アスナの憂鬱とは、罪人粛清スカッと系youtubeチャンネルである。
概要
Vyondというツールにより作成されたアニメ動画であり、いわゆる「スカッとする話」を取り扱っている。2020年8月14日にyoutube登録された。2022年5月31日現在で348本の動画が投稿されている。
特徴
いわゆる「スカッとする話」を取り上げられており、「立場が低い主人公が立場が高い悪役にあらゆる形で理不尽を強いられるが、中盤以降に立場が逆転して結果悪役が破滅する」という点は他のスカッと系チャンネルと同様である。
しかし、2021年以降に投稿された動画では特に以下の特徴が顕著になっている。
・主人公(語り部)が罪人に対して制裁する場面は少なく、あるとしてもメインで制裁をするわけではない。
・罪人(DQN)による悪行が犯罪レベルで凶悪(児童虐待、借金をなすりつける、浮気をした上に全てを奪って離婚、冤罪etc)であったり、吐き気を催すレベルで悪趣味(ペドフィリア、マザコン、痛い商品を開発するなど)である場合が多い。その分悪役への制裁も過激なものになっている。
・ミサ、ルカ、ユミは当初は悪役(悪人)として登場していた。しかし2021年頃より罪人を制裁する側に回るようになり(DQNバスターズ)、その場合は社長や女医、教師など社会的地位の高い職業に就いている。
youtube系チャンネルでは当初悪役として登場したキャラが別の話で善玉のキャラになっていることは珍しくないが、この3人の場合は特にギャップが大きい。
・アラタやレイナなど、主人公として登場したキャラクターがアスナが主人公の動画では制裁する側に回ることが多い。
・子供たち(幼稚園~小学生ぐらいの設定)が子供離れした知能や戦闘能力を持って幅広く活躍している。
・罪人が様々な制裁を喰らってもなおも悪あがきを続けることが多い(通称「罪人の尺稼ぎ」)。
・上記の理由などから他のチャンネルよりも使用する時間が長くなる。しかし人間ドラマ的な内容も盛り込まれており、アニメやテレビドラマの1話分にも匹敵する容量となっている。
主な制裁
以下に動画で罪人が喰らう制裁のパターンを書いておく。なお、制裁時には以下のBGM(処刑用BGM)が流れることが多い。
① 罪人のPCやスマホを調査し、悪事の証拠をつかむ(主にハル)
とても幼女とは思えないハイスペックな天才少女による制裁。ターゲットとなった悪役のPCのパスワードを2秒で解読し、罪人のPCやスマホから悪事の証拠だけでなく、気持ちの悪い趣味を発見する場合もある。また、発見した悪事の証拠などをプレゼンターなどに流すこともある。
「良い子はマネしちゃノンノン・・・」
② 罪人の顔面を床に激しく叩き付けたり(顔面ドラム)、罪人同士の額を何回も叩き付ける(顔面シンバル)(主にミサ)
「テメェ!何ってことしやがるんだ!ボケがアアアアア!」
「あぁん⁉︎」
3大DQNバスターズの一人、通称「金髪ストロング」、ミサによる制裁である。といっても登場したときはまず、罪人のやったことの凶悪さ(「ク○ババア」、「外道野郎」などと言う)や、被害者がどれだけひどい目に遭ったのかなどを盛大に語る。しかし、それでも悪役は反省しないばかりかさらに被害者に攻撃しようとするため、ミサは上記の制裁を繰り出すこととなる。
「アスナに手ぇ出すんじゃねぇよ!ゴォラアアアアアアアア!」
「DQN粛清顔面ドラムじゃ!いい音奏でろやあああ!オラアアアアアア!」
バンバンバン!バンバンバン!とリズミカルな旋律をかなで、悪役が独特の叫び声を上げるのが約束となっている。汚い心の持ち主から美しい旋律を奏でるという点からも音MAD素材になってもおかしくない制裁である。
「ねえ、どんな気持ちどんな気持ち、どんな気持ち?教えて教えて教えて」
