アイベックス(けものフレンズ)とは、スマートフォンゲームなどの各種メディアミックスプロジェクト『けものフレンズ』に登場するアニマルガール及びフレンズ(動物が女の子に変化した擬人化キャラクター)である。
概要
作品により元ネタとなる動物種が微妙に異なるため、以下通常の書式とは変えて記載する。
ちなみにアニメでのアミメキリンの「ヤギね!」というセリフと関係あるかは、私にも分からん。
NEXON版での概要
哺乳綱ヤギ属アイベックス(学名:Capra ibex)のフレンズ。アルプスアイベックスという和名もあるようにヨーロッパのアルプス山脈に分布する、野生のヤギの仲間である。雌雄ともに角を持ち、大きく巨大な角を持つのが雄、少し控えめなのが雌と区別できる。急峻な崖を登ることができ、古いダムの壁面を歩くアイベックスを捉えた映像を見たことがある人もいるだろう[1]。ちなみにダムを歩くのはそこで塩分を摂取するためとみられている。
乱獲のため19世紀には激減したが、その後保護対象となり現在では個体数も回復しつつある(IUCNレッドリストv3.1(2020)ではLC(低危険種))。
アニマルガール形態は抹茶色を基調にしており、特徴ある角は武器(ブーメラン?)として再現されている。
NEXON版での扱い
ピュア属性のレアリティ3のフレンズとして登場。コストは300・攻撃タイプは遠距離・サイズはM。シカやアンテロープなど含むグループ「けも勇槍騎士団」に所属している。固有スキル「恵みのライトシャワー」は味方全体の防御を上昇させる。
けものフレンズ3での概要
けものフレンズ3ではデザインを一新、基となる動物も変更されている。
哺乳綱ヤギ属ヌビアアイベックスのフレンズ。ヌビアアイベックスには(アルプス)アイベックスの亜種という説と独立した別種という説があるが、近年は別種説が有力となっているようでけものフレンズ3でも別種説に従っている(ただしフレンズ名は「アイベックス」)。
旧約聖書・申命記14:4-5
は戒律「食べてもよい獣」の一覧だが、ここに見える「野やぎ」はヌビアアイベックスなどとみることができるだろう[2]。古くから狩猟の対象になっていた動物である。スーダンからエジプト、パレスチナにかけて分布しているが密猟のためその数を減らしており、絶滅の危機に瀕している(IUCNレッドリストv3.1(2020)ではVU(危急種))。
アニマルガール形態は淡い茶色で統一され、角は頭に2本、さらに大ぶりの近接武器として2本両手に持つようになった。
けもフレ3での扱い
2023年10月に設定やデザインを一新して実装された。ラブリー(桃)属性・☆4フレンズ。とくせい(パッシブスキル)は同属性のパーティメンバーの「ちぐはぐリズム」耐性を大きく向上させる。シーサーバル道場では必須といえる性能を有している。
関連動画
関連項目
脚注
- *切り立つ壁面、ダムをよじ登るヤギ | ナショナル ジオグラフィック日本版サイト

- *欽定訳聖書で "wild goat" と訳されているものの直訳だろうか。この部分は現代では ibex と解釈されているようだ。
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- なし
- 0
- 0pt

