みらくるドラクル単語

ミラクルドラクル
1.2万文字の記事
  • 9
  • 0pt
掲示板へ

みらくるドラクルとは、前田のえみによる漫画である。全31話。

概要

月刊コロコロコミック1994年3月号から1996年9月号まで連載。単行本は全5巻(現在絶版)。
前田が「ちびくろとでくろこ」にて藤子不二雄賞を1993年に受賞後、翌年に若干20歳にして獲得した2本の連載作品の一つである。(もう一つは小学一年生に連載した『星のカービィ』のコミカライズ版)

前田にとって、初の(そしてほぼ一の)オリジナル連載作品であり、コロコロデビュー作である。

おおまかなストーリーは、血を見ると変身するドラキュラ王子ドラクルと、吸血一族に伝わる秘宝「セントブラッド」を巡るバトルファンタジー漫画である。

同時期の連載作品が『やったね!ラモズくん』(樫本学ヴ)や『星のカービィ デデデでプププなものがたり』(ひかわ博一)、『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』(こしたてつひろ)といったギャグ漫画やホビー漫画が中心だった当時のコロコロコミック誌面としてはしいバトルファンタジー漫画だが、そもそも本作は、編集部から「ドラゴンボールのような作品がコロコロに欲しい」として前田に提示した作品であった。

そのためか、随所に鳥山明作品へのオマージュ的要素が散見される。
(例:変身すると理性くなる主人公=孫悟空パワーキング選手権=天下一武道会、同選手権決勝演の「トイレ」=悪魔便所アケミ修行場=亀仙人修行など)
なお、実際にドラゴンボールについては、当時3巻くらいまでしか持っておらず、模写こそしていたものの、キャラクターについては「結果的に似てきた」のであり、特に意識してモデルにしていたわけではない模様。

但し、前田note開されている投稿作品を見てもらえば分かるが、本来ファンタジックなギャグ(要は藤子不二雄路線)を得意としており、応募時に当時記載することとなっていた掲載希望雑誌も「小学館の学年誌」としていたのにも関わらず、急遽コロコロコミックでのデビューが決まったことと、自身の描きたい路線とは異なる作品を連載することは不本意であったという。本作のタイトル原作者の考案ではない。

作品人気自体は較的誌面の前列に掲載されていたことや、1995年3月号ではコロコロコミックの連載漫画ではしい人気投票も行われており(因みに作者人気投票があった事実をこの記事を見るまで忘れていたらしい)、単行本に専用のイラストコーナーが設けられていたり、重版がかかっていたことなどからも、決して低くなく、毎号の1ページ前後の特集記事もあったほどであり、pixivでも本作のイラスト投稿されているなど、現在熱狂的なファンがいるほどだが、当時の前田は、編集部内の悪い空気(漫画家偽不明な噂話がやたらと多いなど)や担当自身の問題行動(作品を放り出して失踪するなど)による混乱もあり、精的にかなりダメージを抱え、本作をとにかく終わらせたかったらしく、単行本の欄外の書き込みやオマケ漫画にもその苦悩がえる物となっている。
連載は2年半続いたが、終了については前田の強い希望があったとされる。

後年の告発漫画によると、同一出版社内で部署やデスクがそれほど離れている訳でもないのに、小一、コロコロの各担当者が2本同時連載であったことを知らなかった(=自分の雑誌のみで描いている作家だと思っていた)ほどであったという。このは本作にも出ており、本作は刊で基本的に1話31ページの作品であるが、カービィ制作が押した結果、第7話「決死の水中勝負!」は13ページの掲載となって展開が足になっている。そのため、この話の収録された号では、巻末に4ページほどの特集記事を載せており、キャラクター紹介名場面集埋めをしていた。この辺りのエピソードnote開されている『は描く、悦びをめて』に詳しい。

