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もょもととは、ゲームソフト『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』(FC版)での”有名な復活の呪文(パスワード)”を使用した際に同作品のプレイヤーキャラクター"ローレシアの王子"に付いている名前である。そこから転じて、この”ローレシアの王子”自体を指す場合もある。
大半の人は”もよもと”と発音するが、忠実に発音しようとすると”みょもと”になる。この掲示板の>>2のように忠実に流暢に発音する人も稀にいる。
概要
この名前を出すための復活の呪文自体については下記「パスワード&関連動画」の節を参照。
語呂合わせで覚えられる、(パスワード解析等が一般的では無くネットでの情報普及も無かった当時としては)珍しいパスワードである。
が、それ以上にこのパスワードを使ってスタートした際の主人公「もょもと」が異彩を放っており、そのために当時このパスワードを重宝した小学生も少なくないと言われている。
- 名前が「もょもと」
- Lv48スタート、Lv49まで残り半分程度
- ストーリーはローレシア城を旅立った直後の段階(要するにスタート地点)、サマルトリア王との最初の会話は既に済ませてある。
- ルプガナのグレムリンを倒している(但し、船は取っていない)
- セーブはサマルトリア城
- アイテムは何も所持せず
- 27671ゴールド所持
- 太陽・水・命の紋章を所持
と言う状態で始まる。
ストーリー上のキーアイテムである5種類の紋章を既に3つ入手しているが、これは本来ならばサマルトリアの王子を仲間にする前に行ける地域には1つも存在しないアイテムのため、絶対にあり得ない状態である。
このパスワードを利用した人の99%はLv48を目当てにしていた事だろう。
このゲームはLv35~高くてもLv40あれば最終ボスを倒す事が出来るため、48もあると道中の雑魚はもとより中ボスですらも一ひねりに出来るほど強い。加えて大金を持っているため序盤のうちは金に困る事が全く無く、非常に楽に進める事が出来る。
ここまでくるとゲームバランスもクソもあったものではないのだが、FCのDQ2と言うゲーム自体が、後のシリーズまで含めても最難関と言われるダンジョン「ロンダルキアへの洞窟」を抱えている事、やたら長いパスワードで最初からやり直させられるプレイヤーが後を絶たなかった事などから正攻法でのクリアを諦める者が少なくなく、需要は高かった。
ちなみにこのパスワードでスタートし、主人公(ローレシアの王子)のパワーに頼りきりでゲームを進めると、他の2人がまともに育たないまま最終ダンジョンに到達できてしまう。いくら初期状態が強くてもローレシアの王子の限界レベルはLv50なのでそれ以上は強くならず、DQ2は物理と魔法のバランスの重要性を自ずと実感させるゲームバランスになっているので、呪文が使えないローレシア王子が仲間の助力なしで切り抜けるのは至難の技である。
このパスワードの成分は概ねドラクエ制作関連の人物名と「ぺ」で作られている。
ゆうてい | 堀井雄二 | シナリオ担当 | 週刊少年ジャンプ内のゲーム紹介 コーナー「ファミコン神拳」で 使用していたペンネーム 「ゆう帝」「みや王」「キム皇」から。 なおこの3人はDQ1にも名前が登場 |
みやおう | 宮岡寛 | 本作を手がけたメンバーの一人 | |
きむこう | きむらはじめ | ドラクエ制作とは関係ないという噂。 | |
ほりいゆうじ | 堀井雄二 | パスワード中に2回目の登場 | |
とりやまあきら | 鳥山明 | キャラクターデザイン担当 |
すぎやまこういちの名前が無いので、このパスワードは不完全と主張する者も居るとか居ないとか…。
なお、ドラクエ制作者の名前が出てくることから、このパスワードが「制作者らによる特別な裏技だろう」とか、「パスワード生成ルールを知らない限りこのパスワードを作り出すことはできないだろうから制作者がリークしたものだろう」という意見は当時から根強かった。
しかし、このパスワードで上記のような「名前がもょもと」「セーブ地点はサマルトリア」「所持紋章は太陽・水・命」……などの状態が導かれるのは、完全に他のパスワードと同じ判定基準に沿っており「このパスワードに限って特殊な処理をしている」ということはない。
また、ドラゴンクエスト2のパスワード生成ルールは個人で解析できるレベルのものであり、よってこのパスワードは制作者でなくとも作り出すことができるものである。
パスワード&関連動画
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関連項目
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