アットゲームズ単語

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アットゲームズ（@games）とは、株式会社ジークレストが2006年から2020年まで運営していたオンラインゲームコミュニティサイトである。略称はアトゲ。

無料の会員登録またはmixiIDやfacebookIDで利用できた。2020年のアットゲームズサービス終了後も、同社提供の姉妹サービスポケットランドが利用できたが、こちらも2022年にサービス終了した。

概要

2006年にβサービス開始後、ユーザーを順調に獲得していった。

アットゲームズの売りはなんといっても「セルフィ」と呼ばれる可愛らしいアバターである。『ファントム・キングダム』『魔界戦記ディスガイア』などで知られる原田たけひと氏が基本デザインを手がけた。

無料でもらえるアイテムも増え、そのクオリティも向上しているため、非課金でも楽しめる。もちろん、それでも有料アイテムと比べればいくらか差があるのは仕方のないことではあるが。

アットゲームズは、セルフィのアバター・衣装のHTML5などほかの技術への置換が困難であることから、Adobe社のFlash^®のサポート終了に伴い、2020年12月にサービス終了となった。

サイト内通貨

Gコイン

基本的には、課金（購入）することでもらえる。1Gコイン=1.03円（税込）

アットゲームズ経由でほかのサービスに登録したりCMを視聴したりすることでも付与される。

ぐっせる

アットゲームズ内でサービスを利用することにより、無料でもらえるボーナスポイント。

Gコイン購入時に特典として受け取ることもできる。

かつてはプチコインという名称で、当時はGコインへの変換も出来た。

そのほか、各種ゲーム（後述）のいくつかに仮想通貨、メダルなどが存在する。

サービス

※クリックするとこの記事内の各項目に飛びます。

↑戻るセルフィ

アットゲームズでは、セルフィ（アバター：自分の分身）を利用できる。ユーザーは衣装を着せ替えたり髪型やアクセを変えたり、思い思いにお洒落をして楽しむことができる。

登録時に性別を入力するものの、セルフィそのものに性の区別はなく、男装も女装も可能。登録したばかりでも既にいくつかアイテムは振り込まれているので、まずはセルフィ下の「着がえる」ボタンを押して着せ替えてみよう。

通常の白背景と異なる金背景のアイテムは「アクションアイテム」や「可動品」と呼ばれ、装着すると動く仕様。

「整形」「背景」「前景」「ポーズ・モーション」は基本的にはレアアイテムとなっている。

また、「交換ボックス」機能により、ユーザー同士でアイテムの取引ができる。アットゲームズに慣れてきて、掲示板やサークルなどを上手く利用できるようになれば、きっと欲しいアイテムを集められることだろう。

↑戻るセルフィタウン

奥行きのあるタウン内を自分のセルフィで歩き回ったり、ほかの人との会話を楽しんだりできるサービス。後述するセルピットを連れていくこともできる。セルフィ下の「出かける」ボタンを押せばセルフィタウンのウィンドウが開く（初期設定ではマイページを開くと同時にセルフィタウンのウィンドウも開く）。

「ココロ公園」では、合言葉の後ろに「@」を入れて発言することでぐっせるがもらえる。合言葉は0時、8時、16時に切り替わる。合言葉が切り替わったあと、初めてエリア内に入ったときに、ランダムに一文字だけヒントが出るので、タウンにいる人とヒントを共有して合言葉を探ろう。

「お花畑」「ぐっせる公園」などのエリアも存在し、たとえば「お花畑」では花や蝶などを集めるアルバイトができる。まれに妖精も手に入る。「ぐっせる公園」ではほかのエリアより多めにぐっせるがもらえる。

また、次項で述べる「ゲームセンター」もセルフィタウンに存在する。

↑戻るゲーム

「みんなでゲーム」「ひとりでゲーム」「オンラインゲーム」等のカテゴリに分類されている。

「みんなでゲーム」：占い・クイズ・トランプなどがある。mixiから移植されてきたゲームも多い。 「ひとりでゲーム」：一人でできるゲームがある。更新されている気配はない。 「オンラインゲーム」：ほぼほかからの移植。他社から提供されているものもある。 「ゲームセンター」：スロット・ビンゴでメダルを賭けてプレイする。獲得したメダルはアイテムと交換できる。

↑戻る日記

ユーザー個人のブログサービス。公開範囲を指定可能で、公開されているほかのユーザーの日記を見ることもできる。

お気に入り登録したユーザーやフレンドの日記更新は、自分のマイページからチェックできる。

↑戻るサークル

仲間づくりのためのもの。趣味を同じくするもの同士が集い交流することを目的としているが、常ににぎやかなサークルはごくわずか。

誰でも際限なく新規サークルを作れてしまい、サークルの運営者以外は消すことが不可能という問題点もあるため、まったく更新されていないサークルが非常に多い。

↑戻る掲示板

ほかのSNSの掲示板と比較すると、雑談スレッドや、特定の人物を中心とした馴れ合いのスレッドというものは少ない。

最も頻繁に上がるスレッドは交換スレッドであり、これは主にセルフィ衣装の交換を求める場として利用される。そのほか、現行イベントの攻略・報告スレッドや、アットゲームズ全般の不具合報告・質問・要望スレッドなどが立つ。またそれぞれに対し批判をするスレッド、さらにそれを注意するスレッドなどが立つこともある。