なお、本作にはアニメ化の構想もあったらしく、シンエイ動画によるパイロット版も試作されていたが、作品の終了によりとなった。このアニメ化企画は、編集者サイドではなく、シンエイ側から提示されたものだったという。現在原作者のnoteにて、その企画書の一部が閲覧可となっている。人気投票の発表があった1995年5月号には「協/みらくるドラクル研究所」とあり、コロコロ部署内で現在でいう本作専門の製作委員会的なものがあったことがえる。

本作の連載完結後、小学一年生、二年生、三年生での『ポケモンみらくるワールド』(学年誌におけるポケモン漫画の第一弾)を連載し、ディズニー企画などの幾つかの読み切りが流れた後、程くして前田漫画家の筆を折ることとなる。以後、20年以上漫画を描くことをやめ、には藤子不二雄賞のを捨てるように言ったり、書店の漫画コーナーに行くのもおっくうになるほど漫画を嫌悪する時期が続く。

この間にあった本作の展開としては、2007年11月25日に熱血!!コロコロ伝説大人コロコロ、後のコロコロアニキの基となった雑誌)のvol.9(1993年1994年作品を対)に本作の再録が行われた程度であり、前田漫画の新作は一切生まれていない。なお、この再録は作者許可で行われた上に、雑誌上での表記を「ミラルドラクル」と誤記していたこと、再掲載時に支払われるはずの原稿料が未払いであることなどから、2022年前田小学館著作権違反で提訴している。

後年、前田は本作について「編集からドラゴンボールパクりを強要されたこと」「それによって読者からよく思われていないのではないかと感じたこと」などがトラウマであり「辛い時期の連載だったこともあり、思い出すのも嫌な作品であった」と振り返っているが、近年本作のファンが未だ存在していることや、読者世代になり2世代で本作を読んでくれている読者がいることなどを、SNS時代になってから知り、現在では心が変化し、本作を幼少期に楽しんでもらえたことを誇りに思うようになり、noteや自身のホームページ上では新作漫画も発表している。

2021年12月電子書籍化が発表された。まずマンガ図書館Zでの配信後、順次各種サイトでの配信も開始され、2022年7月22日事全巻配信が達成された。続編の「もっと!みらくるドラクル・感謝祭」については、残り2話の書き下ろしが残っているため、最終話完成後に配信予定となっており、配信開始時期についてはパートナーとの共同Twitterアカウントにて追って報告するとのこと。

ストーリー

ドラキュラ王子ドラクルは、生まれてから9年間の修行を経て、王から盗まれた吸血一族の元気セントブラッドを探しに地球へ冒険の旅へと出た。

そこで、セントブラッドめる生物てふてふや、乱暴者のワイン3兄弟と出会い、世界パワーキング選手権に出場、兄弟子のオカルトと決勝戦で戦い、勝利を収める。

その直後、ドラキュラ復讐を誓う少年ポンチョを大苦戦の末に倒し、セントブラッドを取り戻して王に帰還。
束の間の平和の間にアケミ修行場でパワーアップを果たしたドラクルは、王を追放になった占いワイルダーとの決戦を経て新たなに出るのであった。

