ゆきやなぎ賞とは、JRA(日本中央競馬会)が阪神競馬場で施行する、芝2400mの3歳限定1勝クラスの条件特別競走である。
概要
最初に行われたのは記録として確認できる1967年、この時は右周り時代の新潟競馬場芝1400mで行われた。その後しばらくは、芝1200m、芝1600m、芝2000mと開催年によって変わっていた。また途中1972年~1977年は東京競馬場で開催されていた。1982年は新潟競馬場と阪神競馬場のの2場で開催された記録が残っていてこの1982年で新潟競馬場での開催は最後となっている。
一方阪神競馬場の方のゆきやなぎ賞はダート1800mで行われた。翌1983年も同じ条件で行われた後は、しばらくの間施行が無く1989年に芝2000mとして再開された。途中1994年の中京競馬場での代替開催の時のみ芝1200mで行われ、その後2003年から2007年は芝2200mで行われた後に、改修工事で外回りコースが出来た2009年から芝2400mとなり現在に至る。
春のクラシックシーズンに2400mを経験できることはなかなかなく、2月の同じ1勝クラスのゆりかもめ賞か5月の青葉賞、大一番の東京優駿もしくは優駿牝馬ぐらいしかないため、長い距離が向いていると判断した馬が出てくることが多かったりする。
新潟、東京開催の時の勝ち馬からは八大競走やGⅠ級に繋がる目立つ馬は見受けられなかった。
一方、阪神競馬場にかわってからのこのレースの勝ち馬からは、リードホーユー、マーベラスサンデー、テイエムオペラオー、アドマイヤジュピタが、複勝圏内を含めるとメジロマックイーン、サトノアラジンが後にGⅠ(GⅠ級)を勝利している。
その他ボルドグフーシュが勝っていたり、複勝圏内にはインティライミやエタリオウ等もいたりする。
関連コミュニティ
関連項目
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- 0
- 0pt