概要
麒麟丸と共に世界の各地を見て回って父を慕っていたが、一方で父は戦いに明け暮れていた。犬の大将と麒麟丸が対戦した際、父が敗北する姿を目の当たりにし、麒麟丸は犬の大将に「何故止めを刺さない!?」と問うたが、「童が見ている」という理由で見逃された。
その後は半妖の逆叉によって串刺しにされて絶命した。麒麟丸はこのことで半妖に恨みを抱くようになるが、娘の死を認めたくない父によって産霊山に霊魂の状態で閉じ込められていた。父が生きていたことに安堵したが、父が戦いの道を選んだ故に彼の前で笑顔で振舞うのをやめていた。
せつなが所縁の断ち切りを使用し、骨と墓土を得たことで外を歩けるようになり、理玖に護衛される。日暮とわには父麒麟丸を討って欲しいと言い、斬星剣の力が込められた吸妖根を託す。しかしこの吸妖根には呪いがかけられており、麒麟丸は使用者のとわの魂を奪って心を空にすることで、りおんの魂移しを狙っていた。
産霊山で魄が尽きかけた時に麒麟丸が現れ、再び動けるようになり麒麟丸を討とうとしていたが、躊躇が生じ、理玖が刺されてしまう。麒麟丸に連れられ、現代に行かされようとしていたが、理玖が連れ戻したことで再び産霊山に戻る。しかし令和の時代からかつては麒麟丸の右腕だった希林理が来て、彼の右手からかつての優しかった父の温もりを感じ、彼の思惑通り、妖霊蝶と同化する。しかしせつなに所縁の断ち切りで糸を斬られるごとに、父のことは本当は心配していたことが伺えた。殺生丸との戦いで瀕死の重傷を負った麒麟丸を妖霊蝶の中に入れ、とわも合流し暴走が収まったと思われたが、生き延びていた希林理が半妖の逆叉の幻影となって襲われたことで逃げ出す。とわはそんな彼女に決死の覚悟で吸妖根を使用し、とわの覚悟に答えたりおんも「父のように戦いたい!」と言い、吸妖根で逆叉の幻影を斬った。魂を使い切って空になったとわの身体を借りて父に触れて笑みを見せ、夜叉姫、殺生丸、りん、邪見に看取られ、とわに感謝を表明しながら体を返した。
関連動画
募集中
関連項目
- 3
- 0pt