アイホート(Eihort)とは、ラムジイ・キャンベルがクトゥルー神話の古きものの一柱として創造した神性である。
概要
アイホートは、迷宮の奥に獲物となる人間を誘い込み子供を産み付ける。卵が孵るとその人間は無数の蟲サイズの幼虫たちに身体を喰い破られて息絶える。なお、人間を喰い破った幼虫たちが、その後、どうなるのかは不明だが、少なくともアイホート程の大きさの子供が居るという話は聞かれない。
詳細
アイホートは別名〈青白い動物〉とも呼ばれる無数の目に幾千の骨と無毛の脚に支えられた青白くゼラチン状の体をしている旧支配者である。
アイホートは人間に出会うと上記のテレパシーで契約をもちかける。
それを断ればアイホートに殺されることになる。
契約を受け入れたのならば上記に記されているように幼虫:アイホートの雛を産み付けられることになる。
産みつけられた人間は悪夢を見ることになり、雛が成長すると宿主を支配し始め、最終的には宿主の脳を破壊するのだという。
グラーキ(Glaaki)が予言した話によると、人類が絶滅した後で人類に変わって地球を支配するのはアイホートの仲間たちと言われている。
アイホートの名前の由来はドイツ語であり、"Ei"は"卵/Egg"であり"Hort"は"保有する/Hoard"である。〈卵を保有するもの〉とはなんとも分かりやすいものである。
アイホートの棲息地はイングランド北西部のセヴァン渓谷に隠された地下の迷宮のなかで徘徊しているともドリームランド(Dreamland)に棲息しているともいわれている。
アイホートはセヴァン渓谷の町ブリチェスターやキャムサイド(カムサイド)で崇拝されており、崇拝者は卵から産まれたアイホートの雛によって操られた人間の集団である。
アイホートの雛は小さな球体の蜘蛛のような姿をしており簡単に殺すことができる。しかし集団となると……
またセヴァン渓谷の地下にはアイロール(Ei'lor)と緑の神(Green God)と呼ばれる旧支配者が潜んでいるといわれている。
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