アドリブとは、予め決められた進行や脚本から突発的に逸脱することである。
主に音楽や演劇・放送などで用いられる。
概要
ラテン語の「アド・リビトゥム」(Ad libitum)の略称であり、もともとは「お好きなように」くらいの意味である。
音楽用語としては即興演奏を意味することもあるが、「このパートは入れても入れなくてもいいよ」とか「テンポは自由にしていいよ」とかを指示する時にも用いられる。
演劇・放送などでは脚本に書いてあることと違う演技や進行を行うことを表すほか、脚本・台本にセリフが一切書かれておらず、役者が全て即興で演じる劇を「即興劇」「アドリブ劇」などと言う。
普段からアドリブが多い役者には、脚本の段階でアドリブを入れる余裕が設けられることもある。
また、感極まってとっさに口走った台詞が名台詞となることも多い。
アドリブに定評のある声優(50音順)
アドリブが特徴的な作品
有名なアドリブ台詞
- オッス!オラ悟空!(孫悟空『ドラゴンボール』)
- ポチッとな(ボヤッキー『ヤッターマン』)
- スカポンタン(マージョ『タイムボカン』)
- 後半へ続く(ナレーション『ちびまる子ちゃん』)
- ハーヒーフーヘーホー(ばいきんまん『アンパンマン』)
- にんにくラーメン、チャーシュー抜き(綾波レイ『新世紀エヴァンゲリオン』)
- やな感じー!(ロケット団(ムサシ、コジロウ、ニャース)『ポケットモンスター』)
- こんにちは、ぼくドラえもんです(ドラえもん(大山のぶ代版)『ドラえもん』)
- 僕には出来ない!(ドモン・カッシュ『機動武闘伝Gガンダム』)
- (名前を聞かれて)高木です!(高木刑事『名探偵コナン』)
- WAWAWA忘れ物~(谷口『涼宮ハルヒの憂鬱』)
- ふんもっふ(古泉一樹『涼宮ハルヒの憂鬱』)
- バルサミコ酢(柊つかさ『らき☆すた』)
- うんたん♪(平沢唯『けいおん!』)
- ぱんぱかぱーん(愛宕『艦隊これくしょん』)
- 美味しいから大丈夫だよ(三村かな子『アイドルマスターシンデレラガールズ(アニメ)』)
- さっきからなんなんだこの歌は!!(イサミ・アオ『勇気爆発バーンブレイバーン』)
関連動画
関連項目
- Jazz
- アドリブ○○の一覧
- アドリブ王
- アドリブ親父
- アドリブ鍛冶屋
- アドリブ義賊
- アドリブ賢者
- アドリブシーフ
- アドリブ姉妹
- アドリブ女皇
- アドリブ神
- アドリブ聖者
- アドリブ戦隊
- アドリブ隊長
- アドリブドリーマーズ
- アドリブニート
- アドリブのバカ殿様
- アドリブパパ
- アドリブ姫
- アドリブボ(イ)ス
- アドリブ魔人
- アドリブ女神
- アドリブ闇皇女
- Peeping Life(アニメ作品、台詞がアドリブ劇である)
- あどりぶ(ラジオ番組)
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