登場人物

ドラクル
この漫画主人公ドラキュラ王子だが、本人にその自覚は全くなく、9年間猫目の下でけんかの厳しい修行を課せられて「頭が回転していてもよい、体力ばか」に育てられてしまった。
装はボロボロTシャツ短パンで、終始この格好のまま冒険していた。
バナナが大好物で、バナナに入るとたとえ人助けが必要な場面でも気でバナナの方を取ってしまうほど。ちなみに、原作者はそこまでバナナが好きではく、むしろチョコレートアイスが好みだったそうな。
自分の血を見ると、が生えてや牙が鋭くなった暴な怪物へと変身し、数段上の強さを発揮するが、この状態では理性は全くくなるほか変身時の記憶は全くい。(猫目く心は赤ん坊同然の純野獣
背中に背負った十字架は王に伝わるもので、捨てようとしたてふてふを殴ったり、ピンチに陥ったドラクルを巨大化して救うなどしており、意志を持っている事がえたが、結局最後まで十字架の正体の伏線は回収されず、どういったものなのかは判明しなかった。
必殺技は強パンチお見舞いするドラルパンチと猫目義として授けたミラクルボイス、終盤では真空波もマスターした。連載期間中にただ一度だけ行われた人気投票での順位はダントツ1位
モデルはおそらく、ドラゴンボール孫悟空
てふてふ
本作のマスコット的存在の生物読みはそのまま「てふてふ」であり、その名前の通り蝶々のように腕を広げてを飛ぶことが出来る。
セントブラッドを飲んで不老不死となり、己の美貌(自称)を永久に保つことを的としている。
何かとトラブルに巻き込まれる体質な上に、ドラクルらから鉄拳制裁も受ける事が多い結構な不幸キャラデザインといろいろな架動物ミックスして作り上げたらしい。
作者く、自身のお気に入り度とは裏の本作の不人気キャラクターその1で、理由としては自分のことしか考えないトラブルメーカーだったことが災いしたのでは?と分析している。とはいえ人気投票では6位と猫目先生に次ぐ順位で健闘し、カオより上だった。
モデルはおそらくウーロン
グレープ
ワイン兄弟長男ドラクルに落ちると底なし沼になっている特殊な部屋で勝負を挑むが、あっさりと敗北した。その割に人気投票では9位とトップ10入りしている。
ミート
ワイン兄弟の次男。太ったたらこ唇のブ男。ドラクルに対して鉄板焼き鉄板になった部屋で勝負を挑み、意外と善戦するも、部屋の仕掛けを逆に利用され自分が料理されてしまった。
後にオマケ漫画では何故かオカルトとのカップリングが2度も描かれたが、最終巻のあとがき漫画で、男色については否定している。人気投票ではランキング圏外
ワイン
ワイン兄弟の三男。普段は気弱な少年だが、を飲むと三兄弟最強の男となり、ドラクルとも互に殴り合えるほどのパワーを発揮する。必殺技ワインパンチ。将来のお金持ち。嫌いなものは禁。好きな言葉はアルコールと、上のたちにされたのか妙におっさん臭いことになっている。人気投票ではオカルトに次ぐ4位を記録原作者は、いいキャラクターの割にワインをもう少し活躍させてやれなかったことが残念だった、と最終巻に記している。その甲斐あってか、2020年の新作では大活躍することとなる。
バオバブ
マウス国王の忠実な部下。標は世界平和、苦手なものは甘い物で好きな言葉は正義
な性格だが、顔に生えているの事は本人も気にしている様子。
パワーキング選手権では準決勝にまで残るほどの達人で、王一のの腕の持ちだが、オカルトには敵わず重傷を負わされ敗北した。
必殺技は気こうショットでどんな硬いものもつぼを突くことで破壊できるという。
しかし、本来の強さを発揮する前に出番が終了。ドラクルとの直接的な対戦もいままだった。
登場は1巻の第5話からといものの、密かに人気を後発のオカルトに取られた事を気にしていたらしいことが最終巻のあとがき漫画よりえる。但し、人気投票ではドラクルに次ぐ2位記録し、オカルト勝利している。本人は「第2位光栄です」とコメントしていた。
マウス
チキンエッグ国王で大持ち。帽子を被っている。
王としての威厳はく、終始忠実なバオバブに窘められる始末。
なお、コロコロ巻末の読者ページであるコロコロファンクラブにおける名物コーナーのスネカミコーナーにて「名前マウスネズミ)なのにの格好をしてるのはおかしいだろ」というツッコミが入っていたことがある。人気投票での順位は8位。何故か名義が「チキン=エッグ国王」と本名でランクインしていなかった。この人気投票ページ年齢が51歳と明かされている。
