概要
1955年8月3日発行。三大小中学生向け少女漫画雑誌の一つ。
対象年齢は小学校中学年から高校生までの少女とされていたが、現在は『ちゃお』と比べてやや高め程度。
りぼん黄金期と黄金期以降
1980年代後半から1990年代半ばにかけて部数が『りぼん』黄金期といわれ、毎月豊富なラインアップであった。
1994年には少女漫画誌では史上最高の部数となる255万部を発行し、自他共に認めるNO.1少女漫画雑誌だった。
【りぼん黄金期の主な作品】
- ときめきトゥナイト(池野恋)
- 月の夜 星の朝(本田恵子)
- ポニーテール白書(水沢めぐみ)
- 星の瞳のシルエット(柊あおい)
- 有閑倶楽部(一条ゆかり)
- ちびまる子ちゃん(さくらももこ)
- お父さんは心配症(岡田あーみん)
- グッドモーニング・コール(高須賀由枝)
- 姫ちゃんのリボン(水沢めぐみ)
- 赤ずきんチャチャ(彩花みん)
- 天使なんかじゃない(矢沢あい)
- ママレード・ボーイ(吉住渉)
- こどものおもちゃ(小花美穂)
- ねこ・ねこ・幻想曲(高田エミ)
- ベイビィ★LOVE(椎名あゆみ)
【1990年代後半の主な作品】
2000年以降からは種村有菜、槙ようこの2枚看板で、矢沢あい、吉住渉、一条ゆかり、小花美穂、水沢めぐみ、柊あおい、高須賀由枝など、今まで黄金期を支えてきた作家が『クッキー』、『マーガレット』、『コーラス』などの雑誌に移る。
【2000年以降の主な作品】
- 満月をさがして(種村有菜)
- 愛してるぜベイベ★★(槙ようこ)
- ラブ・ベリッシュ!(春田なな)
- CRASH!(藤原ゆか)
- 絶叫学級(いしかわえみ)
- ロッキン★ヘブン(酒井まゆ)
- ブルーフレンド(えばんふみ)
- ひよ恋(雪丸もえ)
- チョコミミ(園田小波)
タイアップ
雑誌カラー
話はギャグ、4コマ、ファンタジーもあるが中高の恋愛ストーリー作品が多い。加えて、コミカルな作品もあれば、社会問題、死、性などヘビーな題材を扱った作品も少なくない。
絵は全体的に描き込みが多い。髪や目にも大量に細かいハイライトを散らし、透明感を出し美しく仕上げる意識が多い。また、服のしわなどの細かいでデティールにも気を使う。種村有菜の登場以降は、背景にトーンを大量に使う作家が多くなる。『ちゃお』ほどではないが、比較的、目を大きく描く作家が多い。
作家との距離が近い雑誌で、作家ごとにあだ名がありサイン会もよく実施されている。また、『りぼん』読者を「りぼんっ子」と呼ぶ。
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関連項目
親記事
子記事
兄弟記事
- 週刊少年ジャンプ
- コバルト文庫
- ジャンプスクエア
- 鳥嶋和彦
- Vジャンプ
- VOMIC
- 別冊マーガレット
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