よさぬかベイマックスとは、お稲荷様と謎の白いロボットとの交流を描いた作品群の通称である。略してよさベイとも。
概要
絵師「あぶぶ」氏による、のじゃ口調の狐耳巫女服なお稲荷様と、謎の白いロボットを描いたイラスト群。最初期に投稿された作品において、お稲荷様が謎の白いロボットを制止するために「よさぬか」と言っていたのでこの通称が使用されているようだ。
「一つのイラスト作品」というわけではなく、いくつもの作品が不定期に「あぶぶ」氏のTwitter(本記事下部「関連リンク」参照)などで投稿されている。また、年1回程度である程度まとめられて「あぶぶ」氏のPixivに投稿されてもいる(同上)。数あるよさベイ作品群内には少々穏やかでない表現が含まれるものもある。また、謎の白いロボットではなく「木魚マン」という別(?)のキャラクターになっているものもある。
なおあぶぶ氏の2020年8月8日2:56でのTwitter(現X)での発言によると、「少年がロリババアと出会い成長し老いてロリババアに看取られて息を引き取ったけどロリババアが気になるので幽霊になったら『このババア散々スピリチュアルなこと言ってた癖に霊とか全然見えてねえ!』って事が明らかになり仕方なく物置にあったケアロボットに憑依したのがよさベイのバックストーリーです」とのこと。
Google検索で「よさぬ」と3文字、あるいは「よさぬか」と4文字打つと、Googleが関連キーワードとして「よさぬかベイマックス」をサジェストしてくる程には広まっている。
「ふたば☆ちゃんねる」のような画像掲示板などで、作者の「あぶぶ」氏について言及されずに貼り付けられることもあるらしい。そういったところで見かけて元ネタを調べようとしている人が、ネット上で質問していたりもする。
時系列
Twitterで検索していくと、2015年1月初めごろに初めて言及するツイートが現れ始める。しかし2015年末にあぶぶ氏が同年の作品をまとめたpixivページを紹介するツイートをした後に「ベイマックスとかは一昨年のなので今年のまとめでもないんですけどね」と補足したことがある[1]ため、2014年[2]には既に制作されていた可能性もある。
ただし「あぶぶ」氏のTwitterアカウントは2015年7月頃に一旦凍結されてしまい新アカウントに移行しているため、今となっては旧アカウントでの当時の動向は確認しがたく詳細は不明。
Googleトレンドで「よさぬかベイマックス」というキーワードの動向を調べると、2016年12月23日、日本テレビの番組「金曜ロードSHOW!」にてアニメ映画『ベイマックス』が地上波初放映されたときに大きく話題となり、その後はそれ以前より「人気度」が増したようだ[3]。
実際に放送当時を期間指定してTwitterを「よさぬか」で検索してみると、多くの人が『ベイマックス』視聴中にこの言葉をTwitter上でつぶやいていたようだ[4]。ちなみに映画後半には、ストーリー展開を反映して「よさぬかベイマックス…」とそれまでと違ってやや心配そうにつぶやき始める人々も少なくなかった。やさしい。
関連動画
以下の動画は、YouTubeに投稿されていたものの転載であるようだ。
関連静画
関連リンク
「あぶぶ」氏が成人向けの作品を多く投稿している関係上、以下のリンク先にも18禁のイラストなどが含まれる可能性があるため注意。18禁設定がなされているページには「(18禁)」の旨を付したが、それ以外のページにも性的な表現が含まれている場合がある。
「あぶぶ」氏のTwitterに稀に投稿されることがあるほか、「あぶぶ」氏のpixivアカウント内の以下のページにまとめられている。ただしこれらのまとめは「よさベイのまとめ」ではなく、「お稲荷様のまとめ」や「落描きのまとめ」であるため、よさベイ以外のイラストも含まれている。
- 2015年末のまとめ(18禁)
- 2016年末のまとめ(18禁)
- 2017年末のまとめ
- 2018年末のまとめ
- 2019年末のまとめ
- 2020年末のまとめ
- 2021年末のまとめ
- 2022年末のまとめ
- 2023年末のまとめ
関連項目
脚注
- *あぶぶ氏のツイートより
- *2015年の「一昨年」は2013年になるが、映画『ベイマックス』は2014年公開であるため、2016年から見ての「一昨年」つまり2014年のことであろう。
- *2015-12-01 ~ 2020-01-01のトレンド、2016-12-18 ~ 2016-12-24のトレンド
- *"よさぬか" since:2016-12-23 until:2016-12-24 - Twitter検索 / Twitter
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