アカオーニとは、テレビアニメ「スマイルプリキュア!」の登場キャラクターである。 声優は岩崎ひろし。
概要オニ
「スマイルプリキュア!」に登場する敵役。
初登場は第3話にて、ウルフルンに続いての登場。喋る際は語尾に「~オニ」と付ける口癖があるオニ。
バッドエンド王国の幹部の1人。狼(ウルフルン)や魔女(マジョリーナ)と並んでお伽話に登場するメジャーな悪役たる、鬼(赤鬼)をモチーフとしたキャラクター。『桃太郎』や『一寸法師』などといった日本発祥の童話でお馴染み。
33話では青鬼の着ぐるみを見て「アオッ!アオッ!」と興奮していた。アカオーニ曰く青鬼様は鬼界のスーパースターらしいが、今後着ぐるみではない本物が出てくるかどうかは怪しい。映画には登場しているのだが、アカオーニの出番が無かったため共演はできなかった。
容姿もまた、大柄な体格に全身赤色の肌、虎模様の服とパンツを身につけ、手には金棒を携えるなど、童話や伝承の中の「鬼」のイメージをそのまま表したような見た目をしている。また力もかなり強く、金棒を一振りすれば突風を発生させられるほど。
バッドエンド王国の幹部の役割として、人間の世界からバッドエナジーを集めて悪の皇帝・ピエーロを復活させようと目論んでいる。また、発光する各色の球体を掲げながら「出でよ!アカンベェ!」と号令を下して様々な物を媒体にしたモンスター「アカンベェ」を召喚するのもウルフルンと並んで彼らの主な役目である。ちなみに最初に初登場の第3話では、黄瀬やよいの描いた絵からアカンベェを呼び出した。
ちなみにウルフルンとは悪の幹部同士で意気投合しているのかというとそうでもなく、彼との仲は見たところ良好というわけではないらしい。とはいうものの、一緒にお笑いコンテストに出たり玩具で遊んだりキャラソンを歌ったりしているので険悪かと言えばそうでもないようである。友情や希望、努力などといったものを否定する考え方はウルフルンと同様で、作品中ではやよいの努力を声高に否定したり、やよいが描き上げた絵をぐしゃぐしゃに丸めて捨ててしまうなど、ウルフルンにも劣らない悪役ぶりを見せている。
狼男をスタイリッシュにしたような容姿を持つウルフルンと比べ、アカオーニの場合は鬼そのままの見た目であるためウルフルンと比べると人気は今ひとつな印象がある。それどころか、次の第4話では洗い立てのパンツを穿いてプリキュア達のもとへ赴いたかと思えば、キュアピースとのジャンケンにグーで負けた(初登場時がチョキであったため、再びチョキを出してくると踏んだらしい)挙句に本気で悔しがったり、最後はプリキュアとの戦いで尻餅をついてしまい洗ったばかりのパンツが汚れたので退散するという誰得な展開を見せたりと、どうもコミカルなネタキャラと化している感が漂う。
第23話ではキュアピースとの戦いにおいて巨大化しており、その際服は破れて無くなってしまったが、パンツだけは体に合わせて大きくなっており無事だった。上記のエピソードと合わせて考えると、彼がいかにパンツを大切にしているかがわかるというものである。
第45話ではプリキュアとの最後の戦いに際して黒っ鼻を用いてパワーアップを果たし、筋肉ムキムキで髪が炎のように逆立った姿となった。上半身は裸になったが、今回もパンツは無事だった。ウルフルン、マジョリーナと共に「バッドエンドバースト」を放ち、プリキュア・レインボーバーストを破っている。
正体オニ
第45話で彼の正体がメルヘンランドの妖精・オニニンであったことが明らかになった。絵本の中で悪役として恐れられ、嫌われていたことで世界を憎むようになり、ジョーカーの甘言に乗って世界をバッドエンドにしようとしていたのである。
しかし、キュアハッピーにその存在を受け入れられたことによって涙を流し、文字通りの「泣いたアカオーニ」となった。そして、悪しき心を浄化されて他の三幹部と共に妖精の姿へと戻ることができた。
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関連静画オニ
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関連項目オニ
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