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アイドルマスターブレイク！とは、ゲーム「THE IDOLM＠STER」を原作とした漫画作品である。英語表記の場合は「THE IDOLM＠STER Break!」と表記。
概要
原作：バンダイナムコゲームス
作：藤真 拓哉
連載：月刊少年ライバル
アイドルマスターＳＰをベースにしたコミカライズ作品だが、掲載誌の年齢層を考慮に設定を改変している。
まず、物語の主人公・高木裕太郎は、高木順一朗社長の孫という特殊な立場にあるが、プロデューサー志望の青年ではなく、ごく普通の高校生という設定。ある日突然社長兼プロデューサーに指名されるという、少年マンガチックな展開でスタートしている。
あらすじ
主人公・高木裕太郎は16歳の高校生。祖父の高木順一朗は大手アイドル事務所・765プロの社長。ある日事務所に呼び出された裕太郎が見た物は社長の突然の入院と多額の借金を報じるＴＶニュースだった。
かくして、裕太郎は臨時社長兼プロデューサーに指名されてしまうのだった。
以下、ネタバレ注意
- 美希が961プロに移籍した理由が、ゲーム中(アイドルマスターSP ミッシングムーン)と異なっている。
- 765プロのアイドルは当初美希を含めた6人でスタート。あずさ・律子・真・亜美・真美の5名は高木順一朗社長の秘蔵っ子として物語の後半に登場することになった。
限定版
単行本については、それぞれ付録付きの限定版が発売されている。付録は以下の通り。
- 1巻：アイドルマスターSP用DLCカード、ヴァイスシュヴァルツ限定カード
- 2巻：アニソンのカバーを収録したCD
- 3巻：「化物語」テーマ曲のカバーを収録したCD（詳細→化物語m@ster）
- 4巻：ラジオCD（出演：春香・やよい・雪歩・美希・響・貴音）→参考
余談
本作はアイドルマスターの765組が出演するゲーム・アニメ・コミカライズ作品の中でも異例の低評価となっている。後年に相対的に評価されたゼノグラシアやリレーションズ、ゲーム自体の評価はFDゆえに低評価よりの賛否両論だが鑑賞面やニコマス用の動画素材としての活路があったL4U、アイマス史上最大の悪い意味での騒動を引き起こしながらもある程度は後の作品に継承されたアイマス2などと違い、この作品に関してはあらゆる角度から再評価される兆しがない。よく駄目だしされる部分だけでも、
など人(特にアイマスP)によっては蛇蝎の様に嫌う部分がいくつもあることが影響している。さらに追い打ちをかけているのが上述している限定版の単行本付録が豪華だったことに尽きる。特に2～3巻のカバー曲のCDは評価も高いことで、なおさら本編の出来が浮いてしまうことになった。
後に限定版の単行本にCDがつくようなアイマスシリーズの評価が低くならないような作品ばかりなのは、この作品が反面教師となっていると穿った見方をするのは編者だけであろうか？
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関連項目
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