曖昧さ回避
"もっとも"には2通りの漢字の表記がある。
- 最も
- 「尤(もっと)も」
「最も」と「尤(もっと)も」とは同語源とされているが、現代では「最も」と「尤も」では意味合いや使い方がまったく違う。しかし、「もっとも」を漢字変換しようとすると「最も」が最も順位が高くなるため、「尤も」を「最も」に誤変換した文章が散見される。もっとも、「尤も」の使用頻度が「最も」より低いため、分野にもよるがその誤変換の確率は確立には遠く及ばない。異論は認める。
「最も」
「最も」とは、それ以上のものがないことを表すための副詞である。強調したり、特筆性を示したりするためにも多用される。
「最も」の関連項目
「尤も」
「妥当であること」を中心に以下のような意味を持つ。
名詞・形容動詞として
「もっともである」「ごもっとも(相づち)」など、正しいと認めたことを表明するために用いられる。
この用法では漢字で書く人よりひらがなで書く人が多いように思える。異論は認める。
接続詞として
前の内容の、例外あるいは一部相反する内容を補足するときに用いる。しかし、「しかし」などの逆接の接続詞よりも、前の内容も肯定する意味合いが強い。
この用法ではひらがなで書く人が圧倒的に多いようである。異論は認める。
副詞として
古文での用法が載っているものもあるようだが、現代では用いられない。
結論
ものを書くときは漢字を正しく使い分けましょう。どっちを使うべきか分からないなら、ひらがなで書く方が無難です。
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