「リアンダー級軽巡洋艦二番艦、アーキーリーズ、だよ☆指揮官、一緒にニュージーランドに行っておやつ買ってこない?」
※これは改造後の姿です。
アキリーズとは、STGアプリ『アズールレーン』の登場キャラクター、KAN-SEN。第二次世界大戦時のイギリス海軍(ニュージーランド海軍)のリアンダー級軽巡洋艦2番艦〈HMS Achilles,HMNZS Achilles〉をモチーフにしている。デザインは夢咲楓、CVは山岡ゆり。
指揮官指揮官、もう間違えないでね。アキリーズよ?覚えた?覚えた?アーキーリーズ、だよ☆(概要)
リアンダー級軽巡洋艦の二番艦。ノリが良く、元気ハツラツで耳年増。 同型艦のリアンダーやエイジャックスと違い、じゃがいもが大好きなど色々と庶民的。 なお本人は「リア充」ではない模様。
ロイヤル(アズールレーンの世界観でいうところのイギリス)所属の軽巡洋艦。リアンダー級姉妹の次女にあたる。アキリーズの読みのアクセントは、本人の言うにはアキリ↑ー↑ズではなく、ア↓キ↑リーズらしい。
少しピンクの入ったライトブラウンの髪をポニーテールにまとめ、ちょっと紫がかった瞳。八重歯をのぞかせた笑顔がキュートである。服装は、姉妹共通のチェック柄コルセットにプリーツスカート、チューブトップの上から半袖の短い上着を着けている。姉妹は三人共均整の取れたプロポーションをしているが、比較的アキリーズはあの部分が一番大きそうである。足元は、短めのソックス。ナマ足がまぶしい。
ツイートを読み込み中です
https://twitter.com/azurlane_staff/status/949830719353765889
性格面はまさに淑女な長女や、ある意味これも見事な淑女である妹に対し、あっけらかんとした庶民的な娘。常にノリノリで、ちょっとエッチな話にも興味があるらしく、異性経験の乏しそうな指揮官を「男はドーテーで30歳を過ぎると魔法使いになるよ」と悪気なしに煽ってくる。どどどど童貞ちゃうわ!
芋系の料理が大好きで、特にじゃがバターに目がない様子。指揮官からイメージに合わないと言われて戸惑うが、あの姉と妹を見た後では指揮官がそう思うのも無理からぬ事だろう。
上記のセリフのように、男に興味はあるものの、実際の経験はないようである。自分の気持ちに気づいてしまってからは、ひとしきり悩んだ後、お弁当を作ってくれることから交際をスタートしようと持ち掛けてくる。そして、どんどんラブラブになっていく姿は見もの。ぜひ指揮官諸君はそこまで彼女に付き合ってあげよう。でも、作ってくれる料理は芋づくしかもしれない。
元ネタの元ネタである戦神アキリーズ(アキレス、アキレウス)の神話からか、足のケガをやたらと気にする。史実でも、アキリーズは機関不調に悩まされたとか。
先に姉リアンダーと妹エイジャックスに改造が実装され、長らく無改造のままであったためかゲーム上でもやや埋もれた存在となっていた彼女だったが、2018年4月に改造が実装。同時に始まったミニイベント「アドミラル・グラーフ・シュペー追撃戦」において、重要な役割で出演することになる。鉄血の重巡洋艦アドミラル・グラーフ・シュペーをエイジャックスとエクセターと共に追撃し、その中で切れ者だが誤解を恐れず目的に突き進む妹と、一本気で融通が効かない僚艦エクセターの間をとりもつクッション役としても活躍することになった。
性能面は、妹のエイジャックスと全く同じステータス。レアリティRとしてはごく普通の軽巡洋艦である。主砲と魚雷の補正が高めなので攻撃力は素から高いが、逆に対空砲の補正が低いため、航空機が苦手。スキルは以下のものが標準装備されている。
2018年4月10日のアップデートで改造が実装された。火力192、雷装321、主砲、魚雷補正160%といずれも軽巡トップの能力まで伸びる。これも、妹のエイジャックスと同じ。スキル面も、改造前からある「火力全開」に、改造中の戦術啓発で入手出来る
重巡に与えるダメージが25%(初期15%)アップする「大物狩り」
(2020年12月22日更新)
自身の回避・雷装が5.0%(15.0%)アップし、自身が中装甲の敵に与えるダメージが15.0%(25.0%)アップ。 自身が重巡洋艦である場合、自身の主砲攻撃が同じ敵に4回命中した場合、その敵の速力を5秒間15.0%(30.0%)ダウンさせる(この効果は敵の速力ダウンしている間再度適用されない)
がつく。これに、「全弾発射」の前方方向に拡散する砲撃が加わって、ロイヤルの軽巡洋艦としては強力なアタッカーとなる。
もちろん、クイーン・エリザベスの「女王号令」の対象となる。一緒に出撃すればさらなる実力を発揮できることだろう。
2020年12月22日に「大物狩り」は内容が更新された。回避・雷装の自己バフ効果が追加された他、ダメージ増加の対象が「重巡」から「中装甲」に変わっている。これは、一部の軽装甲重巡に効果がなくなったわけであるが、逆に中装甲の空母や巡洋戦艦にも効果が適用されることも意味するため、事実上スキル効果の対象が拡大したと言える。後半の速力ダウン効果(テキスト灰色部分)については、アキリーズは軽巡洋艦なので残念ながら適用対象外となってしまう。
近代化改修を終えると、新しい立ち絵のアキリーズ改になる。チューブトップはブラウン色がつき、より胸元を強調している。なぜか右足だけ太もものリングで釣った白いニーソックスとなる。なお、改造前は見えなかったあの布がチラ見えするようになる。見事な白である。
大丈夫大丈夫!史実なんていくらでもかかってこい!
