わたらせ渓谷鐵道単語

58件
ワタラセケイコクテツドウ
1.6千文字の記事
  • 1
  • 0pt
掲示板へ

わたらせ渓谷鐵道は、桐生駅間藤駅間のわたらせ渓谷線(旧足尾線)を運営する第三セクター方式の鉄道事業者である。

概要

足尾線は、その名にもなっている足尾山へのアクセス路として鉱石輸送に供されていたが、1970年代に閉山されると経営難となり、止を前提として特定地方交通線定された。これを存続させるために第三セクター方式で設立され、1989年に開業したのがわたらせ渓谷鐵道である。

資金難や安全性の問題により長良川鉄道天竜浜名湖鉄道といった第3セクタートロッコ列車から撤退する中、2023年現在でもトロッコ2編成を運行しているなど、観光需要の励起に努めている。また、地図式の乗車券や大の往復常備券など鉄道ファン向けのきっぷの販売も行っている(ただし2023年から実際の乗には使用不可となった)。

全線乗り通すと約1時間30分で、神戸駅付近では壮大な渓谷美をおにかかれる。終点間藤駅からは日光駅までの路線バスが運行されており、旅行ルートによっては大幅なショートカットができる。

わたらせ渓谷線

桐生駅間藤駅間44.1kmを結ぶ、現在一の運営路線。桐生駅に近いほど本数が多く、間行きと大間々行きがおよそ1時間に1本ずつ、おおむね交互に運転されている。

トロッコ列車のうちトロッコわっしー号は全線で運転されるが、トロッコわたらせ渓谷号は大間々足尾駅間のみの運転となっている。

車両

一般車両は開業時に用意されたわ89系列と、2010年代以降導入されているWKT-500系列に大別され、座席配置によって細かな形式区分がなされている。

塗装は当初1両ごとに色合いが異なっていたり、数パターン動物シルエットが描かれていたりと多だったが、現在わ89系列は色1色、WKT-500系列は色とクリーム色のツートンにおおむね統一された。なお動物シルエットは切符の地紋(模様)として残っている。

このほか、トロッコ車両として客のわ99形と気動車のWKT-550形、客引用としてディーゼル機関車DE10形を保有している。

愛称

機関車トロッコを除く各車両には地元にちなんだ称が付けられている。

由来 車両 備考
あかがね WKT-511 「あかがね」「あかがね」も存在
あづま 吾妻山 WKT-521
かわせみ カワセミ 5020 トロッコ車両
くろび 檜山赤城山の最高峰) 欠番 かつて使用された
けさまる 丸山 欠番 かつて使用された
こうしん 申山 WKT-522
たかつ 高津戸峡 WKT-512
やませ ヤマセミ 5070 トロッコ車両
うがい 欠番 事故となった車両のため、現在は忌み番
わたらせ 渡良瀬川 WKT-502 「わたらせ」「わたらせ」も存在
わっしー わたらせ渓谷鐵道のキャラクター WKT-551 トロッコ車両

駅一覧

桐生駅沢入間は群馬県桐生市みどり市)、原向間藤駅間は栃木県日光市)に所在

接続路線 備考
桐生駅 東日本旅客鉄道両毛線 有人(わたらせ渓谷鐵道の社員配置はし)
新田駅 転換後に開業
相老 東武鉄道桐生 有人
運動公園駅 転換後に開業
大間々 有人
上神
本宿駅 転換後に開業
温泉施設併設
2023年8月運営会社破産のため休業中
花輪
中野駅 転換後に開業
小中
神戸駅 列車レストラン清流」併設
沢入
原向
通洞駅 有人
足尾観光最寄り
足尾駅 有人
間藤駅

関連動画

関連静画

わたらせ渓谷鐵道に関するニコニコ静画イラストマンガ紹介してください。(特にない場合はこの部分を削除してください)

関連商品

わたらせ渓谷鐵道に関するニコニコ市場の商品を紹介してください。(特にない場合はこの部分を削除してください)

関連コミュニティ・チャンネル

関連リンク

関連項目

関連記事

子記事

兄弟記事

  • なし

【スポンサーリンク】

  • 1
  • 0pt
記事編集 編集履歴を閲覧

ニコニ広告で宣伝された記事

ニコニコ動画 (単) 記事と一緒に動画もおすすめ!
提供: ゲスト
もっと見る

この記事の掲示板に最近描かれたお絵カキコ

お絵カキコがありません

この記事の掲示板に最近投稿されたピコカキコ

ピコカキコがありません

わたらせ渓谷鐵道

まだ掲示板に書き込みがありません…以下のようなことを書き込んでもらえると嬉しいでーす!

  • 記事を編集した人の応援(応援されると喜びます)
  • 記事に追加して欲しい動画・商品・記述についての情報提供(具体的だと嬉しいです)
  • わたらせ渓谷鐵道についての雑談(ダラダラとゆるい感じで)

書き込みを行うには、ニコニコのアカウントが必要です!


ニコニコニューストピックス