「らぶ式ネル」とは、MikuMikuDanceボーカロイド亜種モデル「亞北ネル」の「らぶ式モデル」版である。
この記事では合わせて「らぶデスネル」についても解説する。
概要
らぶデスネル
「亞北ネル」は2007年の11月に登場した。当時はVOCALOID関連のキャラクターと言えばあくまで楽曲を中心として活躍するものと看做されていたが、それだけに登場の約一月後に投稿された<D>氏の作品「 【亞北ネル】伝えたいけど飽きた寝る【PV】 」は一種の衝撃を持って迎えられた。
VOCALOIDクラスタにおいては未だ派生キャラへの忌避感が強い時代だったにも拘らず、ゲーム「らぶデス2」利用モデルの魅力を存分に引き出したこのPVは瞬く間に数万の再生数を獲得。そののちもサンタクロース衣装やウタタネPVなどが断続的に投稿され、その愛らしさを存分に振りまいた。
らぶデスネルはこれら活躍のため、立体造形ソフト「六角大王」を利用した兄式、キオ式と並び、
『ネル造形の三本柱』のひとつとして深く愛され、親しまれた。そののち活躍の中心はMMDによる「らぶ式ネル」に移ったものの、現在も変わることなくファンからの支持を受けている。
らぶ式ネル
ファンに愛された「らぶデスネル」ではあったが、「亞北ネル」に関する立体造形の中心がMikuMikuDanceに移ると次第にその姿を見ることは少なくなった。そのためMMDにおいてもあの愛らしい姿を見ることが出来ないか、次第に望まれるようになっていった。
その様な状況にあった2010年1月、MMD海外組であるMisakitty氏により「 【MMD】クローバー♣クラブ【LOVEDEATH2 VERSION】初音ミク亞北ネル 」が投稿され、ついに「らぶ式」の時代が始まった。
「らぶ式ネル」には動画制作者ごとに異なる多数のモデルが存在している。これは「らぶ式ネル」そのものの、更にはネルのモデルを作るときに土台となることの多い「らぶ式ミク」までも、作成モデルの配布がほとんど無いためである。
しかし、そうした一からモデル作りしなければならない不便ささえも、「ネルを作ろうキット」(ひ~氏、らぶ式コミュ限定配布)の登場、海外組の参入などにより、却って様々なネルが咲き揃う理由に過ぎなくなりつつある。「らぶ式ネル」は、今後も大きく活躍することが期待されているのである。
亞北ネル
亞北ネルについては、ツンデレ、逆境の中で仕事をして来たなどのイメージがあります。
詳しいプロフィールは「亞北ネル」の項目を参照されて下さい。
関連動画
らぶデスネル
<D>氏作品(VOCALOID-PV)
らぶ式ネル
<D>氏作品フォトジェミック(MMD-PV)
←:しはすいP作品むせる(MMD-PV)
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→:~してもらいましたP作品(MMD-PV)
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