初めて掲示板を利用する方は、スレッドをいきなり立てるよりも、気になったスレッドを眺めてみたり、そのスレッドに書き込んでみたりすることをお勧めしたい。

↑戻るチャット

ルームを使ってのチャット。なお、チャットルームは主催者のマイルームとなる。

鍵を掛けることができることと、部屋の中にいるという意識からか、セルフィタウンと比較するとユーザーが羽目を外しがちな傾向にあるが、裏を返せば他人の目を気にせずにおしゃべりを存分に楽しめるサービスと言える。

↑戻るつぶやき

マイページから140字以内でつぶやくことができるサービス。フレンド・お気に入りのつぶやきをマイページから確認することができる。画像を添付してつぶやくことも可能。

他人のつぶやきに「わかるわかる～！」「イイネ！」「マジで?!」「どんまい」の4種類で気持ちを残すことや、コメントを書くこと（自分のつぶやきにも可）もできる。

「おしえる機能」（≒リツイート・リポスト機能）もある。しかし、安易な拡散はデマなどの情報が回りやすいなど問題点が指摘されている。拡散された情報の真偽は各自で確認しよう。

↑戻るガチャ

Gコインやぐっせるを使ってプレイでき、セルフィ衣装やインテリアアイテムなどを入手できるサービス。

「ガチャ@セルフィ」：ツインスター（350Gコイン）とリトルスター（150Gコイン）がある。週2回更新。 「ぐっせるガチャ」：1プレイ250ぐっせるまたは500ぐっせる。月に1回更新。 「タイアップガチャ」：ほかの企業とタイアップしたもの。1プレイ300Gコイン。 「ガチャピット」：主にセルピット（後述）に装着できるアイテムを入手できる。1プレイ150Gコイン。

ガチャ@セルフィはたまにツインスターだけのものや、1プレイ200Gコインのものなどが登場することがある。また、ガチャ@セルフィのリトルスターは、ぐっせるで購入できる「ぐっせるパック」中の「ガチャチケット」でもプレイが可能。

また、いくつかのゲーム・サービス内でも別箇にガチャが存在する。

↑戻るアイテムトレード

アイテムを交換できるサービス。いずれも利用料が必要となる。

「アイテム取引」：所持アイテムから4点まで出品し、欲しいアイテムを4点まで求めることができる。 「Gコイン取引」：所持アイテムにGコインで値を付け出品できる。 「買取希望リクエスト」：Gコインを出し、欲しいアイテムを求めることができる。

アイテム取引の場合、一つのアイテムにつき手数料として10Gコイン必要となるが、これは「トレードチケット」で代用できる。トレードチケットは一か月間毎日アットゲームズにログインすることで翌月上旬に5枚もらえるほか、イベントなどで配布されることもある。

↑戻るアイテム覚醒

アイテムを、別のアイテムに変化させられるサービス。

「ターゲット覚醒」：同じアイテム2つを150Gコインで別のアイテムに変化させることができる。 「セレクト覚醒」：アイテム10個（同じでなくともよい）を別のアイテム10個に変化させることができる。

セレクト覚醒のプレイは無料だが、アイテムを引き取るには150Gコインかアイテム覚醒チケットが必要。引き取らない場合はぐっせるに変換される。

↑戻る得するパック

ゲームやガチャなどに使えるアイテムを、個別に買うよりも安く入手できる方法。

とくに、ぐっせるで買える「ぐっせるパック衣装セット」は、お金を使わずに楽しみたい人にとっては必需品ともいえる。

ただし、ガチャチケットやアイテム覚醒チケットには使用期限が設けられたため注意しよう。

↑戻るセルピット

マイルームやセルフィタウンに連れていけるペット。基本的には有料。最初にモーブというセルピットが無料でもらえるほか、イベントで卵がもらえることもあった。

セルピットの卵は現在33種類販売中。また、お世話に必要なアイテムはぐっせるでも購入できる。

レベルを上げると成長するが、どの程度お世話したかによって姿が変わる。また、突然変異することもある。

生命を維持させるためにはライフストーンという有料アイテム（100Gコイン）が必要。これはログインルーレットで無料で手に入ることもある。

一個のライフストーンで一か月間生命が維持される。切れるとぬいぐるみに戻るのでマイルームに飾ることができる。

利用者層

ファン感謝祭（オフラインイベント）を特集した2010年のニュース記事によれば、女性のほうが男性よりも2倍ほど多い。2013年からサービス開始されたポケットランドの影響もあってか、小中学生の利用も増えたようだ。

注意点

• 登録後のニックネーム、性別、生年月日の変更はできない。

沿革

関連動画

関連静画

関連コミュニティ

関連項目