猫目
初代国王の時代よりドラキュラに仕える教育係。右が隠れている。ドラクルを9歳まで育て上げた武術師匠でもあり、育てのでもある。年齢ポンチョの一件を一部始終知っていた事から、少なくとも1000年以上は生きている。
シルバニア大王より下された、ドラクルを「頭の回転がよい、礼儀をわきまえた子に育てよ」という示をどう曲解したのか、ドラクルを最強の野生児に育て上げてしまった変人。
しかし、武術の師としての腕は確かで、ドラクルとオカルトを一人前の戦士へと育てているほか、自身の戦闘力も高く、バオバブトドメを刺そうとしたオカルトをあっさり押さえ込んでもいる。しかし、人気投票では子のドラクル、オカルトに負けて5位だった。
妻のアケミとはか前に離縁しており、現在の仲。
ニャーニャ
猫目の一つペット(?)。普段は猫目帽子に擬態している。千里眼を持っており的の相手の追跡などが可。なお、猫目帽子オカルトに一度られているが、ニャーニャ自身には特にかった模様。
オカルト
ドラクルの同門で兄弟子。レオナでもある。猫目の書き置きを誤解してセントブラッドを盗み出して地球に逃亡した本人。地球石像の導きのままにセントブラッドを渡したことで世界最強の身体を手に入れるが、その姿はサイカバの姿を想起させる非常に格好悪いものだった。但し、強さは本物であった。
ドラクルとの再会はパワーキング選手権で、当初は覆面選手の「ゾーナ」として出場し、会場に現れた猫目によってその正体をにされた。
パワーキング選手権後はドラクルとも和解ポンチョ戦、ワイルダー戦共にドラクルのサポートをする形で活躍する。
ドラキュラの王補として猫目に育てられていたらしく、おそらく王族に近い血筋か、上位の位に就いた者が父親だと考えられるが、母親メイドである事以外は明らかにならなかった。続編で父親についてったものの、シルバニア大王を明かしただけで、レオナ出産後に亡くなったことが判明した以外の詳細は伏せ字だった。
必殺技は前述の身体から繰り出すくしざしホーンミラクルボイス修行も行っていたようだが、結局会得することはわなかった模様。人気投票では当初悪役として登場したためか、3位とパワーキング勝利したバオバブ敗北。当人は「人気などいらぬ!」と強がっていた。但し、その下のミニコーナーでは2まいめベスト3でバオバブ勝利している(といってもこの二人しかランクインしていない)。
モデルはおそらくベジータ
レオナ
ドラキュラメイド母親似の美少女。セントブラッドくなったことで病気になってしまい、余命幾ばくもない身体になってしまった。
地球」を恐いところと教えられており、ドラクルなんかが行ってもすぐ殺されてしまうと警告していた。
ドラクルがセントブラッドを取り戻してからは健康な身体を取り戻し、ドラクルに対する情を包み隠さないようになる。(が、母親も心配するほどの過保護気味の情である)
ドラクルのことはすっかりバナナで飼いならしてしまっており、将来的にに敷くであろう事が容易に想像される。しかし、さすがにに自分の肖像入りTシャツプレゼントした際にはしく拒絶され、ドラクルも逃げ出してしまった。(ドラクルがバナナを拒否したり、何かから「怖い」と逃げ出したのはこの時が一である)
終盤では、ドラクルたちと共に動物の姿に変えられるが、チーターに変えられたことでコムギを最もく取りに行ける事から大活躍する。
なお、単行本4巻のオマケ漫画では、ドラクルと結ばれた場合、レオクルという息子ドラクルとの間に授かってオカルト伯父として遊んであげている、というオカルト未来予想図が描かれ「結構悪くない」と思われていた。 
オカルトレオナ
ドラキュラメイド。本名は続編漫画で26年越しに判明する。結構美人で本人くまだ若いらしいが、そこそこ大きな息子がいることからアケミ先生と同世代か少し下くらいと思われる。夫についてはレオナ出産後に死別したが正体は伏せ字だった為、未だ
レオナ病気だった頃は王に住み込みで働いていたが、レオナ健康を取り戻してからは自宅から通っている模様。
カオ