3大DQNバスターズの一人、通称「ピンクサイコパス」、ルカによる制裁である。通信販売で購入したアイアンメイデンや指詰め器具などの拷問道具を用いて悪役を追い詰める。サイコパスと言うだけあり、悪役を追い詰める際には興奮して涎を垂らしたり、目を真っ赤にする。その恐ろしさは「広告収入終了のお知らせ」と評価されるほどである。とくに、上記の顔面ドラムなどを喰らっても悪役が反省しない場合などは、悪役を拘束し、今にも厳しい拷問を行っているような言い回しをしている。
しかし、実際には罪人はほぼ無傷の状態(指を切られたり、毒を飲んだと思い込まされている)であることが多く、それでも罪人は醜態をさらしたことになる。また、上記の拷問器具も実際に殺傷能力があるのか疑問である。
「ルカ悪くなーいもん」
なお、ルカの娘役としてリカというピンク髪の幼女が登場しており、チョークを耳の穴に詰めるなどの拷問を行っている。
「ふっ、甘いわね」
3大DQNバスターズの一人、通称「紫ジークンドーマスター」、ユミによる制裁である。上記の②、③の制裁を加えられてもなおも反省しない場合、武術の達人としてユミが制裁を加える。罪人は大抵過去のDQNを思い出していることが多い。
「オドレ、ワシの事務所(教室)に殴り込むとはいい度胸じゃな!」
普段はツインテールのかわいらしい幼女だが、罪人に対しては上記のような任侠口調となり、勢いよく唾を吹きかける。この唾液には殺傷能力があるほか、傷に対する治癒能力も持っているようである。
アスナと主人公として登場することが多かったレイナだが、いきり立った罪人に対してペットボトルを投げつけて牽制したり、別の罪人ではレモンが弱点だと見抜いてレモンで攻撃するなどピンポイントでクリティカルヒットを繰り出している
初期では主人公として登場しており、いつの間にかネギ大好きのDQN制裁協力キャラクターになっている男性がアラタである。ネギを侮辱した罪人に対して耕運機にくくりつけてネギ畑を耕させたことがある。
なお、アラタは罪人の粛清に関して「XXされるところみたい」をリピートしトリップ状態になる事が多い。
⑧ その他
DQNバスターズとしてカズハ(元ネタは、というか容姿も声もそのまんまこの人)という関西弁のキャラが登場し、ライオンの着ぐるみをかぶった状態で罪人を追い詰めたり、空手の技を使って罪人を追い詰めたりする。
⑨ 逮捕
「署まで~署まで~」
一連の制裁のクライマックスで、罪人は自らの悪事と尺稼ぎ罪などにより警察に逮捕されることとなるが、その際に鈴木警官(鈴木っち)により上記の台詞とともに逮捕されることとなる。逮捕された罪人は大抵悲惨な末路を辿ることとなる。
ミサの顔面ドラムやルカのアイアンメイデンを食らったはずなのに罪人が無傷なのは最終的に警察に逮捕される(法の裁きを受けさせる)ためであると考えられる。(もし本当に警察も逮捕できないような外道であれば某youtubeチャンネルの拷問ソムリエ
による制裁などが行われ、命を落とすことになるだろう)
アスナによる突っ込み
語り部でありながら、自らが制裁に加わることは少ないアスナだが、そんな彼女にはツッコミという最大の特技が与えられている。常識的にはあり得ない状況に対して「~するのやめェ!」、といったり、過剰な状況に対しては「~スギィ」「○○=スンギ」などの表現を多用する。
アスナによるツッコミが炸裂するシチュエーションには悪役もさることながらそれ以上にハルやミサ、ルカ、アラタなど味方に対するものが多くなっている。
関連youtubeチャンネル
2023年2月より「ミサキ家の困りゴト」というスカッと系のyoutubeチャンネルが解説されている。主人公こそ違うが作風やユーフルカの楽曲を使用しているなど、このチャンネルの姉妹チャンネルと考えられる。
また、上記のような過激な制裁が人気があるためか、他のスカッと系youtubeチャンネルでも上記に準ずるような制裁がおこなわれるものもある。
関連静画
関連リンク
関連項目
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