『アキハバラの片隅-懐古趣味者のオモイ-』は、有馬佐々による探偵小説。『Luckyキミにストライク-探偵リクのはじまりの遺言-』の登場人物の一人・恵谷ジュンを主人公としたスピンオフ作品。略称は「アキハバラ」。2025年4月15日発行の新装版の表紙・挿絵は、D.Y(男爵山下)が担当。
あらすじ
カナガワ失踪事件から3年後。アキハバラでメイドの誘拐事件が相次いでおり、一部SNSで話題になっていた。恵谷ジュンは、アキハバラのコスプレショップで知り合った萌香からメイドカフェ「ろりぃたいむ」で一番人気のメイドが誘拐されたことを聞く。探偵の血が騒ぎ始めた恵谷ジュンは、新人メイドとして「ろりぃたいむ」に潜入する。探偵「恵谷ジュン」の初めての単独調査が始まる。
登場人物
「探偵事務所」の関係者
- 恵谷 ジュン(めぐみや じゅん)
本作の主人公。探偵を始めて3年の33歳。187cmの高身長で1mの赤茶色の髪の毛と整った顔の女性。今回の事件で初めての単独調査をする。「ろりぃたいむ」での源氏名は『メグリ』
「ろりぃたいむ」の関係者
他の登場人物
- エース
丸々と太った40歳半ばの男。
物語の設定
- タイムマシン壱号[1]
【前作】1回タイムスリップすると元の未来に帰還できない(片道切符システム)、タイムトラベル後、未来の記憶が抹消される。小鳩老人が開発・製造。
【今作】未来へ帰還することはできるが、大きなパラドックスを起こさないため、短い期間で強制帰還する仕組み。
- タイムマシン弍号[2]
【前作】未来と現代を1回だけ往来できる。強制帰還機能(未来への帰還を強制される)が付いており、決められた期間(3ヶ月間)しか滞在できない。未来の記憶は抹消されない。小鳩涼香が開発・製造。
【今作】未来の帰還が不可能になる事と、過去への永住と引き換えに記憶を失う仕組み。
用語
- ろりぃたいむでの禁止事項
①お客さまと連絡を取るのは禁止。
②お客さまと関係を持つことは禁止。
即刊一覧
探偵リクシリーズ
- Luckyキミにストライク-探偵リクのはじまりの遺言-
2024年09月12日発行、出版社 KDP、ISBN 979-8339114420
2024年09月14日発行、出版社 KDP、ISBN 979-8339243847
2025年04月16日発行、出版社 KDP、ISBN 979-8280136069
【新装版】 - アキハバラの片隅-懐古趣味者のオモイ-
2025年01月01日発行、出版社 KDP、ISBN 979-8305525366
2025年04月15日発行、出版社 KDP、ISBN 979-8280021938
【新装版】 - 時間の泡に潜む-国崎れれみの回帰-
2025年03月03日発行、出版社 KDP、ISBN 979-8312782981
- 探偵リクが見つけた私じゃない私
2025年09月14日発行、出版社 KDP、ISBN 979-8265512437
脚注
- *本作のタイムマシン壱号・弍号の設定は、前作と相違している。「アキハバラの片隅-懐古趣味者のオモイ-」p.235
- *本作のタイムマシン壱号・弍号の設定は、前作と相違している。「アキハバラの片隅-懐古趣味者のオモイ-」p.235
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