りんご飴とは、菓子の一種である。そして祭りの風物詩であり、在りし日の思い出である。
曖昧さ回避
概要
わたあめと並ぶ、縁日の定番。地方によってはりんご飴の代わりにあんず飴が並んでいた所もある。
子供時代に口の周りを真っ赤にしてベタベタになり(時には前歯を持って行かれ)ながらりんご飴を食べた記憶は思い出の1ページとして色褪せる事無く残り、大人になって口にすると子供の頃に食べたりんご飴の味が蘇る。ただりんごに飴を絡ませただけの代物と思うなかれ、ノスタルジーさに溢れる菓子なのである。
簡単な作り方としては、水と砂糖を火にかけ(水と砂糖の割合は1:4位がいい?)、砂糖が溶けてきたら砂糖に色をつけ、割り箸を刺したリンゴを入れて絡ませる。その後、それを冷まして飴が固まれば完成となる。単純な作り方故に、味がリンゴや飴の質によって大きく左右される。
近年ではあんず飴以外にもスモモやミカン、パイナップル、ブドウなど様々なバリエーションがあったりする。姫りんごを使った小さいりんご飴や、キャラクターの顔などにデコレーションされたりんご飴もしばしば見かけられる。
日本独自の菓子かというと実はそうでもなく、海外にも存在する菓子なので和菓子には入らない。はず。
なお欧米では日本のような縁日はないが、リンゴの収穫時期である秋の収穫祭やハロウィンで古くから親しまれていたらしい。
「candy apple/toffy apple(飴リンゴ)」等のシンプルな呼び名のほか、フランスでは「pomme d'amour(愛のリンゴ)」、ドイツでは「Paradiesapfel(楽園のリンゴ、天国のリンゴ。apfelのaの上にウムラウト)」と呼ばれる事もあるとか…ちょっとあそこで月を眺めてる着物姿のドイツ美女とりんご飴食べてアダムとイブになってくr
日本のものと同様に色のついた砂糖飴でコーティングされたものが多い中、アメリカではりんご飴も重量級とばかりに分厚いトフィーやキャラメルのコーティングにチョコレートやマシュマロがゴロゴロくっつけられたものが人気である。日本でも一部のお店等で食べられる模様。
ニコニコ動画では料理関連動画でも現状りんご飴を「作ってみた」動画は無いようだが、代わりにアーティスト「Sound Horizon」の楽曲『ぴこまりんご飴☆』が有名である。りんご飴と直接の関係は無いが。
→2015年10月、ついに「作ってみた」動画が投稿された模様。なにこれ美味しそう。紙粘土での作り方はこちら
バターを使ったイギリス式りんご飴の作り方はこちら。また、りんご飴ではないもののレンジで作れるミニトマト飴の動画
(チャンネル動画)もある模様。
関連動画
関連項目
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