「自分で…決めたことだわ!」
『局地戦闘用エンジェロイドタイプΔアストレア』(きょくちせんよう エンジェロイド タイプ デルタ アストレア、通称アストレア)とは、水無月すう原作の漫画作品『そらのおとしもの』の登場キャラクターである。アニメ版の声優は福原香織。アニメ版では二期の『そらのおとしものf』からの登場となる。
イカロスせんせーい!「がいよう」って何ですか!?
シナプスと智樹の夢が繋がっていることを危惧したシナプス最高評議会の命により、智樹の暗殺のために地上に降りた未確認生物。ダイダロスが建造したエンジェロイド3体のうち最後の1体であり、先に作られたイカロスとニンフを「イカロス先輩」「ニンフ先輩」と呼んでいる。
戦闘能力と感情制御にステータスの比重を置いているため、電子制御能力が極端に低い。つまり極度の馬鹿。どのくらい馬鹿かというと小学校低学年レベルの算数が出来ないぐらい。
それが災いし、ターゲットを目前にしながら派手に転倒、盛大なパンモロと共にバカな部分が露呈してしまう。しかし、その後も抜群のスタイルで己の煩悩に悩まされてる智樹を更に悩ませることになるのだg(呼んだ?)、結局智樹六道地獄によって退散・自己修復に追い込まれる。
それ以降もあの手この手で智樹の暗殺を謀るも、元来の馬鹿さや智樹のセクハラにより毎回自滅に近い形で失敗する。美香子や英四郎にも手玉に取られてしまう。むしろいじっている美香子を「師匠」と慕ってる節もある。
美香子の暇つぶしに利用される中でついに訪れた標的暗殺の絶好のチャンスにも、「それ(暗殺)はお前が自分で決めたことなのかよ?」という智樹の言葉に思わず剣を止めてしまう。アストレアはシナプスの男に従い続けることに戸惑いを感じ始めるのだった。イカロスに脅されてしまい、智樹の暗殺に踏み込めず、シナプスに帰ってもマスターの罰が待っているだけという板ばさみ状態になり、河原でサバイバル生活を強いられたが、智樹とのおバカ決定戦(という名の交流)をきっかけに智樹達と打ち解ける。ついでに食糧危機も解決。
そんな日常の中で不意に訪れたカオスによるエンジェロイド破壊任務に際し、アストレアもまたシナプスの男にニンフの抹殺を命じられてしまう。命令だから仕方ないと絶望に打ちひしがれるニンフに剣を向ける彼女であったが、土壇場で現れた智樹の「自分で決めろ!お前が何をしたいのかを…!」という言葉に心を動かされ、イカロスをなぶっていたカオスと交戦に入る。智樹への公開告白の後、力任せに首輪の鎖を引きちぎり、自らシナプスの男との契約を断つのであった。
カオス戦までの彼女の行動を見るに智樹暗殺にアストレアを抜擢したマスター、シナプスの男の判断力に疑問が残るところだが、現時点ではアストレアを除けば戦闘用のエンジェロイドはイカロスに撃退されてしまった量産型エンジェロイドのハーピーだけであり、この判断はやむを得ないものだったと思われる。
余談
彼女がアニメ版に本格登場した初話のサブタイトルは「驚愕!天使は馬鹿(キョニュウ)だった!」というものであるが、 欧米では「金髪の巨乳の女性=馬鹿」という類の風評があるため注意を受け、一部の放送局を除いて「馬鹿」の部分がハート型の伏字で修正されてしまっている。
私の力を見せてあげるわ!
電算能力は一切積まれておらず、作戦や知略といった搦め手は苦手。
故にそれらを捨てたその時、彼女の能力は存分に発揮される。シナプス最強の近接戦闘用エンジェロイドの名は伊達ではないのだ。
装備
- 超加速型の翼
- イカロスはおろか、第二世代エンジェロイドをも凌ぐ加速性能を持つ。
- chrysaor(クリュサオル)
- イカロスのaegisをも軽々と切り裂く超振動光子剣。出力を上げることにより中距離に渡る長大な刀身を発するが、使用には隙が生じる。
- aegis=L
- 携行盾。長時間の使用が出来ない、前方しかカバーが出来ないなど欠点は多いが、aegis以上の強度を誇るフィールドを発生する。
- …が、近接戦闘特化のために遠距離兵装が一切積まれておらず、距離を離されると為す術がないという弱点がある。
何よ!可哀想なモノ見るような目ぇしてぇーっ!
えっ!?買ってくれるの!?
関連コミュニティだ!わーい!
自分の…関連チャンネルなんだからぁっ!
か…関連項目ですかっ!?
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