アドミラル・グラーフ・シュペー(Admiral Graf Spee)とは、以下の様な物を指す。アドミラル・グラフ・シュペー、アドミラル・シュペー、グラーフ・シュペー、グラフ・シュペーという表記揺れがある。場合によってはシュペーまで略されることも。さらに、アドミラルシュペーと言うように、中点を省略する場合もある。この言葉自体は、下記の通り、「伯爵であり、提督であるシュペーさん」という意味の称号である。
曖昧さ回避
- マクシミリアン・ライヒスグラーフ・フォン・シュペー(Maximilian Reichsgraf von Spee)
帝国ドイツの海軍軍人、中将。ライヒスグラーフとは、帝国伯を意味する爵位である。第一次世界大戦時にドイツ東洋艦隊の司令であったが、日本の参戦により脱出。
1914年のフォークランド沖海戦でイギリス艦隊と交戦し、乗艦の装甲艦シャルンホルストと運命を共にした。 - グラーフ・シュペー - 帝国ドイツの巡洋戦艦。上の軍人の名に因んで命名されたが、1915年に起工後建造中に戦争が終わり、未完成のまま放棄された。
- アドミラル・グラーフ・シュペー - 上の軍人の名に因んで命名されたドイツ海軍の装甲艦(ポケット戦艦)。ドイッチュラント級装甲艦3番艦。第二次世界大戦時に南大西洋で単独の通商破壊任務に付き、イギリス海軍に追い詰められてウルグアイのラプラタ川河口で自沈した。
- アドミラル・グラーフ・シュペー(アズールレーン) - 上の装甲艦を元ネタにした、STGアプリ『アズールレーン』の登場キャラクター、艦船少女。
関連項目
- ドイツ帝国
- ドイツ海軍
- 軍用艦艇の一覧
- ドイッチュラント級装甲艦
- ハンス・ラングスドルフ:上記装甲艦最後の艦長
- 戦艦シュペー号の最後:1956年公開の映画、上記装甲艦が題材
- ハイスクール・フリート:上記装甲艦が準主役の立ち位置で登場
- World of Warships:上記装甲艦が巡洋艦の区分で登場
- War Thunder:上記装甲艦が巡洋艦の区分で登場
- アズールレーン:曖昧さ回避に記載の通り、上記装甲艦をモチーフとしたキャラクターが登場
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