アカピッピミシミシガメとは、ミシシッピアカミミガメの書き間違い・言い間違いである。
概要
赤い模様がピッピッと描かれていて、ミシミシしながら移動しているように感じる誤記。もともとの「ミシシッピアカミミガメ」の間違えやすさに加え、間違えたとしても本来の日本語としても成立しており、かわいらしい響きであることから注目されやすい。
「アカピッピミシミシガメ」が有名になったのは2020年だが、この誤記・言い間違い自体はインターネットの普及以前から存在した可能性がある。現存するネット上での初出は2008年のブログの記事「アカピッピミシミシガメ怖い!」であると思われる。
Twitter上では2013年ごろからツイートが見られるが、最初のツイートは鍵アカウントであるため詳細は不明である。その後も何人か「アカピッピミシミシガメ」とツイートしており、「よくそう間違えてしまう」というツイートも見られる(参考)。
2020年5月ごろから徐々にツイートが増え始めていたが、2020年7月21日に「アカピッピミシミシガメ」と書いたツイート[1]がいいね10万単位でバズったことで一気に知られるようになり、ミーム化した。
ミシシッピアカミミガメ
本来の「ミシシッピアカミミガメ」の名の由来を解説すると、「ミシシッピ」はアメリカの川の名前であり、先住民の言葉で「偉大な川」の「misi-ziibi」か「大きい川」の「gichi-ziibi」のどちらかに由来する。なお、「ミシピッピ」ではない。また、耳の辺りが赤いことから「アカミミガメ」と呼ばれる。なお、「アカウミガメ」は名前が似ているが異なる種である。
俗称では「ミドリガメ」と呼ばれる。ペットとして日本に流入し、野生で繁殖したため、緊急対策外来種として指定されている。2015年時点で5年後をめどに農林水産省によって輸入に規制がかけられるとされていた(参考)。
関連項目
脚注
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