アイドルスペースウォーズとは、「アイドルマスター ミリオンライブ!」のゲーム内イベント、及びその中で展開される劇中劇である。
概要
SF映画界の巨匠ジョーイ・ロータス監督からオファーがあり、765劇場アイドル総出演の映画が製作されることになった。……という設定のゲーム内イベント。元ネタは言わずもがな、「スターウォーズ」だと思われる。
自重しないパロディ、やけに凝った設定など、妙にインパクトのあるイベントとして話題になった。
これに関するイベントはこれまでにGREE版で2回開催されており、「アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ」(ミリシタ)でも2023年4月に開催された。
GREE版第1回「出演!アイドルスペースウォーズ」
彼女達に打つ手はあるのか…
「アイドルスペースウォーズ」765プロライブ劇場に突然舞い込んだ、
まさかの大作映画出演オファー!
監督はあの有名な、巨匠ジョーイ・ロータス氏!
用意された役柄には様々な種類があり、
それぞれふさわしいと思われるアイドルにオファーが来ていた。銀幕女優デビューを目指し、
はりきって演技練習や撮影に励むアイドルたちだったが…
どうやら3名ほど、初めての撮影を前に悩みや不安が
ありそうな表情を浮かべている。「本番までには、必ずこの役になりきってみせなくちゃ…」
「私より向いてる子がいると思ったんですが…」
「リハーサルでもドジばっかりふんじゃって…
もう泣きそう…。」彼女たちの悩みを解決するには、
プライベートレッスンしかない!
はたして悩めるアイドル達は、
新しい魅力を開拓させ
縁起をこなせるようになるのか!?
クランクアップの成否は
「プロデューサーとアイドルの絆」
にかかっている!
特定の数人のアイドルをフィーチャーし、そのアイドルの悩みを解決していく「プライベートレッスン系」に属する形式。今回フィーチャーされたのは北沢志保、佐竹美奈子、矢吹可奈の3名。
ちょうど「THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!」の公開時期と重なっており、それに出演したシアター組7名全員のイベント限定カードが登場した。
イベント限定カード
- SR 歴戦の猛者 我那覇響 →【覚醒】→ SR ラストミッション 我那覇響
- SR トラブルルーキー 矢吹可奈 →【覚醒】→ SR 戦士の心 矢吹可奈
- SR 輝きの向こう側へ! 天海春香(※キャンペーンによるイベント参加報酬であり、イベント内容とは関係ない)
- HR 鋼鉄の女艦長 佐竹美奈子
- HR 侵略の戦姫 北沢志保
- R 宇宙をお散歩 三浦あずさ
- R 未来の大監督? 箱崎星梨花
- R ワクワクVFX 双海亜美
- HN アイドルスペースウォーズ 望月杏奈
- HN アイドルスペースウォーズ 横山奈緒
- HN アイドルスペースウォーズ 七尾百合子
GREE版第2回「アイドルスペースウォーズ EpisodeIV 放たれた希望」
キャラバンに年末進行にと
忙しい765プロ劇場。
そこにアポ無しで訪ねてきたお騒がせ男、
その正体は
かつてアイドル達に映画出演を依頼した、
SF映画の巨匠、ジョーイ・ロータス氏だった!「突然すまない。
本国のスポンサー達を黙らせて、すぐに飛んできた。
みんなと共に創りあげたあの世界を、再び撮りたいんだ。
…力を貸してくれないか」大量の追加設定、
脚本を前に熱く語る監督の想いに、
全力で応えたい!
前回よりもさらに過酷な強行ロケを、
クランクアップ目指して駆け抜けろ!!
