、プレイヤーは悶絶しそうになる。中段なので使いこなすと楽しいが、ガードされたら死ねる。
- ぶんぶんコプター(623+P)
- 対空技っぽいが、無敵時間はほとんどないので潰されやすい。出が早いので、通常攻撃の最後に入れるのが正しい使い方か。
- まるるんビンタ(63214+強K)
- わくわく投げ。一応威力は全キャラ中最高。あの太い腕でビシーン、バシーン、と8発叩き込む。麦がッ!泣き止むまでッ!殴るのをやめないッ!しかし投げに失敗するとぼでぇプレスが発動し、かつガードされると泣きを見るのは麦ちゃんなので、この投げは滅多に使わない。
- ぶんぶんタイフーン(レバー1回転+PP)
- 旋風剛拳。出した後レバー左右で移動可能。ヒットしたら追いかけ続け、ガードされたら逃げよう。それにしても器用な動物である。
- みらくるボイス(22PPまたは22KK)
- ガード不能のハラハラアタック。凄い顔で叫ぶ。ネコバスは来ないが、割と当たり判定が大きい音波がゆっくり飛んでいく。起き攻めにかぶせるのが基本。
キャラクター考察
そもそも論的に、格闘ゲームには幼女が少ない。当たり前だ。誰もちよちゃんがブン殴られる所なんて見たくないのである。実際のゲームを見ても、せいぜいが13~14歳止まりであろう(十分だが)。キャミィとかクーラとか一条あかりあたりが該当すると思う。リリスとかバレッタは、まぁおいといて。
その問題に対するサンソフトの答えは、動物に背負わせることであった。こうすることで、7歳の少女が実際に戦闘に参加することが可能となったのである。似たようなキャラにヴァンパイアシリーズのドノヴァンにくっついて回るアニタがいるが、彼女のように画面の後ろでチョロチョロしているだけではなく、実際に操作可能という点で非常に画期的なアイデアであった。
背負っているのが愛らしい動物というのもポイントである。これがドノヴァンだったらどうだろう。ミスターカラテだったら?ポチョムキンだったら?個人的にはザベルに背負ってもらいた…いやいや、やはりまるるんがベストであろう。なんといっても、幼女を背負っていることがハンデに見えない力強さが素晴らしい。ここは素直にスタッフに拍手を送りたいところだ。あ、北斗の拳のトキとか(ry
わくわく7は、絶賛発売中のプレイステーション2用ソフト「サンソフトコレクション」で遊ぶことができますよ!さあ、君もまるるんと麦ちゃんに会おう!
関連動画
関連項目
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https://dic.nicovideo.jp/t/a/%E3%81%BE%E3%82%8B%E3%82%8B%E3%82%93