やっていない行為とは、ある人物、キャラクターがやってはいないのにやったと思われている行為である。
要は言っていない台詞の二番煎じである。なおかつ向こうと被る内容も多い。
概要
なんらかの理由で、その人物・キャラクターがやっていないのに実際にやったことだと思われている行為がある。
ただ、知られていないだけで実際には誰も見ていない、記録に残らなかったけどやっていたという可能性もある。歴史研究はわりとすぐに覆ったりするので、やっていないと考えられたことも実は実際に行われていた、ということもあり得る。例えば、白起の長平の戦い後の捕虜生き埋めは、実際に大量の人骨が出土したことで、被害者数の正確性はともかく、行われていたことが発覚した。
なぜやっていない行為が生まれるのか
後世の創作が広まった
歴史上の人物が、こんなに有能だったんだよ!もしくはこんなに残虐だったんだよ!ということを著すエピソードとして、後世の人が作った作り話が広まってしまった、など。
古い通説
歴史の研究は前述の通り割とすぐに覆る。このため、堂々と数年前までは教科書にも載っていたことが、実はやっていなかったと発覚した後も人々によって記憶されそう語られる、といった場合がある。
似た人物・キャラクターの行為と混同された
顔や見た目、印象が似たキャラクターが行ったことが混同され、やったと誤解されてしまったような場合もある。
その他、単純な誤解、コラ画像が広まった、ねつ造された、二次創作、都市伝説など。
その他にも様々な誤解によってやっていない行為は生まれる。
やっていない行為の一覧
歴史上の人物編
前述の通り、歴史研究は割とすぐに覆るので後々の研究結果によっては実はやっていたと発覚する可能性はある。
また、神話や宗教のエピソードでの奇跡や超常現象、陰謀論に属するもの、裁判で事実を争っているもの、歴史認識の違いによるものなどは除外する。
人物・団体等 | やっていない行為 | 解説 |
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アラブ人 | アラビア数字を開発 | インドが発祥。アラビア半島を通じてヨーロッパに伝わったためこう呼ばれる。 |
上杉謙信 | 敵に塩を送る | 塩を止められた武田信玄に塩を送ったとされるエピソード。敵対している勢力でありながら窮地には助けるという「義」を掲げた謙信らしいエピソードだが、後世の創作のようだ。 |
武田信玄との一騎打ち | 川中島の合戦でのエピソード。大将同士の一騎打ちはロマンがあるが、後世の創作のようだ。 | |
織田信長 | 火縄銃三段撃ち | 少し前の教科書には必ず載っていたエピソードであるが、どうもやっていないらしい。出典は『信長紀』であるが、これは江戸時代初期に書かれたもので、史料としての価値は低い。 |
秀吉のことを猿と呼ぶ | ハゲネズミとは呼んでいる。また、前田利家のことを犬とは呼んでいる。 | |
髑髏杯 | 『信長公記』では頭蓋骨を薄濃(はくだみ。漆を塗って金粉をまぶす行為)をしたとの記述があるが、髑髏杯は作っていない。 | |
ユリウス・カエサル | シーザーサラダの名付け親になった | シーザーサラダの名前はユリウス・カエサルの好物という点から由来になったのではなく、元々メキシコのレストラン「シーザーズ・プレイス」の名物料理で、「シーザー」もカエサルでは無く同レストランのオーナーである「シーザー・カルディーニ」から取った物。名前に「シーザー」と付いている事から、カエサルと混同してしまったと思われる。 |
北添佶摩 | 池田屋事件階段落ち | 実際は自刃。子母澤寛の『新選組始末記』におけるフィクションが、蒲田行進曲などで広まったものと思われる。 |
クレオパトラ7世 | アロエを美容に使った | 古代エジプトにあったアロエはキダチアロエで現代の物とは別物。現代に美容業界でそういう宣伝文句を使った人がいるため広まった誤解。 |
クリストファー・コロンブス | 卵を垂直に立てた | 「コロンブスの卵」として有名なエピソードだが、歴史作家による創作。 |
徳川家康 | 武田信玄軍の追手から逃げる際に脱糞した | 最新の研究では、いずれも後世の創作と言われている。 |
上記に関して、しかみ顔の肖像画を描かせた | ||
徳川光圀(水戸黄門) | 諸国漫遊して世直し | 当時の光圀は大日本史編纂事業などに忙しかった。 |