セントブラッドで永遠の若さを得るために世界パワーキング選手権に出場し、予選を通過した一の女性14歳らしいが、身長は9歳のドラクルより低く、チビッ子呼ばわりされると怒る。
覆面を取られたオカルト二枚目な容姿に一目惚れし、以後彼のファンになる。但し、オカルトは童女趣味ではないらしく、彼からは相手にされていない。
いくつかの超能力を扱えるようで、タフマンジャンケンの手を強制的に変えたり、ドラクルに催眠術をかけて大食い勝負を有利に運んだりといったものが見られた。
オマケ外伝漫画ではドラクル&レオナペアとのダブルデートではあったが念願のオカルトとのデートが描かれ、オチをミートに取られた事を前田抗議したりしていた。人気投票では7位とてふてふに敗れた。この結果に「え~~7位!!」とたいそう不満げにコメントしている。
シルバニア大王
ドラキュラ国王ドラクルの
猫目に預けたドラクルが野生児となって帰ってきたことにショックを受けるも、王子としての素質そのものには期待しているのか、自ら地球へ門番に化けてドラクルに上には上がある事を身体をって教え込んだりもした。
二度門番として立ちはだかった際には、息子に隠れて密かに修行していたらしく、姿がより大に変わったほか、技の威が大きく向上し、ドラクルに地球行きをあきらめさせるが、代わりにアケミ修行場を紹介している。
セントブラッドくなった事で一時危篤に陥るも、ドラクルによって救われた。
実は純な強さ自体はドラクルより上なのだが、普段は息子を溺するあまりドラクルに投げられたり、油断してワイルダーにパンダに変えられたりと、間抜けな面も立つ。
なお、彼の「シルバニア」という名前苗字だとすると、ドラクルの家族はとってもファンシーな『シルバニアファミリー』になってしまう。
初代ドラキュラ国王
1000年前のドラキュラを統治していた王。
ポンチョ1000年の呪いをかけるなど、魔力は優れていた模様。
ドラクルは彼の子孫にあたるらしく、容姿はシルバニア大王に酷似しているが、若いころのシルバニア大王=初代大王なのか、あるいは現在の王が何代ぐらいなのかは不明。
キッキ
シルバニア大王の使い。巨大なを持ったコウモリウサギを足したような姿をしている。地球からドラキュラへ帰還する通路を通して地球に現れ、ドラクルを王まで送り届けた。
アケミ
猫目の元妻で守銭奴ハムスター。えせ京都弁で話す。一人称は「あて」。43歳。
広大修行場兼農場を経営しており、ドラキュラの強者たちがよく修行に来るらしい。
強くなりたい一心で自身の下を訪れたドラクルにけついでに厳しい修行を課して大幅なパワーアップをさせた。
元夫の猫目との結婚生活は僅か半年ほどで破綻したらしく、別れた原因は自身の家庭内暴力遣いの荒さが原因らしい。ハムスターなのに付き合ってた頃はを被っていたとはこれ如何に。
モデル作者が連載当時飼っていたハムスター
作者によれば本作の不人気キャラクターその2で、自身が病んでいた頃の心そのままに描かれた事がえるとっており、どうしてこのようなキャラクターを生み出してしまったのか今となっては分からないという。また、猫目夫婦関係にあったことや猫目と900歳以上の年の差である年齢のことについてはすっかり忘れており、「ネズミ夫婦ではうまくいくはずがない」と突っ込んでいた。
また、単行本4巻の本作の女性キャラクターリストでは忘れ去られており、近年描かれたイラストでは前田にそのことを問い詰めていたほか、続編で再登場した際に相当根に持っていることがえた。
ツル
ポンチョが作り出したおとぎのへやに現れた
自分の容姿を自慢するナルシストドラクルに「てふてふに似てる」と言われる。(欄外では両者ともに似てないと言っていた)
ドラクルに鶴の恩返しよろしく助けてもらったお礼に極上のバナナ料理を御馳走するといて今度は合戦の如く臼やらをけしかけてドラクルに襲いかかった。
最終的にはだまし討ちをしようとして逆にパンチで倒された。
おとぎのへやのボス関西弁で話す。うちでのこづちを持っており、これを武器ドラクルを縮めて戦いを有利に進めるが、乱入したオカルトに邪魔された挙句、うちでのこづちてふてふに奪われて形勢逆転され敗北
おまけページでは「ファンレターをくれ」と嘆願していたが、実際に彼に対するファンレターがあったかどうかは定かではない。
