『らき☆すら Lucky☆Star〜RAvish Romance〜』とは、「らき☆すた」を題材にしたプレイステーション2用アドベンチャーゲーム『らき☆すた 〜陵桜学園 桜藤祭〜』の体験版である。
タグとしてはRAvish Romanceが使われている。
概要
元々、ニンテンドーDSの初代『らき☆すた 萌えドリル』の劇中において宮河ひなた・ひかげ姉妹が同人製作し、泉こなたがダメ出しをしたゲームであり、それが実際に製作されたものである。
ニンテンドーDSの『真・らき☆すた 萌えドリル 〜旅立ち〜』DXパックの予約特典(通常特典ではない)として付属するという、他社ハードのソフトがゲームの特典に付くという異例な配布方法がとられていた。
タイトルロゴも英語表記の「Lucky☆Star 〜RAvish Romance〜」で、従来とのらき☆すたと異なる雰囲気を強調していた。ちなみに製品版は現在のタイトルに決定後も暫く『Lucky☆Star 〜陵桜学園 桜藤祭〜』表記の仮ロゴだったが、その後萌えドリルと同じロゴに戻された。
この体験版では、1章の序盤(3人の内誰かが主人公を起こしにあがり、登校する所で終了)まで遊ぶ事ができる。但し、設定の変更やメニューの呼び出しができず、セーブもできない。また、声も当てられていない。登場キャラクターは泉こなた、柊つかさ、柊かがみ、高良みゆき、永森やまと、黒井ななこと主人公のみである。
シナリオにも改変が見られる。この体験版ではコラボ要素が薄く、演劇もFate/stay nightではなく、普通にロミオとジュリエットであった。また、製品版に存在しないかがみの演劇出演シーンと捻挫時のCGがあった(両者とも製品版とコスチュームが違う為の変更と思われる)。その後の主人公もロミオ役だったかがみの代役を直接引き受けるという流れであった。
また、細かい点では、私立陵桜学園高等部・私立真白学園中等部・市立桜園小学校の3校合同学園祭という設定が存在したり、宇宙船内の人影の形が違う、自己紹介されるまではキャラクターの名前が表示されない、バストアップが顔だけではなく胸まで、その他一部の台詞が違うなどの違いがある。
OPは『らっきー☆すっきーYeah!』の宮河ひなた(能登麻美子)ソロバージョン、EDは同曲のインストゥルメンタルバージョンである。EDスタッフロールは制作者の宮川姉妹と超プロデューサー泉こなたの名前が羅列されている。なお、スタッフロール映像も流れる雲をバックにテロップを流す体験版独自の物。
ちなみに、この同人ゲーム設定は製品版では一切語られていない。
関連動画
OPとプレイ動画
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関連項目
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