豊臣秀吉 | 信長の草履を懐(背中)で温めた | 『絵本太閤記』の創作か。 |
蜂須賀小六と矢作川の橋で出会った | 当時の矢作川には橋が架かっていなかったことがわかっている。 | |
ナポレオン1世 | 白馬に乗ってアルプス越え | 実際にはロバに乗っていたらしい。 |
スフィンクスの鼻を破壊 | 大砲あるいは鉄砲で破壊したとのエピソードが語られるが、実際はナポレオンのエジプト遠征以前から削られていた。 | |
日本の漁業者 | 1934年~1940年の間に31337頭のクジラを捕獲 | ダライアスバーストの作中BGM「Hello 31337」の曲名の数字の由来とされるが、もちろんデマである。 |
ネロ帝 | ローマを火の海にした | 「Nero Burning Rom」の名前の由来でもあるが、キリスト教徒を弾圧したために後世になって嫌われた結果言われるようになったデマ。 |
上記の火事の最中に歌っていた | ||
平賀源内 | 土用の丑の日にウナギを食べる習慣を発案した | 著書『里のをだまき評』には「深川の地は陽気がよく、牡蠣・蛤・鰻が捕れる」という記述しかない。 |
エレキテルを発明 | オランダで発明された。源内は故障したエレキテルを修理して再び動作するようにしただけである。 | |
フランス政府 | ギヨタンをギロチンで処刑 | 「ギロチンの発明者はギロチンで処刑された」と言われているが誤り。ファラリスの雄牛のエピソードとの混同と思われる。 |
松永久秀 | 主家乗っ取り | いわゆる「三悪」と呼ばれた行為。しかし、どの行為も久秀が主体となってやったことではない。 |
将軍暗殺 | ||
東大寺炎上 | ||
平蜘蛛の釜の中に火薬を詰め込んで爆死 | 彼がボンバーマンと呼ばれる原因となった行為だが、流布したのは昭和以降。 | |
ジョージ・ワシントン | 桜の木を切ったことを告白する | 後世の伝記作家の創作と言われている。 |
老婆 | ネコババの由来になった | ネコババは漢字で書くと「猫糞」。この言葉は猫が糞をして砂で隠す様子に由来しているのだが、言葉自体が老婆を彷彿させる様な響きになっている事から、由来に老婆が関わっていると誤解する人が多い。 |
現代の人物編
人物・団体等 | やっていない行為 | 解説 |
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アメリカ人 | カリフォルニアロールの発明 | メニューなどの決定的な証拠は無いけれど、日本人シェフの誰かがアメリカで発明した。初期の頃は、アボカドを使うことと裏巻きにすること以外は定まっていなかった様子。 |
AEDで救助された女性 | 救助した男性をセクハラで訴えた | 2017年12月にTwitterで投稿されたデマツイートが原因。詳細はこちらのインターネットニュース記事を参照。 |
大友克洋 | K9999をパクリキャラとして訴えた | 「K9999がKOFシリーズに出演出来なくなったのは『AKIRA』の島鉄男にそっくりだったため原作者から訴えられたから」という推測がなされていたが、実際は別の問題が原因。 |
小倉智昭 | 『とくダネ!』の生放送中にカツラを落とした | 同番組の2002年に放送された回の映像に加工を行った悪質な合成映像であり、それがインターネット上に流されたのが広まった。なお、予てよりカツラ疑惑があり、映像自体もそれを受けて悪ふざけで作られたものだと思われるが、小倉がカツラを着用していること自体は本人が週刊誌の対談記事で認めている。 |
オダギリジョー | 『仮面ライダークウガ』出演を黒歴史にした | ヒーロー・特撮嫌いを公言していることや、簡易プロフィールに『クウガ』がない事、再出演が無い事などからそう言われがち。実際は公式サイトにタイトルが載っており、当時のスタッフとも交友を続けている。 |
金子真人ホールディングス サンデーレーシング |
『ウマ娘』において所有馬を勝手に擬人化されたことに激怒し、作品への登場を拒否させた | 所謂「没ウマ娘」が、最初のPVや原案イラストのみ存在するがアニメを始めとするメディアミックスには登場できなかったのは元の馬主に許可を取らずに擬人化したから、と言われることがあるが、それは間違い。そもそも没ウマ娘がディープインパクト,キングカメハメハ,ブエナビスタ,オルフェーヴルなのかどうかはファンによる推察に過ぎない上、実際に登場したマルゼンスキーの勝負服はサンデーレーシング(特にジェンティルドンナ)とよく間違われるのにデザイン変更されていない。またウマ娘のアニメ第3期においてドゥラメンテが実名でウマ娘化して登場しており、またオルフェーヴルやジェンティルドンナはゴールドシップの台詞として登場したため、上記が真だとしても金子氏はともかくサンデーレーシングに関しては現在の状況は変わっていると言えるだろう。 |