劇場アイドル50人とコミュニケーションを取っていく「アイドルフィーチャリング系」に属する形式。
イベントを進めていくと登場人物の相関図が徐々に解放されていくという、一風変わったギミックがある。イベント終了後、この相関図は壁紙として配布された。(配布先リンク)
原作(小説)に続編が存在することは前回の時点で明言されており、それが今回形になった。
イベント中にて更なる続編の存在も明言されている。
元ネタ(と思われる)「スターウォーズ エピソード7 フォースの覚醒」の公開時期と重なっており、隠す気はさらさらなさそうである。
さらに、イベント期間中に地上波・BSにて劇場版が放送されており、またしても劇場版と重なる形となった。
イベント限定カード
- SR 真実を知った姫 エミリー →【覚醒】→ SR 放たれた希望 エミリー
- SR 狂気の親衛隊長 松田亜利沙
- HR 型破りなオーダー 宮尾美也
- HN アイドルスペースウォーズ 水瀬伊織
- HN アイドルスペースウォーズ 百瀬莉緒
- HN アイドルスペースウォーズ ロコ
ミリシタ「アイドルスペースウォーズ」
2023年4月1日にエイプリルフール企画のミニゲームとして実装された。一人称視点のシューティングゲームで、それを攻略していくことでコミュを解放していくことができる。
モード
- アイドルスペースウォーズ
- 志保・美奈子・可奈から1人を選びストーリーを進める。
- アイドルスペースウォーズ EpisodeIV 放たれた希望
- 「アイドルスペースウォーズ」モードのクリア後に開放。3人1組のグループを3つ選んで進める。
- 選んだグループの会話は本編の幕間に挟まれる。ミッションやアーカイブでの表記は「エピソードIV」。
エイリアン軍
それぞれに耐久値が設定され、その回数分タッチすると撃退できる。撃退すると耐久値と同じ数のptを獲得する。
エイリアン | 耐久値 | 出現モード |
---|---|---|
紫エイリアン | 1 | アイドルスペースウォーズ エピソードIV |
緑エイリアン | 3 | アイドルスペースウォーズ エピソードIV |
アミ | 5 | アイドルスペースウォーズ |
ナオ | 5 | アイドルスペースウォーズ |
シホ | 5 | アイドルスペースウォーズ |
アリサ | 5 | エピソードIV |
リオ | 5 | エピソードIV |
チュパカブラ | 5 | アイドルスペースウォーズ エピソードIV ※1度クリアした後に出現するようになる |
ボーナスマト
ボーナスマト | 登場方法 |
---|---|
音無小鳥 | 右上から左下に斜め移動する |
青羽美咲 | 右から左に横移動する |
ハム蔵 | 画面左下にポップ |
ミリシタ「プラチナスタートラストスペシャル アイドルスペースウォーズ~LiberaSing Along~」&「アイドルスペースウォーズガシャ」
イベントは2023年4月19日~26日、ガシャは2023年4月19日~27日に開催。
- イベント楽曲
- リベレイシング/アロン -LiberaSing Along-
- イベント報酬カード
- SR アイドルスペースウォーズL/A 如月千早
- SR アイドルスペースウォーズL/A 木下ひなた
- ガシャ新規追加カード
- SSR 人情のバッカニア 馬場このみ
- SSR 汎銀河の歌姫 天空橋朋花
2024年1月1日には「リベレイシング/アロン -LiberaSing Along-」の13人歌唱バージョンが実装された。そちらは曲中にセンターに設定したアイドルの台詞が入る。
同日、全員分のイベント衣装「ムーンサテライトスーツ」の販売が開始された。
劇中設定
以下、GREE版「出演!アイドルスペースウォーズ」を『無印』、同「アイドルスペースウォーズ EpisodeIV 放たれた希望」を『EP4』、ミリシタ「プラチナスタートラストスペシャル アイドルスペースウォーズ~LiberaSing Along~」を『LSA』と表記する。
ストーリー
無印
EP4
LSA
戦争終わってた。5年経ってた。
配役
役名は、人類の場合は基本的にアイドルの名前をカタカナ表記にして姓名の順番を入れ替えたもの。(例:矢吹可奈→カナ・ヤブキ)
エイリアンの場合はファーストネームのみをカタカナ表記にしたもの。(例:北沢志保→シホ)
主要人物
無印では機動戦艦「佐竹」所属のパイロットで階級は少尉。ルーキーであり、戦闘機の操縦もプラズマソード/フォトンソード(要するにライトセーバー)の扱いも未熟。しかし、ストーリーの中で立派な戦士へと成長を遂げる。 EP4では大尉に昇進しており、独立機動戦艦「ミャオ」に召集される。 |
可奈とコンビを組んでいる先輩エースパイロット。階級は中尉。 |
EP4では将軍の座を下りている。 |
人類とエイリアンの戦いに心を痛め、守られるだけの立場から思い切った行動を取るようになる。 後にエイリアンたちの女王となり和平のために力を尽くしていたが、暗殺者に命を狙われて、LSA開始時点では意識不明の重体となる。世間には死亡したと伝わっているが、実際には治療用カプセルに収容され、冒険艦「馬場」に積み込まれている。 |
