まんがタイム単語

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マンガタイム

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まんがタイムとは、芳文社の発行する4コマ誌である。通称「タイム」。

概要

1981年に創刊された、日本初の4コマ漫画専門雑誌。後述する通り多くの兄弟誌が発行されており、
それぞれ内容やターゲット層が異なる。「まんがタイム系列」は「まんがタイム」を始めとする中高年・ファミリー向けの、オーソドックスな内容のものを軸としており、これに青年層読者向けの「まんがタイムジャンボ」「まんがタイムスペシャル」などがある。
毎月7日に発売される「まんがタイム」をはじめ、兄弟誌も全て月刊誌である。
まんがタイム系列はファミリー誌である特性上、職業をテーマにした作品が多いが近年では例外もある。

兄弟誌のうち2002年に登場した「まんがタイムきらら」系は青年層読者のうち、特にテレビアニメを好む男性に的を絞った編集方針がなされている。いわゆる「萌え系」専門の4コマ漫画誌としての端緒を開いた。

近年ではまんがタイム系にも萌え 4コマと言われる作品が増えてきている。特に、「まんがタイム」系読者と「まんがタイムきらら」系読者の中間層をターゲットとしている「ジャンボ」や「スペシャル」にその傾向が強く見られる。なお同じ萌え系4コマであってもアニメやライトノベルによく見られるノリの作品は「きらら」系に、ファミリー向けや社会人を題材にした作品は「タイム」系へと振り分けられており、学園ものは双方ともに多く見られるといった傾向があり一定の差別化が図られている。「きらら」系読者の若年化が進んだことにより、初期「きらら」を購読していた読者層を「ジャンボ」や「スペシャル」に取り込んでいるものと考えられる。

「まんがタイム」の主な連載作品

おとぼけ課長（植田まさし）
ラディカル・ホスピタル（ひらのあゆ）(まんがタイムオリジナルと並行掲載)
大家さんは思春期！（水瀬るるう）
パパロバ（胡桃ちの）
インスタントエンジェル天子様が来る！（安堂友子）
わさんぼん～和菓子屋顛末記～（佐藤両々）

まんがタイム・まんがタイムきらら系列のアニメ化作品

★＝連載中　☆＝連載再開予定・休載中

兄弟誌

まんがタイムグループ http://www.manga-time.com/

まんがホーム（毎月2日）
まんがタイム　（毎月7日）
まんがタイムジャンボ（毎月12日）（1995年 - 2018年）
まんがタイムファミリー　（毎月17日）（1984年 - 2018年）
まんがタイムスペシャル　（毎月22日）（1989年 - 2019年）
まんがタイムオリジナル　（毎月27日）
まんがタイムコレクション　（「まんがタイム」増刊、不定期20日）
まんがタイム彩 [sai]　（ニコニコ静画、Pixivコミック、Web 4コマ誌）

まんがタイムきららグループ http://www.dokidokivisual.com/

発売スケジュール
1	2 ホーム	3	4	5	6	7 タイム
8	9 きらら	10	11	12	13	14
15	16	17	18	19 きららMAX	20 コレクション	21
22	23	24 きららフォワード	25	26	27 オリジナル	28 きららキャラット
29	30	31

※発売日は地域によって異なる場合がある。

単行本

まんがタイムコミックス（毎月7日ごろ）

原則としてまんがタイムグループで連載された作品はこのレーベルで発売される。
まんがタイム系で連載された作品が単行本になるのはけっこう稀であり、なったとしても1巻しか出ないことが多い。ただしまんがタイム系のうち青年向け作品、特に萌え系に当たる作品は単行本を買い揃える読者が比較的多いためか「まんがタイムKRコミックス」とほぼ同等の扱いがされており、続刊が出される確率も比較的高いという特徴がある。価格は基本、A5判で619円(税抜)が中心。例外として新コボちゃんが524円(税抜)、一部ストーリー作品がまんがタイムコミックスストーリー(MCS)レーベルでB5版など。

まんがタイムKRコミックス（毎月27日ごろ）

原則としてまんがタイムきららグループで連載された作品はこのレーベルで発売される。作品ごとのファンが買い揃える傾向があるため、単行本化・続刊が発行する確率がまんがタイム系の作品よりも高い。
但し、まんがタイムグループで連載されている作品の中でもきららグループで活躍している作家の作品は
このレーベルで発売されることが多い。価格は基本、A5判で819円(税抜)が中心（例外あり）。