金子真人 | 所謂「ダービースタリオン・ギャロップレーサー裁判」に原告団の一人として参加した | 上記に関連した話題として「金子氏は過去にダービースタリオン・ギャロップレーサー裁判に参加していて、請求を棄却された過去を根に持っており、競馬を題材にしたコンテンツ類を憎んでいる」という言説があるが、同裁判の原告および控訴人一覧には金子氏の名前は無く、また同裁判の対象となったソフトの発売日は1996年9月~1999年3月発売のものであり、さらに言うとゲームに登場するようなレベルの活躍馬が出たのは1999年9月のブラックタキシードからのため、時系列的に考えてもありえないと言っていいだろう。 |
『仮面ライダーシリーズ』の制作スタッフ | 『クウガ』は第2話の教会が燃えるシーンで予算の半分を使い切った | TV番組でオダギリジョーが「教会燃やしたらロケ弁のグレードが落ちた」と(ジョークで)言った事が拡大解釈された。実際は第1話の遺跡のセットの方が予算がかかっているとか。 |
『アギト』のギルスは水落ちし過ぎでスーツが腐ってしまった | 本編で何度か水辺で戦っていた事、『ディケイド』で強化形態のみが出た事から広まった。スーツが使用不可能になったのは特殊塗料の影響。 | |
『オーズ』は石ノ森章太郎の童話を元に考えた | 『ちいたかわしわしごりらんらん』を元に考えたという話。実際には偶然。 | |
『ウィザード』の仁藤攻介役の永瀬匡はマヨネーズが苦手で撮影ではカスタードを使っている | 劇中でのマヨラー設定、23話出たケーキに乗っていたのは撮影ではカスタード、などから連想されたと思われる。基本的には本当にマヨネーズをかけており、永瀬は寧ろカスタード等の甘い物が苦手。 | |
平成二期に数字モチーフを隠している | 『W』の2を始めとして毎年増えていく数字がモチーフとして隠されているというこじつけ。『フォーゼ』の時点で「40(周年)」という数字の処理の為仕方なく4を連想されるものになっただけであり、年を重ねるごとにこじつけも苦しくなっている。「平成ライダー数字説」の記事も参照。 | |
カンニング竹山 (竹山隆範) |
亡くなった相方の家に給料を送るためにコンビ名のまま活動している | ネット上で「いい話」として広まっているデマ。竹山本人が「こんなやり方をしたら脱税で俺は捕まります。 」と強く否定している(実際に脱税疑惑をかけられたこともある)。 |
北川景子 | 『セーラームーン(実写)』出演を黒歴史にした | 放送中に事務所を移籍した為大人の事情。近年も共演者とは各人の誕生日などに集まっている。 |
『クレヨンしんちゃん』の制作スタッフ | 「ケツだけ星人」を自粛した | 「教育上良くないので」「児童虐待の苦情を受けて」と言う理由で規制されたとされているがデマであり、回数こそ少ないが現行で当該シーンは登場する。 |
「ぐりぐり」を自粛した | ||
「げんこつ」を自粛した | ||
しんのすけが母親を「みさえ」呼ばわりしていたのを「かあちゃん」に変更した | しんのすけが父親であるひろしの口の動きを真似する際に「みさえ」呼ばわりしたことはあるが、それ以前から普段は「かあちゃん」呼びである。 | |
ぶりぶりざえもんを16年間登場させなかった | 初代声優である塩沢兼人が亡くなった後、後任が決まるまで登場させなかった、とされているが、実際は声こそないが姿だけは現れている。 | |
小松未可子 | 小松未歩に名前を似せるために小松姓を名乗った | 小松自体が(結婚前の)本名。そもそも未可子氏が好きな歌手は小松未歩ではなく倉木麻衣である。 |
サカタのタネ | アンデス共同体からメロンを輸入 | 「アンデスメロン」のアンデスは「安心です」の短縮で、アンデス山脈とは全くの無関係。 |
『人造昆虫カブトボーグ V×V』の制作スタッフ | テレビ東京に持ち込み放映を断られた | 最初から韓国向けに制作されたアニメであり、放映を拒否された事実はないと明かされている。 プロデューサー「ガセでも面白いから事実ってことにしていいです」 |