ただのザコだが、作者の密かなお気に入りであり、2019年イラストの形でまさかの再筆となった。
タフマン
てふてふに住むいじめこ。 世界パワーキング選手権に出場し、カオと対戦した。人気投票では当然のように圏外
たった2話の登場で、適当に作られたキャラクター(作者談)だが、作品完結から20年以上の時を経てネット開された新作漫画でまさかの復活
彼女フリル弁当を作ってもらったことをてふてふに自慢していた。は店舗経営らしい。
田中ケロリン
世界パワーキング選手権に出場したカッパ
ドラクルとはプール対決で戦う。カッパ特性を活かして有利に勝負を進めるが、仕返しのつもりで水中をしたことが災いして逆転されてしまった。本作の登場人物ではしく苗字名前の両方がある人物である。人気投票では圏外。このページで44歳と結構なおっさんであったことが判明する。
兵衛
世界パワーキング選手権に出場した恐い顔の選手。メイクではなく、これが素顔らしい。
バオバブと綱引き対決をし、自慢の怪力で有利かと思われたが、あっさり彼方に飛ばされ敗北。即退場した割に人気投票では名は体を表すということか、10位に入り、小さいながらもカラーで再筆された顔が映っている。
怪盗モゲモゲ
ドラキュラ荒らしまわる泥棒人形のプリティちゃんを溺愛している。
レオナが作ったドラクルの衣装を強奪し、てふてふの協もありアジトに持ち帰ることに成功するが、ポンチョ戦でさらに強くなったドラクルの敵ではなくパンチ一発KOされてしまった。
本作での出番はたった1話だけだが、後に1998年の「小学館スペシャル・ピカQパズルランド:新年おめでとう号」に掲載された作者最後の小学館読み切り作品である『ボン』にパラレルワールド的設定ではあるが、本作と同じ名前、容姿、設定で再登場を果たしている。
名前モデルUMAモケーレムベンベ。容姿は雪男ヒバゴンビッグフットなどの組み合わせで、自身の超常現象好きが生み出したキャラクターであるとのこと。
ポンチョ
ドラキュラを憎む少年ホットヌードルピエロのような顔をしている。セントブラッド編のラスボス。元は気の弱いいじめられっ子の少年であったが、セントブラッドの存在を知り、ドラキュラに侵入、そこでセントブラッドを口にして不老不死となったが、初代ドラキュラ国王によって石像の姿に変えられていた。 
その後、1000年の時を地球石像のまま過ごし、石像呪いが解けた1000年後に初代大王の子孫ドラクルを殺する事を的にドラクルに挑戦してきた。
その強さはドラクル以上で、どんな攻撃を受けても不老不死の身体を武器に立ち上がってきた。
戦いの終盤ではミラクルボイスコピーしてみせるなど高い学習も見せている。
変身後のドラクルには為す術もく敗れたものの、戦闘中ドラクルに噛まれた事でドラキュラ化し、ドラクルによってセントブラッドを飲まされて生きながらえ、全ての記憶を失って純少年に戻った。
実質本作最強の敵モデルはおそらくフリーザ。 
ワイルダー
本作のラスボス。かつてドラキュラに雇われていた占い師だったが、まるで当たらない上に、ドラクルが将来王を滅ぼすという予言をしたことで王を追放される。
その後、魔力を増して王要な兵士や王、ドラクルチーム動物の姿に変えると、ドラキュラを征することに成功した。
しかし、最後には変身したドラクルのパワーには敵わず粉砕される。
前田のえみ
本作の創造猫目先生シルバニア大王なんかよりずっと偉い御方。
本編への登場は第18話「オカルト、再び!!」の扉絵パジャマ姿で寝転がりながらお茶羊羹を食べて休憩している時のみ。台詞に握られたドラクルの「こらーっ、作者! はやくなんとかろー!!」というの叫びに対する「うるさいなー あたしゃ、今休憩中だよ。」という返答だけだった。
4巻のオマケショートショートではドラクルと共にしており、2018年にはインターネット上にてこの話の続編が22年ぶりに描かれた。
単行本折り返し部分などでの自画像は、ドラクル連載当時は動物着ぐるみを着た姿で、髪形ショートヘア糸目
近年の自伝漫画では、マウス国王よろしく帽子を被った姿で登場することが多い。ははっきり描かれ、糸目ではなくなった。
現在パートナーと共にイラストレーターとしても活動している。

