図鑑説明
- ポケットモンスターブラック
- はがねの よろいを みにまとう。てんてきの クイタランの こうげきを しゅうだんで ふせぎ はんげきする。
- ポケットモンスターホワイト
- やまを ほって すあなを つくる。ふくざつに いりくんだ トンネルは アイアントが つくった めいろだ。
- ポケットモンスターブラック2・ホワイト2
- てんてきの クイタランに たいして みんなで やくわりぶんたん しながら はんげきして すから おいはらう。
概要
- 名前の由来は「アイアン(鉄)」+「アント(蟻)」か。
DQシリーズやトルネコの大冒険に出る「アイアンアント」とカブりまくりであるが、あちらが序盤の敵なのに対してアイアントは終盤のチャンピオンロードで行く手を阻む。 - 野生でのエンカウントが多く厄介な相手。素早く攻撃も高いため、半端な素早さの手持ちしかいないと逃げることも出来ずゴリゴリとHPを削られる。先頭ポケモンにけむりだま所持を推奨。また捕まえたい場合も、足止め状態異常技を持つくさやエスパー捕獲要員の多くはコイツと相性が悪く、エルフーン以外は役割を果たす前に食い殺されやすい。攻撃相性はいまひとつだが、捕まえたいならこちらも格闘や鋼の耐久ポケモンを出したほうが被害は少なく済むかもしれない。
- 図鑑によると、「クイタラン」というアリクイ型ほのおタイプのポケモンが天敵であるらしい。確かに相性的にはクイタランの方が明らかに有利だが、耐久が低い上に鈍足なためにはりきりアイアントのストーンエッジで軽く一撃死させられる。対人戦では明らかにアイアントの方が有利なため、どこが天敵なのか疑問に思えてくる。とはいえ、爪とぎ無しはりきりエッジともなると前述の通り博打技でもある。またそれ以前にアイアントは技マシンでしかストーンエッジを覚えない。では、野生個体はクイタランに為す術が無いかと言われればそうでもなく、「あなをほる」を自然習得しているため結局逆転可能。しかもこれが複数で襲いかかるのだからたまったものではない。クイタランが屋外にしか生息しないのは、アイアントの巣と化したチャンピオンロードから駆逐されたor入り込めないからではないかとさえ疑われる始末。
対戦のアイアント
- もはや珍しくない「むし+はがね」タイプで弱点は4倍のほのおタイプのみ。
- 物理特化した種族値を持ち、同期のシュバルゴとは違い素早さも高くゴウカザルを1上回る。はがねタイプ最速。
物理ならば一発耐える程度の耐久があるが、特殊耐久はあのサメハダー並の紙っぷり、半減しない限りまず耐えられない。相手を見極めて使ってやりたい。 - 一致技の威力はそれほど高くはないが、特性はりきりならば攻撃が1.5倍になり数値以上の火力を発揮できる。ちなみにはりきり持ちポケモンのなかでもっとも攻撃力が高く、陽気A全振りアイアントのはりきり込み攻撃力>意地っ張りA全振りラムパルドの攻撃力である。ただ副作用で命中が0.8倍に落ちるため不安定。
先制技もとんぼがえりも覚えないためハッサムのような器用さはない。
補助技は電磁波、爪とぎ、バトンタッチなど中々優秀。またはりきりアイアントにとって攻撃と命中を上げる爪とぎは好相性。爪とぎが最も活きるポケモンと言えるだろう。
サブウェポンは虫鋼としては珍しく覚えるストーンエッジが非常に重要。アイアント自身は炎に弱いが、アイアントより速いほのおタイプは存在しないため爪とぎさえしていれば並の耐久のほのおタイプは尽くストーンエッジで返り討ちにできる。ただし「はりきりエッジ」は爪とぎをしない限り命中64と不安定。また爪とぎをしていても命中85程度なので外れるときは外れる。他には必中のつばめがえしと相性が良い。命中の増減に左右されない一撃技ハサミギロチンも搭載。
虫、鋼、岩、飛行と主な技ははがねタイプに半減されるため、はがねタイプが得意な仲間を用意しておこう。 - 炎持ちや特殊型相手に敢えてタスキ持ちでぶつけてHP1にし、持ち前の素早さを活かして虫技で大暴れする「むしのしらせ型」もあるが、素早さ種族値で3勝る上に同じことをメガホーンで実行出来るペンドラーとの差別化が難しい。向こうは積み技にバトン、撒き物とこちらより補助技も充実しているためなおのこと。こっちは幸い、この素早さから「でんじは」が繰り出せるので麻痺撒きとして生きる道もアリ。
- 夢特性はまさかの「なまけ」。「はりきり/なまけ」と合わせて、いわゆる"働きアリの法則"を体現したのであろうか。
マイナス特性にしかならないと思いきや、相手に特性を押し付ける「なかまづくり」を覚えるため、持ち物「だっしゅつボタン」等を組み合わせ、先制で相手をなまけにし自分は脱出で即交代、ありじごくダグトリオやかげふみゴチルゼルで守りながら積むという非常に変則的な型が考案されている。 - バトルサブウェイやバトル検定では相手はほぼ交換をしてこないため、先鋒アイアントで控えにオノノクスやパルシェンを置いておくことで完璧な無双ができるように見える。確かに決まりやすいのだが、最初にまもるやみきりをされたり、相手2匹目以降のきあいのタスキ・ひかりのこな・せんせいのツメ持ちに崩される可能性もある。
お絵カキコ
関連項目
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