スティーブ・ジョブズ | iPhoneの小型化できるスペースがまだある事を証明する為、試作機を水に沈める | この記事によるとソニーの盛田昭夫がウォークマンを開発してる時の話…でもなく高篠静雄がカムコーダ(ハンディカム)を開発のしてる時の話。 しかも仮説であり高篠静雄も実際には水に沈めていない。 |
台湾人 | 台湾まぜそばを開発 | 台湾まぜそばは台湾ラーメンを元に日本人が開発した物なので、開発の際に台湾人はノータッチ。 余談だが、台湾ラーメンの方は台湾人が開発に携わっている。 |
t.A.T.u.のリェーナとユーリャ | 『ミュージックステーション』出演を本人達の意志でドタキャンした | 司会であるタモリが「一番印象的な出来事」として挙げていたもの。当初は彼女達のわがままで起こしたものだと思われたが、こちらの記事によれば、当時のプロデューサーが意図的にスキャンダルを起こして話題作りをするために行っていた(今で言う炎上商法)ことが語られている。 |
DQN親 | 子供に「光宙(ぴかちゅう)」と名付けた | 2ちゃんねる(現:5ちゃんねる)の「ドキュソな子供の名前」スレッドにおいて、そういう名前がつけられたら正にドキュソだ、という意図で書き込んだレスが起源。2013年8月に安倍晋三首相(当時)が「キラキラネームを付けられた(子供の)多くはいじめられています」と発言した際に取り上げたため実在の人名だと思い込まれた。 |
『ドラえもん』(テレビ朝日版)の制作スタッフ | 『クレヨンしんちゃん』とのコラボ回での内容に激怒した | “放送時刻が隣り合わせである『ドラえもん』と『クレヨンしんちゃん』がコラボ番組を放送しないのは、以前実際にコラボした際にクレしん側の本編の内容をドラえもんのスタッフが観て激怒したから”と言われているが、実際にそのコラボ回にクレームを入れたのはPTA。ドラえもんのスタッフ自体は「しんちゃんらしい内容」と、どちらかと言えば好意的なコメントを寄せている。 |
トルコ人 | トルコライスを開発 | トルコライスは(Turkish Riceと訳されることもあるが)その名前に反して日本発祥。 |
日教組 | 運動会の徒競走でみんな同時にゴールインを推奨・指示 | 詳細はこちらの外部サイトを参照。 |
日本漢字能力検定協会 | 「孕」を1級から準2級に格下げした | “「孕」は元々漢検1級レベルの難しい漢字だったのに、お前らが孕む孕む言うせいで準2級に格下げされた”という情報が拡散されたが、実際は現在でも同協会では1級の漢字として掲載されている。 |
任天堂の弁護士 | ユリ・ゲラーに超能力でスプーンを曲げるよう要求した | ユンゲラーに関する裁判で、任天堂法務部側がこのような要求をしたとされるが、都市伝説に過ぎない。 |
原紗友里 | 『ウマ娘 プリティーダービー』に出演している | 二次創作「競馬をやめる本田未央」の影響から、またウマ娘と制作会社が同じ『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』の出演者にウマ娘にも出演している声優(福原綾香,大橋彩香など)が多いことから誤解されがち。なお当該の二次創作はウマ娘でも作られた(「ターボ競馬」)が、未央ポジのキャラはツインターボ、武内Pポジのキャラはイクノディクタスが担当しており、どちらも原作ではデレマスアイドルを演じている声優(花井美春,田澤茉純)が演じている。 |
平石洋介 | 石井一久を「あのGM」呼ばわりした | 代名詞の「あの」ではなく、感動詞の「あのー、」であり、短縮して記事にされたものが誤認された。 |
マルハンの創業者 | 「日の丸を恨む」という意味でマルハンという社名にした | インタビューの中では確かに言ってはいるが「ネットでは日の丸に恨むでマルハンだと言われとるけどそんなわけないやろ。俺の苗字である韓(ハン)に丸や」と述べている流れでの発言である。しかしながら一部の嫌韓厨にその部分だけを切り取られ拡散されてしまった為、誤解が広まってしまった。 |
文部科学省 | 円周率を3にした | ゆとり教育の導入数年前に日能研が「新学習要領では円周率3.14が消え3になる」と広告を打ったのが広まったもの。詳細は「円周率」の記事を参照。 |
架空の人物・キャラクター編
