まんまる焼きとは、
- 一般的に、何かを丸い形状や円状・球状に焼いたもの。下記の菓子以外に、お好み焼きやたこ焼きのような料理を指すこともある。
- 土産物として見られる球状の菓子の呼び名の1つ。細長い箱に並んで入っていることが多い。「タイガースまんまる焼」「北海道新幹線まんまる焼き」などがある。
- アニメ『宇宙をかける少女』に登場する菓子。
- "あの名前が定まらない平べったい円柱状の和菓子"の名前の1つ。
当記事では4を説明する。
概要
いらっしゃいませ。
こちらはまんまる焼きの記事です。
↑の菓子を指す名前の1つ。この菓子は地域ごとに名前が異なり、(主にジョークとして)インターネット上で呼び名が論争になることが多い。
「まんまる焼き」の名前は、バンダイが販売する各コンビニでのキャラクターコラボ商品の名称として2022年以降に全国的に見られるようになっており、ロゴの画像については商標登録されている(「まんまる焼き」の文字としては登録されていないと思われる)。ただし、それ以前にも、この菓子を「まんまる焼き」と呼ぶ例が少ないものの存在する。
ちなみに2022年では概ねファミリーマートでの販売が中心だったが、2023年に入ると(ややファミリーマートが多めであるものの)他のコンビニでも販売されるようになりつつある。
経緯
2010年代(バンダイ以前の状況)
発祥や過去に使われていた地域は不明。遅くとも2012年には、ひこにゃんがデザインされた「滋賀彦根のまんまる焼き」が存在していた(→掲載ブログリンク)[1]。
同時期の2012年には、この名前を「西」で呼ぶとされる投稿が存在する。ただし、2021年までにこの和菓子を明確に指して「まんまる焼き」と呼ぶツイートの数は(下記のきかんしゃトーマスを除いて)少ない。呼び名としては存在していたものの、当時は非常にマイナーな部類に入っていたと思われる。(調査の際参考にしたTwitter検索)
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https://twitter.com/srtbmsk/status/222285964586917890
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https://twitter.com/huu_0424/status/919931497892605952
2015年ごろからきかんしゃトーマスがデザインされた「トーマスのまんまる焼き」が販売されているのが確認できる(参考)。
2022年以降
2022年1月18日に、ファミリーマートと「ちいかわ」とのコラボ商品として「ちいかわ まんまる焼き ~なんかおいしくてもちもちしたやつ~」が発売され(リンク)、全国的にこの呼び名が見られるようになった。そして同年の2月15日からは「ウマ娘 プリティーダービー まんまる焼き」が発売された(リンク)。どちらにもキャラクターの焼き印が表面にあり、オリジナルシールも入っている。
また、2022年8月にミニストップからシナモロールのまんまる焼き、2022年11月にはセブンイレブンから機動戦士ガンダム 水星の魔女、2023年4月にローソンからTinyTANのまんまる焼きが発売されており、バンダイから販売される商品として、各コンビニで共通の名称として扱われつつある。バンダイも2022年4月に「まんまる焼き」のロゴの商標を出願しており、8月に商標登録されている。
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https://twitter.com/trademark_bot/status/1520277529545920513
一覧
2022年
- ちいかわ(1月、ファミマ)
- ウマ娘 プリティーダービー(2月、ファミマ)
- BT21(5月、ファミマ)
- ジュラシック・ワールド(7月、ファミマ)
- シナモロール(8月、ミニストップ)
- 刀剣乱舞-花丸-(9月、ファミマ)
- 僕のヒーローアカデミア(10月、ファミマ)
- 機動戦士ガンダム 水星の魔女(11月、セブン)
- ちいかわ(2弾、11月、ファミマ)
2023年
- うさまる(1月、セブン)
- シナモロール(再販、2月、ミニストップ)
- 東京リベンジャーズ(3月、ファミマ)
- TinyTAN(4月、ローソン)
- ぐでたま(4月、セブン)
- おぱんちゅうさぎ(4月、ファミマ)
- TinyTAN(再販、5月、ローソン)
- サンリオキャラクターズ(6月、ファミマ)
- 呪術廻戦(7月、ファミマ)
- ウマ娘 プリティーダービー(2弾、8月、ファミマ)
- ホロライブ(9月、ファミマ)
- ちいかわ(10月、ミルク味、ファミマ)
- クロミ(10月、セブン)
- すみっコぐらし(11月、セブン)
- ホロライブ(11月、ファミマ、再販)
余談
地域に拘らない名称であるため、あの和菓子の名称戦争を終わらせるのではないかと期待されていた。
ただ、バンダイのまんまる焼きのページには以下のように書かれている。
「まんまる焼き」は、
直径約65mmのクリーム入り今川焼きに
キャラクターデザインの焼き印を施した
チルドスイーツです。
…結局今川焼きじゃねえか!
まるまる焼き
似たものとして「まるまる焼き」「○○(まるまる)焼き」という呼び名もある。こちらの方が多くTwitter上で投稿されており、当記事の菓子を指す用例も見られる(参考 検索ワードが「今川」なのは便宜上です。他の派閥の人ごめんなさい)。
ただし、まるまる焼きは、この菓子と形が似たお好み焼きのような料理を指すことの方が多く、祭りの露店でもこちらが売られることの方が多いようだ(参考)。
ちなみにこのお好み焼きのような料理は、東日本では「大阪焼き」と呼ばれることの方が多く、西日本では「まるまる焼き」以外に「リング焼き」とも呼ばれるなど、こちらにも名称の違いがある。
県民判定しましょうか…あんたの地域なんて呼ぶの?
- おやき (北海道民・青森南部民)
- 浅草焼・黄金焼 (青森津軽民)
- あじまん (山形県民)
- きんつば (会津民)
- 今川焼き (関東民)
- 大判焼き・小判焼き (西日本民)
- 七越まん (北陸民)
- 太鼓まん (高知県民)
- 回転焼き (近畿民・九州民)
- 御座候 (兵庫県民・大阪府民)
- 二重焼き (中国地域民)
- 夫婦饅頭・夫婦焼・ふうまん(岡山県民)
- 蜂楽饅頭(九州民)
- ドラムスコ(ナガノヤ ウメコウジ)
…なんだこの県民判定お菓子。まぁ何にしても美味いよね、「今川焼まんまる焼き」。
関連動画
関連静画
関連リンク
関連項目
※便宜上五十音順になっております。上にあるものが正統な呼び名というわけではありません。また、ニコニコ大百科に現在記事がないかリダイレクトになっている名称は大変申し訳ございませんが掲載していません。
脚注
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- 9
- 0pt