アサシンクリード単語

• 概要
• ストーリー
• 登場人物
• 日本語版
• 実写映画版
• 関連動画
• 関連項目
• 外部リンク
• 掲示板

ASSASSIN'S
CREED

ليس هناك ما هو صحيح ، فكل شيء مباح.
真実は無く、許されぬことなど無い

　Assassin's Creed (アサシンクリード)とは、Ubisoft Montrealが開発、Ubisoftから2007年11月29日に発売された潜入アクションゲームであり、後に続くアサシンクリードシリーズの１作目。PS3・Xbox360・PC（Windows）用向けに発売されている。CERO「Z」指定（18歳以上対象）。

　「Assassin's Creed」の意味は「暗殺者の信念」「暗殺者の信仰」。

概要

　本作の特徴は、美麗なグラフィックとオープンワールド型のマップによって表現されたエルサレム周辺のイスラム世界と、それを縦横無尽に駆け回ることができる高い自由性にある。また、主人公はアサシンであるため、わずかな手がかりしかない壁面などを自在に上り、時には屋上や尖塔まで登って偵察や潜伏などを行うことができる。
このシステムは「パルクール」または「フリーランニング」というエクストリームスポーツを基にしている。

　デズモンド・マイルズを主人公にした現在パートをはさみながら、アルタイルを主人公とした過去パートをプレイしてゆく形式となる。なお、ストーリー中に歴史上実在する人物が登場するが、本シリーズにおける設定やストーリーはあくまでフィクションである。

　当シリーズの大まかな背景は、古の時代から世界を力で支配しようとする「テンプル騎士団」、それに対して自由意思を尊重し平和と安全の為に活動する「アサシン教団」の抗争を描く。

シリーズ一覧

• 派生作品
  • Assassin's Creed - iモード・EZweb
  • Assassin's Creed - iPhone・Android
  • Assassin's Creed: Bloodlines (アサシンクリード ブラッドライン) - PSP
  • Assassin's Creed: Lineage - ショートフィルム作品
  • Assassin's Creed: Altair's Chronicles - DS・iPhone・Android (海外のみ)
  • Assassin's Creed II: Discovery - DS・iPhone (海外のみ)

ストーリー

現実の世界

　大手製薬会社アブスターゴ社によって囚われの身となったデズモンドは、アニムスと呼ばれる装置を使って、先祖アルタイルの記憶を巡ることになる。

記憶の世界

　1191年、十字軍とイスラム勢力は、聖地エルサレムを巡って熾烈な争いを繰り広げていた。そのため聖地には混乱が起き、市民の間に恐怖と不安が広まった。この争いを収束すべく、アサシン教団は両軍幹部の暗殺を決行。教団の一人、アルタイルが刺客に送り込まれた。彼は任務を着実に遂行する中で、次第に標的の秘密が明らかになる。

登場人物

現実の世界

デズモンド・マイルズ（Desmond Miles）　CV：東地宏樹

ある意味で本作における本当の主人公。アルタイルに繋がるアサシンの家系の出身で、2012年においてバーテンダーを職業とする青年。アブスターゴ社が開発した「アニムス」なる機械を使い、DNAに潜むアルタイルの記憶を日々吸い出されている。彼の視点を通じて、プレイヤーは過去から現代へと続く壮大なミステリーを体験する事になる。

ウォーレン・ヴィディック　CV：多田野曜平

アブスターゴ社の主任研究員。アル・ムアリムと対比して「現代のジジイ」と呼ばれることも。マイルズから記憶を吸い出しており、また記憶を吸い出した後に行われる"処置"も知っている、腹黒ジジイ。

ルーシー・スティルマン（Lucy Stillman）　CV：園崎未恵

ヴィディックの助手。スタイルよし器量よし腹に一物ありのドジっ子秘書役というオーバースペックの持ち主。 デスモンドに対しては協力的な発言が多い。なぜか２では老け、しかも厚化粧になってしまった。