用語

  • 吸血一族
    ドラキュラに住む人々の総称。単にドラキュラ吸血鬼とも呼ばれる。ややったと発達したが特徴。
    吸血とは言うものの、人間の血を吸うわけではなく、セントブラッドを飲んで生活している。
    この種族に噛みつかれると、その者は吸血鬼になってしまう。
    ドラクルはこれらの特徴に加えて、自分の血を見ると狂暴な野獣変身するを持つが、この変身が吸血一族全員に共通するものなのか、王族などの限られた者だけの体質なのかは不明。

関連動画

みらくるドラクルに関するニコニコ動画動画紹介したいのでか作ってください。

関連静画

みらくるドラクルに関するニコニコ静画イラストマンガ紹介したいのでか描いてください。

関連商品

関連コミュニティ・チャンネル

みらくるドラクルに関するニコニコミュニティもしくはニコニコチャンネル紹介してください。(特にない場合はこの部分を削除してください)

関連リンク

関連項目

【スポンサーリンク】

  • 9
  • 0pt
記事編集 編集履歴を閲覧

この記事の掲示板に最近描かれたお絵カキコ

お絵カキコがありません

この記事の掲示板に最近投稿されたピコカキコ

ピコカキコがありません

みらくるドラクル

13 ななしのよっしん
2022/06/28(火) 18:57:55 ID: TuWH0rN2we
チョコボのふしぎものがたりとところどころ設定が被るがまあよくあるコンビ
馬鹿だけど優しいとがめついが情に厚いやつ。
になるのは仕方ないか。
👍
高評価
0
👎
低評価
0
14 3543
2022/07/24(日) 04:42:21 ID: E5yOL5cdiv
寧ろドラゴンボールより先に読んでた作品で、子供頃凄い面かったし、DB見た後も全然そう思ってなかったが、こういう事情があったとはなぁ。

というか説明が詳しい&懐かしい!
👍
高評価
0
👎
低評価
0
15 ななしのよっしん
2022/09/07(水) 10:13:51 ID: 1jdHR7XLS2
懐かしいな。昔読んでた。
👍
高評価
0
👎
低評価
0
16 ななしのよっしん
2023/03/08(水) 22:39:48 ID: rfNvWzriAD
この作者が描いていた学年誌のポケモン漫画
連載途中で作画担当(というか作者そのもの?)が代わったような覚えがある
ポケスペとは関係)
事中にある漫画家引退した時期がちょうどこの頃だったのだろうか
👍
高評価
0
👎
低評価
0
17 ななしのよっしん
2023/05/11(木) 02:42:35 ID: E+xmZfcsuZ
ドラゴンボールをパクれと言われてバレたらどうしようとヒヤヒヤしながら連載してて物凄いストレスだったらしいけど言われてみないと気付かないレベルだったと思う