イギリス海軍のリアンダー級軽巡洋艦は、1930年代前半に建造された。詳しくは、姉のリアンダー(アズールレーン)の記事を参照。
〈HMSアキリーズ〉は、キャメルレアード社バーケンヘッド造船所で建造され1932年9月1日に進水、1933年10月10日に就役した。1936年10月1日からニュージーランド海軍に貸与されることになり、首都オークランドへ回航された。乗員の6割が現地のニュージーランド人だったという。
そして1939年8月、南米の西海岸を哨戒する任務についていた彼女は、そこで欧州での第二次世界大戦勃発のニュースを聞くことになる。10月になると、フォークランド諸島に配属され、南米の東海岸からアフリカの西海岸にかけての南大西洋を活動の場とする。
同年、フォースG(G部隊)という正式名を受けた南米艦隊に合流。妹艦エイジャックスの指揮下についた。僚艦は重巡カンバーランド、エクセターである。G部隊の任務は、「南大西洋で遊弋し、通商破壊を行うドイツ海軍の艦を補足し、撃破すること」であった。
1939年12月13日、果たしてドイツの装甲艦「アドミラル・グラーフ・シュペー」と遭遇したG部隊は、同艦と砲撃戦となった。これがラプラタ沖海戦であり、これによって「グラーフ・シュペー」は結局自沈することになるのだが、その経緯について詳しくは、次の記事も参照→エイジャックス(アズールレーン)、アドミラル・グラーフ・シュペー(アズールレーン)。
この戦いではアキリーズは敵からの命中弾を受け、乗組員にも死傷者が出た。しかし、仲間と共同で格上の装甲艦を自沈に追い込んだのは大戦果だったといえよう。
その後。ニュージーランドに戻って修理を受けた彼女は、南太平洋で哨戒任務についた。しばらくは大きな戦いはなかった。
そして、太平洋戦争が始まり、彼女の目の前の敵はドイツから日本に変わった。一度はイギリス東洋艦隊への合流が指示されたが、ほどなくマレー沖海戦で戦艦プリンス・オブ・ウェールズと巡洋戦艦レパルスが撃沈されるに及び、計画は変更。アメリカ軍やオーストラリア軍との共同での哨戒任務についた。その後はまたニュージーランドでの哨戒を行っていたが、1942年末に戦局の激化にともなってソロモン海方面へ赴く。そこで日本軍の爆撃を受けて損傷してしまい、そこから苦難の旅が始まるのである。
現地で緊急修理を受けた彼女は、オーストラリアで本格修理を受ける。だが、それでは間に合わず、イギリス本国で修理をせざるを得なくなった。長旅の末にイギリスに着いたが、今度は燃料タンクの爆発事故が起こってしまい、8ヶ月も費やしてようやく直ったかとおもいきや今度は機関が深刻な不調に陥りこれを直すのにまた2ヶ月かかった。今度こそ戦線復帰すべく地中海からスエズ運河を抜けてきたが、セイロン島でまたも機関が火災を起こし、インドで修繕することになってしまった。1944年12月、やっとの思いでインド洋のイギリス艦隊に合流。オーストラリアで活動する。もう日本軍は敗色濃く、圧倒しつつあるアメリカはもはや同盟国に正面切って戦ってもらう必要はなかった。アキリーズは1945年2月に久しぶりにニュージーランドに帰り着いた。
そして終戦を迎えた後、アキリーズは一旦イギリス本国へ返還されて故郷の海軍に返り咲いた。しかし、その後余剰艦となり、1948年にインド海軍に売却された。名前は「デリー」となり、インドが独立して共和国になった後も現役でいつづけた。インドは依然イギリス連邦の一員ではあるため、エリザベス2世女王の即位記念観艦式にインド代表として招かれ、思わぬ里帰りを果たしている。1956年制作の映画、「戦艦シュペー号の最後」では、なんと本人役で出演。この時、重巡洋艦カンバーランドも同様に本人役で出演し、2隻は旧交を温めることになった。なお、エイジャックス役をシェフィールドが、エクセター役をジャマイカが演じている。
1958年に練習艦となった後も、ポルトガル領インドの併合を巡る紛争の時には艦砲射撃を行って活躍。モーリシャスの独立式典にインド代表として列席したり、懐かしきニュージーランドに寄港してかつての乗組員たちから歓迎を受けたりと、まだまだエピソードには事欠かなかった。
そんな「デリー」もついに引退。1978年に解体された。その主砲塔は、ニュージーランドの海軍基地と、インドの陸軍士官学校に一基ずつ残されており、その長き艦生を偲ぶことが出来る。
新しい関連動画よ☆
関連静画グッジョブ~!
わはは、行くわよ~関連項目だ!
- アズールレーン
- アズールレーン(陣営)/ロイヤル
- アズールレーンのKAN-SEN一覧
- リアンダー級軽巡洋艦
- リアンダー(アズールレーン)
- アキリーズ(アズールレーン) ←いまここ
- エイジャックス(アズールレーン)
- アドミラル・グラーフ・シュペー(アズールレーン)
- 芋
- じゃがバター
- 1
- 0pt