人物・団体等 | やっていない行為 | 解説 |
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インペリアルドラモン(02) | メガデス | 上空からメガデスを放ち森や城を消しとばし荒野に降り立つという演出で登場したが、あくまでイメージであり実際にメガデスを使ったことはない。クロスウォーズではベリアルヴァンデモンに一度だけ使用した。 |
ウルトラシリーズのヒーロー | 街を破壊 | 偽ウルトラマンがやったことを誤解しているか、よく似た特撮ヒーローである『アイアンキング』がやったこととの混同。 |
オーグリーン/四日市昌平 | 満員電車の様な狭い空間の中でまだら模様の怪人にナイフで刺されて死亡 | ファンの間で都市伝説になっているシーンだが、超力戦隊オーレンジャーにはこの様なシチュエーションやエピソードは存在しない。 これは1995年当時にワイドショーにて放送していた村井秀夫事件のニュース映像がオーグリーンこと四日市昌平と混同してしまった事によって生じた勘違いによる物。 pixiv百科事典『オーグリーンは死にました』も参照。 |
カイリ(ストリートファイター) | 豪鬼を殺害 | 『ストリートファイターEX2』の乱入キャラとして登場したカイリは前作で登場した豪鬼のコンパチ性能キャラだった事から、同作の稼働当時に「カイリが豪鬼を殺害して技を奪った」というデマが広まってしまった。勿論そんな設定は存在しない。 |
竈門炭治郎 | 女性用下着を着用 | なんでブラしてんの? 『鬼滅の刃』のコラボ下着の中に炭治郎デザインのものがあり、そこから二次創作として広まっただけである。 |
鬼太郎の父親 | 死後に鬼太郎の左目に憑依して目玉おやじになった | 『ゲゲゲの鬼太郎』における鬼太郎の親である目玉おやじは鬼太郎の父親が目玉の姿だけで生き返ったという設定を持つ。 一方で、鬼太郎の実際の左目は生後間もなく潰れたのだが、左目が髪で隠れているキャラデザになっている事から、にわかファンからは「目玉おやじは鬼太郎の左目から生まれた」と誤解されやすい。 |
ゴールドシップ(ウマ娘) | 現実のゴールドシップが「ゴルシ」と略して呼ばれるきっかけとなる | 元馬の時点でゴルシと呼ばれており、ニコニコ大百科内の掲示板でも2012年の書き込みの時点でそのあだ名で呼ばれた記録がある。一方で「ファル子」など、ウマ娘発祥のあだ名も存在する。 |
小松(トリコ) | 最終回で暴走したトリコを泣きながら調理 | ニコニコ動画のコメントで何度も書き込まれた捏造最終回。実際には小松は最終回で別の料理を作っており、トリコも暴走してはいない。 |
サザエさん一家とその親戚,知人 | 難関大学を卒業 | ネット上で広まったガセ知識。ただし、フグ田マスオが早稲田大学卒業というのはアニメ版のみだが公式設定。 |
ジェイソン・ボーヒーズ | チェーンソーで襲撃 | チェーンソーを使うのはレザーフェイス。ジェイソンは主に鉈やボウガンを使う。逆にチェーンソーで反撃されたことはある。 |
ハルカorユウキのジュプトル | 110番道路でリーフブレードを使用する | ジュプトルがリーフブレードを覚えるのはレベル29であるが、110番道路での対戦時はレベル20でありリーフブレードを覚えていない。ミズゴロウがヌマクローに進化し4倍弱点になったタイミングで対戦した経験からの勘違いだと思われる。なおジュプトルがリーフブレードを使うのは119番道路での対戦から。 |
少女漫画のヒロイン | パンを咥えつつ登校し、男とぶつかり恋に落ちる | そのような漫画は実在しないらしい。あっても「こんなのがベタな少女漫画だよねー」と少女漫画を揶揄したり、パロディとして登場しているものばかりである。 |
スタージュン | グルメスパイザーを認めた | ニコニコ動画のコメント等で言及されるが、アニメで小松のグルメスパイザーを特に言及することなく投げ捨てている。なお、原作漫画にグルメスパイザーは登場しない。 |
スペードエース/桜井五郎 | ビッグワン/番場壮吉に主人公を乗っ取られる | スーパー戦隊シリーズ第2作目となる『ジャッカー電撃隊』は物語が後半になると主人公がスペードエースこと桜井五郎からビッグワンこと番場壮吉に主人公を乗っ取られてしまうという点が語り草になっているのだが、これはにわかファンからのイメージに過ぎず。実際は物語後半でも桜井五郎を主人公にして物語が展開されていた。 なぜ、この様な事が起こってしまったのかいうと、番場自身の存在感が抜群だった事や、戦闘の際にスペードエースら4人のジャッカー本隊が単体で苦戦→ビッグワンが現れて形勢逆転という展開が続いていたから、「主人公乗っ取り」というイメージになったと思われる。 |