記憶の世界

アルタイル（Altair Ibn La-Ahad）　CV：小西克幸

本作の主人公。25歳。トリポリ伯国の北、マシャフの山岳城砦を本拠地とする”アサシン教団”に所属するアサシン。腕は確かだが、それ故に高慢な性格であり、教団内部にも彼に反感を抱くものは少なくない。砂漠の炎天下に耐えるため、また巡礼者を装えるため、常に白装束を纏う。物語冒頭の任務で「Assassin Creed」（教団の掟）に背いた上、同行した兄弟(部下)を死なせてしまうという大失態を犯し、位を剥奪され見習いへ降格されてしまう。

　

　

アル・ムアリム（Al Mualim）　CV：屋良有作

アサシン教団の長であり、アルタイルの師。物語冒頭の任務に失敗したアルタイルを降格し、さらに処刑しようとしたが、ある計画への利用価値を見出し昇格を餌に9人の有力者の殺害を命じる。

　

マリク・アルシャイフ（Malik Al-sayf）　CV：小形満

アサシン教団に所属する中堅アサシン。物語の冒頭、アルタイルの部下として弟のカダールと共に偵察任務に赴くが、アルタイルの独断行動が原因で弟が殺され、自身も左腕を失ってしまう。その後は暗殺者を退き、教団のエルサレム支部管区長に就く。失敗の咎からアルタイルには厳しく当たるようになるが、徐々に心を許すようになる。アラビア１のツンデレともっぱらの評判で、脇役にもかかわらず人気がある。

　

ロベール・ド・サブレ（Robert de Sable）　CV：間宮康弘

テンプル騎士団長。リチャード王の腹心として暗躍する。ソロモンの宮殿に納められたという秘宝を使い、「平和」な新世界を築こうと計画している。エルサレムに平和をもたらそうとするアサシン教団とその目的を共にしているのだが、平和のために彼らが取る手段は罪なき一般市民を惨殺するなど極悪非道な事ばかり。どういうことなの…。
ロベール・ド・サブレは1191年から1193年の間テンプル騎士団総長を勤めた実在の人物であるが、本作はあくまでもフィクションであり、実在のサブレがそんなことを企んだということは一切ない。また名前が「サブレ」と訳されたために鳩サブレだ何だと言われている。フランス語風にセーブルと訳されたほうが良かったかも？

　

獅子心王リチャード1世（Lionheart Richard I）

イギリス（イングランド）の英雄王にして中世騎士道の模範的な人物であり、第3回十字軍の主役でもあった。本作の時代背景が、第3回十字軍においてリチャード王とサラディンが休戦条約を結ぶ直前であるため、物語の後半でこの2人が関わることになる。

　

サラディン（saladin）

アラビア救国の英雄。第3次十字軍を退け、休戦条約にまで持ち込んだ防衛の天才。
どこかの宗教・防衛志向とは違い、こちらではきちんと民衆から英雄扱いされている…が、リチャード王と違い、姿がでてこない。そもそもシナリオに大きく関わらない。やっぱり絶望サラディンだった。

日本語版

　日本語版としてUbisoftからPS3・Xbox360が発売されている。現在Ⅰ・Ⅱをセットにした「ウェルカムパック」がPS3・Xbox360向けにそれぞれ発売されているため、今から始めるならこちらがおすすめ。

　PC版はsteam等からでも購入できるが、注意点として日本語化されておらず、また英語の字幕すらないため、動画を見る等補足しないと、ストーリーを追うのは辛いだろう。

実写映画版

日本では2017年3月3日から公開。公式サイト

関連動画

コラボレーション

その他

関連項目

• ユービーアイソフト
• ゲームのタイトル一覧
• イェスパー・キッド (アサシンクリードシリーズの作曲家)
• パルクール
• アサシン
• 十字軍

外部リンク

• アサシンクリード - 公式サイト

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