連合軍
機動戦艦「佐竹」
機動戦艦「佐竹」の艦長。『第1次ガニメデ防衛戦』を勝利に導いた伝説の艦長。 |
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無印では機動戦艦「佐竹」所属のパイロットで階級は少尉。 LSAでは少佐に昇進し、新造の戦艦「水瀬」の艦長となる。 |
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一般兵相手には優位に戦えるが、志保相手にボコボコに敗れる。 |
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EP4のワープゲート事故からLSAまでの5年間、星梨花と共に脱出艇で宇宙をさまよい、その間ずっと宇宙コロッケで食べ繋いでいた。 |
独立機動戦艦「ミャオ」
EP4では独立機動戦艦「ミャオ」の艦長。 LSAでは木星から監獄星の動向を探っていた。「この艦は独立機動なのだから、勝手なことをするの私達」という理屈で、命令に縛られず自由にやっている。 |
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木星軍旗艦「七尾」
木星軍旗艦「七尾」所属の少尉。(※イベントテキスト中で「百合子の上官」と言っているものがあり、配役・階級に矛盾が生じている。) |
機動戦艦「最上」
機動戦艦「島原」
LSAでは麗花と協力するふりをしながら、抜け駆けして「大いなる星の意志」と接触しようとしている。エイリアン軍との和平に対しても「机の下では銃を向け合う」と冷めた目で見ている。 |
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統合幕僚本部
研究開発部隊
彼女の持つワープゲートの技術に目を付けたエイリアン軍によって捕らえられ、監獄星に幽閉される。 |
エイリアン軍
エイリアン軍の親衛隊長。エミリーに盲信的なまでに忠義を尽くす。 プラズマソードを両手と、さらに背中から生えた2本の機械の腕の指に挟みこむように4×2本(要するにバルログ持ち)、計10本も持っている。 LSAでは負傷により全身の76.5%を機械化している。それにより長らく前線から遠ざかっていたが、復帰に際して守るべきエミリーの死を伝えられた。 |
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志保の下りた将軍の座に就いたエイリアン軍の戦士。志保とはかつてライバル関係にあった。 EP4では言動に小物臭さも見られたが、LSAでは朋花の洗脳を全く寄せ付けない意志の強さを見せている。 |
LSAでは機械の鎧を着ての登場となった。しかしその鎧の装甲は強すぎるパワーを抑える拘束具であり、全開にすると走行が分離して100万倍の筋力を発揮できる。 |
原作では弱いキャラだったようだが、何故か本作ではやたら強い。 LSAでは一転して「汎銀河の歌姫」として人気を博している。しかしその実態は、「大いなる星の意志」の力を手に入れたことによるもの。その力を用いて、歌を通じて人々を洗脳し、革命軍を組織した。 |
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LSAでは麗花の部下として千早の捜索をしている。和平を結んだとはいえ、連合軍に対しては敵意を抱き続けており、特にまつりとの再戦を望んでいる。 |
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EP4からLSAまでの5年間で、エミリーを守るために強くなった。それによって、物腰柔らかだった性格もややキツめになっている。 |
その他
非正規軍補給艦「馬場」/冒険艦「馬場」
補給艦「馬場」/冒険艦「馬場」の艦長でババ・コーポレーションの社長。 かつては連合軍に所属していたが、組織の腐敗に嫌気が差して退役した。ドクターロコが作り出した強化人間も、不信を抱いた原因の一つ。 |
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その他のクルー LSAと同時開催のガシャで新規追加されたこのみのカードには、ケツアゴ男、ヤンキー女、緑髪片目隠し男、ブロッコリーヘアー男といった、見た目からしてただのモブではなさそうなクルーが数名写り込んでいる。 |
月都政府
さすらいのエイリアン一行
元々はエイリアン軍の一員だったが、命令無視により監獄星に収監され、後に脱獄。 |
真美と同じ。 |
民間
EP4では「大いなる星の意志」を宿しており、その力を歌声に乗せて多くの人々を戦場へ送り出してきた。LSAではその贖罪として、自分に代わって「大いなる星の意志」を宿した朋花を追っている。 |
大いなる星の意志
肉体を持たない高次の存在。 |
関連動画
関連項目
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