セフィロス | エアリスを殺害 | 実際はセフィロスに化けたジェノバ・LIFE。 |
戦隊ヒーローのイエロー | カレーを好んで食べる | 「戦隊ヒーロー物の黄色は肥満体でカレー好き」というイメージがあるが、実際に該当するのはデブもカレー好きも僅か数名。これは『秘密戦隊ゴレンジャー』のキレンジャーが特徴的だったのと戦隊モノのパロディーで黄色がそのような特徴のことが多かったのが理由。 |
つば九郎 | バファローベルにセクハラ | やったのは燕太郎。自身も「おれがへんたいあつかい」と嘆いている。その一方で他のマスコットを蹴り倒すなど実際にやった畜生行為もある。 |
ネス リュカ |
本家MOTHERシリーズでスマブラの必殺技を使う | MOTHERシリーズの主人公が使えるPSIのうち、大乱闘スマッシュブラザーズシリーズの必殺技と同様の物はPKフラッシュだけであり、他は元々は仲間キャラが覚える技であった。 スマブラで彼らを知った後にMOTHERシリーズ本編を始めるとPKファイヤーやPKフリーズを覚えると誤解しやすい。 ちなみに、スマブラのネスの必殺技は「ポーラから教わった物」という設定がある。 |
野原ひろし | 早稲田大学を卒業 | 早大卒であるのは『サザエさん』のフグ田マスオ。マスオさんと混同されたものか。 |
嘴平伊之助 | 最終回でイノシシ頭ではなくなり、人間に戻る | イノシシの頭は被り物。『鬼滅の刃』を読んでいないが、キャラクターだけ知っている人が誤解していることがある。 |
初代バトルコサック/白石謙作 | 戦闘服をうっかりクリーニングに出していた為、変身出来ずに死亡。 | 本人が「クリーニングセンターに出してあるんだ」と言ったシーンがTV番組で間抜けなシーンと紹介されたことによる誤解。強化服を持って行かなかった理由は少女に「血の匂いがする」と言われショックを受けた為。 |
本郷猛 | 立花藤兵衛のことを「おやっさん」呼ばわりした | 仮面ライダー1号こと本郷猛は師である立花藤兵衛のことを「おやっさん」と呼んでいた事が有名であるが、それは間違いで正確には「親父さん」呼びが正解。なぜ「おやっさん」になったのかと言うと、演者の藤岡弘、の発音が独特で「おやっさん」と聞こえていたことから、後に藤兵衛の愛称として定着した物。 |
星一徹 | ちゃぶ台返し | 飛雄馬をひっぱたく際に勢いでひっくり返したことはあるが、意図的にひっくり返したわけではない。EDでちゃぶ台返しをするシーンが何度も使われたためか。 |
ポリゴン(ポケモン) | ポケモンショックを引き起こした | 直接の原因は電脳空間内の爆発の演出。同騒動以降、ポリゴン(及びその進化系)が登場しなくなったため風評被害を受けた。「ポリゴンはわるくない!」も参照。 |
ヤムチャ | ヤムチャ視点になる | ヤムチャ自身がヤムチャ視点になったことはない。ただ、かませの代名詞として有名になってしまったためこう言われている。 |
『羅生門』のババア | 死体を食う | 「羅生門で死体食ってるババア」を参照。 |
ランビ | 初代スーパードンキーコングで大活躍 | 二代目ドンキーコングの相方の一人にしてアニマルフレンドの代表格のランビは、初出作品のスーパードンキーコングでは登場シーンが少ない事から、お世辞にも「大活躍」とは言い難い立ち位置である。 このため、本当の意味でのランビの大活躍は次回作からとなるのだが、初代のランビはパッケージイラストとそれを流用した国内版のタイトル画面で大きく描かれている事から、初代スパドンを始める前の段階では、彼の大活躍が描かれるゲームと思い込んでしまいがち。 |
陸戦型ガンダム | 膝を立ててシールドを支えにしてキャノンを発射 (輝き撃ち) |
第08MS小隊OPのシーンから。ポーズとか遠近感でそう見えるだけで実際にはやってない。公式すらよく間違える。 pixiv百科事典「輝き撃ち」の項目も参照。 |
関連項目
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