でも当時の小学館がそういう示してたのは妙に納得してしまった、BINGOとかスラムダンクを露にパクってた位だしなあ・・
同じバスケ漫画でもアイルの方はスラムダンクをパクるのではなく、主人公ライバルライバルであると同時に最高の相棒同士で友、主人公バスケ初心者ではなくかなりの経験者
ヒロインライバルではなく主人公に惚れているのでいざこざがない、ライバルライバルで女にモテる、強校との練習試合は善戦するも初戦は負けからのスタートで再戦でベストメンバーで戦うのとは逆に強校に最初の練習試合では勝つも最後は負けて終わる、とに見えて逆の設定だったからビンゴ逆設定でやれば良かったのではと今では思う・・・
👍
高評価
0
👎
低評価
0
18 レオナちゃんかわいいよね
2023/07/20(木) 21:26:42 ID: qlbHBYMzqi
最近になって読んだ者だけど、露ドラゴンボール(+コミックガンガンの各種作品)だなとは思ったよ。ラディッツ撃破をまんまなぞったアウトシーンまであるし
でもそれ以上に露な『コロッケ!』を先に読んだうえ、そもそもコロコロパクリ常習犯だった(>>17スラダンだけでなくMMR金田一も後追いしてたし、あのデュエマも元はと言えば遊戯王の後追い)ので、嫌悪感は感じなかった

ちょうど別件でドラえもんズの調のために国会図書館コロコロ調べに行ったら、たまたまこの漫画知って「え、こんな面いのに何で埋もれてるの!?」ってどハマりして、ネット調べたら色々とショックだったわ…
名作ポテンシャルは十分あったと思うし、何かの間違いでサイファーと一緒にアニメ化してくれないかなぁ
👍
高評価
1
👎
低評価
1
19 ななしのよっしん
2023/08/23(水) 14:20:08 ID: +sDb52wjCo
DBが連載終了したり、F先生休載しがちになった後で亡くなったりと結構動の時期の連載だった
自分は途中でコロコロ読まない年齢になってしまったから、鉄板焼きの回だけが印に残ってる
今度電子書籍版買ってみようと思う
👍
高評価
0
👎
低評価
0
20 ななしのよっしん
2023/08/30(水) 04:09:25 ID: +sDb52wjCo
買おうと思ったんだけど、Apple公式のストアにはまだ置いてないようだ
Appleって長年「ゲーム分野が弱点」って摘されるけど電子書籍もだよな、品えは悪いしセールも掛けないし…
👍
高評価
0
👎
低評価
0
21 ななしのよっしん
2024/02/07(水) 15:20:45 ID: E+xmZfcsuZ
もっとみらくるドラクルでバオバブオカルト修行では互の戦いしてたけど、まあバオバブあまり活躍に恵まれなかったけど普通に考えたらそれくらい強いよなあとw

真剣勝負がガチ物を使った勝負だったので一で致命傷を負って勝負決まっちゃったけど、徒手拳での試合が見たかったなあ、接戦になってそうだし。

バオバブはそれ以外にも甘いものが苦手で臭いを嗅いだだけで嘔吐する弱点のせいで何もせずに負けたり、吸血鬼ドラクル以外太刀打ちできないポンチョ相手だったりと相手がまあ悪すぎる・・・
👍
高評価
0
👎
低評価
0
22 ななしのよっしん
2024/03/19(火) 09:03:13 ID: pVORaqa3Uk
カイマコトコロコロに連載してれば編集がバレないパクり方を教えてくれてたかもしれないのに
👍
高評価
0
👎
低評価
0