「~もん(だもん)」とは、「~から(だから)」にあたる女性語、「~もの(だもの)」をさらに砕いた言い回しである。
以下、「~だから。」の砕けた女性語「~もん」及びそれを合いの手として用いた「もん!」について解説する。
概要だもん!
女性語としての「もん」
主に、女性語としての使用が多いと言われているらしい語である。
男性が使うこともあるが、「だって○○なんだもん」といった幼児が使うケースである。
例: 「書きたいから。」 ⇒ 「書きたいもの。」 ⇒ 「書きたいもん。」
「概要だから。」 ⇒ 「概要だもの。」 ⇒ 「概要だもん。」
また、以下のような成人が使うケースもあるがごく稀である(こっちの場合は報道を「嘘乙」扱いされてすねちゃったという事情もあるが)。
少なくとも、女性や幼児などかわいい存在が使って意味のあるものであり、男性が使ってもあまり喜ばれる語ではない(かと思われる)。
ニコニコ動画での「もん」
ニコニコ動画では、配信されているアニメのオープニングの最後で「もん!」弾幕が発生することがある。
この流れは、アニメ「絶対防衛レヴィアタン」で生まれたもので、その後「ダイナモ感覚」や「オバマが到来」などと同じ様に、他のアニメに持ち出されていったという経緯がある。
「もん!」の元ネタの元ネタ
そもそも、「もん!」の元ネタは、2006年10月期アニメ「人造昆虫カブトボーグ V×V」のエンディング「VICTORY ROAD」の最後の「うん!」弾幕である。この曲の最後には「うん」と聞こえる掛け声が入っており、視聴者の耳に付いたことで「うん!」という弾幕ができた。
しかし、歌っているグループが同じで曲調もなんとなく似ているオープニング「Beetle Power!」の最後に誤って「うん!」と書き込まれてしまう事があった。が、これを視聴者は面白がり、それに対する突っ込みコメント(「うん!はえーよ」)と共にテンプレとして定着してしまったのである。
そしてこのオープニングの終わりに「うん!」を書き込む流れは他アニメに持ち出されていき、例えば「カードファイトヴァンガード」や「獣旋バトルモンスーノ」で定着していった。(ただし突っ込みはそのままでは使えないため「うん!は間違っている」という内容のものに変化した。)
「うん!」から「もん!」へ
そんな中、レヴィアタンのサブタイトルが「~もん!」となっている事に着目した視聴者によって「うん!」をもじった「もん!」コメントが生まれ、3話で定着した。
その後はタイトルに「モン」が入っているモンスーノに持ち出され、こちらでも(それまでの「うん!」弾幕を置き換える形で)定着。さらに次期アニメの「ファンタジスタドール」のOP「今よ!ファンタジスタドール」では『それでも許しあえる トモダチだもん』というフレーズで弾幕ができ、「もん!」弾幕の知名度は更に上がっていった。
絶対防衛レヴィアタン | 2013年04月16日投稿の第2話でも書かれていたが定着せず。 04月23日投稿 第3話の2013年4月26日辺りから定着する。 |
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獣旋バトル モンスーノ | 2013年04月24日投稿 第30話の2013年4月26日に定着 |
レヴィアタン以前の「もん!」
現在、ニコニコで確認されている一番古いものは、「Yes!プリキュア5」のキャラクターソング「もん!太陽ドリーム」に書き込まれている。当曲の発売日は2007年8月10日であるが、該当動画は2009年11月1日投稿で、コメントも11月1日書込みである。
関連動画だもん!
関連コミュニティだもん!
元凶カブトボーグは配信元「フルアニMAX」チャンネルの閉鎖の為削除され、ニコニコ動画で視聴することはできない。
関連項目だもん!
- 「ダイナモ感覚!ダイナモ感覚!YO!YO!YO!YEAH!!!」
- 「オバマが到☆来」
- パンツじゃないから恥ずかしくないもん!
- ひとりでできるもん!
- マリア兵器だもん!
- パンツ脱げるもん!
- 仲間だもんげ!
- だいもん!!
- もん
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