アナカリスとは格闘ゲーム『ヴァンパイア』シリーズの登場キャラクターである。
概要
古代エジプトのファラオの魂が宿ったミイラ。
出身地はエジプト。身長270cm。体重500g - 500kg(可変)。
紀元前2664年生まれ。誕生日は不明。父である11代ファラオ・ウロスの崩御に伴い、12歳で王位についた。弟が2人いたがいずれも早世している。
絶大なカリスマをもって王国を支配。自らの死後も復活を果たして神になる事を目指し、壮麗なピラミッドを建設。16年の歳月、6000万人の人員、3133人の人柱を費やして完成した。
しかし27歳の時、戦争で負った傷が原因で熱病に侵されて死去。ミイラとして数千年の眠りについていたが、パイロンが地球に来た時の影響で目覚めて復活を果たした。
シリーズでも屈指の巨体を誇る、上背がある筋骨たくましいミイラ。腕輪やアンクレットにスカート、そして黄金の仮面を身に付けている。
エコーなのかどうかは不明だが、語尾を3回繰り返す台詞が特徴的。王に逆らうでないないない。国民大募集中中中。
従来の格闘ゲームキャラとは一線を画した、トリッキーな動きを見せる。
ジャンプすればふわふわと空中に浮かび、歪曲した空間からキックやパンチが飛び、包帯を駆使した変幻自在の攻撃を繰り出す。「人外」をテーマとした本シリーズにおける特徴を、最も体現するキャラとも言える。
飛び道具を飲み込んで跳ね返す『言霊返し』、腕を伸ばして殴りつける『コブラブロー』、上空から棺を落とす『棺の舞』といった技を持つ。
特筆すべきは『王家の裁き』。空中から繰り出す飛び道具に当たったキャラは、一定時間無力で可愛い姿に変身(例:デミトリ&モリガン→コウモリ、ガロン→ダックスフント)。効果中は防御と攻撃が出来ずにタコ殴りにされるため、効果時間が切れるまでは逃げ回るしかなくなる。
要所要所で出てくるやたら顔の濃いキャラは、地縛霊の一種である「カイビト」。
アナカリスの分離した下半身からコンニチワしたり、必殺技で顔を見せたり、やられグラフィックで泡を食ってたりと多彩な活躍(?)を見せる。
初代および『ハンター』エンディングでは時を超えて過去に戻って復活。他国に攻められて窮地に陥った自らの国を救うことに成功した。
『セイヴァー』エンディングでは世界の崩壊を悟り、地下に「永遠に滅びぬ真実の国」を新たに建設。道行く人を「国民」として拉致し、99201554788人目に迎えられた事を告げていた。多すぎんだろ。
ちなみに漫画『ヴァンパイア セイヴァー〜魂の迷い子〜』では主人公を務めるリリスに敗北する。
関連動画
関連商品
関連項目
- 0
- 0pt