みどりの日とは、5月4日に置かれている日本の国民の祝日である。
概要
みどりの日は「国民の祝日に関する法律(祝日法)」によると、「自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」日と定められている[1]。
経緯
みどりの日は、元々平成元年(1989年)2月に、それまで天皇誕生日であった4月29日を祝日として存続させるために考案された名称だった。生物を愛好された昭和天皇を偲ぶという意味も含んだ名称である。しかしこのままでは、いずれ昭和天皇との関係が忘れられてしまうという問題があった[2]。
一方、それまでの5月4日は「国民の休日」となっていた。これは、5月4日が「憲法記念日」と「こどもの日」という2つの祝日に挟まれているため、「祝日法第3条第3項」により休日とされていたのである。
上記の2つを踏まえて、2005年に祝日法の改正が行われ、2007年以降4月29日を「昭和の日」として昭和天皇との関係を明確にし、さらにただの休日だった5月4日に国民の祝日としての明確な意義を持たせることになった[3]。
関連動画
関連静画
関連項目
脚注
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