「めろう」とは、ニューラルネットワークを用いた歌声シンセサイザーソフト「NEUTRINO」の歌声ライブラリである。ラテンアルファベット表記は「Merrow」。
概要
2020年12月24日に、NEUTRINOがVersion.0.420に更新される際に、α版として同時に提供された歌声ライブラリ。「東北きりたん」「謡子」「JSUT」「東北イタコ」に次ぐ、5番目にリリースされたNEUTRINOライブラリとなった。
ちょうどクリスマスイブであったため、ユーザーに対するクリスマスプレゼント的な扱いであったようだ。
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特徴
特徴としては、癖が少なくすっきりとした、優しい透明感のある歌声。「NEUTRINO」の制作者である「SHACHI」氏曰く、「癖が少なく柔らかいストレートな歌い方」「キャラ感薄目・その辺にいそうな感じ」というコンセプトで制作した音源であるという。
SHACHI氏のおすすめとしては、「メインボーカルとして使う場合は軽く流して歌うような曲調が合うかと思います」「リードボーカル・仮歌用途としても良いかと思います」とのこと。
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なお歌声の提供者については、2021年1月16日現在時点において公開されていないようだ。
ライセンス
めろうのライセンス(使用許諾条件)文面はテキストファイルとしてライブラリ内に同梱されている。
「商用・非商用問わずご利用いただけます。」「使用報告は任意です。」といった記述もあり、かなり自由度が高いライセンスと言えるだろう。
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ただし、禁止事項も定めてあるため、使用する前にはその禁止事項も含めてライセンスをしっかり確認しよう。
キャラクター
ライブラリ公開時には設定されていなかったが、3月30日にイメージイラストが公開された。
イラストおよびキャラクターデザインは珠樹が担当している。
ライブラリ名「めろう」の語源である海の妖精、人魚のモチーフを随所に取り入れつつ、声のイメージ通り、癖が無く落ち着いて儚げな感じ、浮遊感・透明感のあるデザインとなっている。ただしキャラクター自体は人魚でも妖精でもなく「そこら辺にいそうな普通の女の子」である。
想定年齢は20歳程度、身長は150cm前半、右目下のほくろがチャームポイントである。
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関連動画
関連リンク
- NEUTRINO初のオリジナル音源リリース 「そこらへんにいそう」がコンセプトらしい | くろ州の歌声合成備忘録 - α版を使用したユーザー(「関連動画」にある動画「ふゆびより(ゆるキャン△ED)」カバー」の制作者)による、特徴等の簡単なレビュー記事
関連項目
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