元となった、旧約聖書偽典エノク書に登場する堕天使「アザゼル」については該当項目を参照。
概要
天界から地上へ堕天した、堕天使の1人。CVは「紅の豚」でお馴染み、森山周一郎。
人間達の「進化」という可能性に憧れを抱き、他の天使たちと共に天界を捨てて地上へ堕天する。
堕天使達の首領・セムヤザの右腕として登場し、堕天を通して人間界に様々な天界の技術を流出させた事で人間達に誤った進化の過程を歩ませた元凶。
ヒトを早く進化させてしまえばいい、とか考えているため、その進化の実態もまた、火を使い始めた人類に電気をもたらすレベルの飛躍ぶりであった。人類規模での強くてニューゲーム、または周回データ引継ぎ。
「そんな装備で大丈夫か?」でお馴染みのオープニングではPVで登場した堕天使達に代わってゲーム開始から早々に登場、以後ゲーム中でも幾度となくイーノックの前に立ち塞がる。
全身を覆った黒装束のような容姿と、巨大な一つ目が特徴的な衣装に身を包んでいるが、これは堕天使達が着用している鎧で、ゲーム中ではエゼキエルやサリエル達も同様の姿で登場する上、戦闘ではダメージの蓄積によって鎧が剥がれていき素顔や素肌が露わになっていく。ちなみに鎧の下の素顔は老齢の男性で、元は精悍な顔つきだったが堕天の影響で顔も体も老化した。
またゲーム中では蝿を使役する堕天使とされ、登場の際は無数の蝿を媒介に姿を現したり、ボス戦でも蝿を使った様々な攻撃を繰り出してくる。
彼が支配する、タワー第4階層にはアザゼルほか堕天使たちがもたらした知恵によって高層ビルや道路が広がる未来都市のような光景が広がるのだが、高度すぎるテクノロジーにヒトが誰も付いてこられなかった為、他の階層と違いヒトが住んでいない。
バトライル
アザゼルがタワーの中で作り上げた、天界の知恵と未来の科学技術を結集し完成した機動兵器。
天界の神器を元に作られた「アーチモビール」「ガーレモビール」「ベイルモビール」の3体のメカが合体する事で完成する、可変ロボット。ゲッターロボではない。
ゲーム中盤のアザゼルが支配する第4階層(バイクステージ)で「アーチモビール」「ガーレモビール」「ベイルモビール」がイーノックとカーチェイスを繰り広げるのだが、同ステージの最後にそれら3機が合体する事で完成、イーノックを追い詰めてくる。
対象の持つ武器や戦闘状況に応じ、変形して戦闘モードを変え、攻撃パターンや有効な武器も都度変化する。「エルシャダイ原作小説」でも自在に変形してはイーノックと戦ったが、イーノックが次々と有利な武器へと持ち変えてはバトライルも変形するがその度に機関部の負担が増していき、最後は変形が追い付かなくなってボディ各所から黒煙が上がり装甲も自壊する程のダメージとなっていった。
ゲーム版ストーリーでは1体のみの登場だが、「原作小説」ではその後量産化に成功した量産型バトライルが戦場へ大量投入されている。
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関連項目
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