概要
2014年3月1日から(それ以前については後述)Youtubeにチャンネルを開設して活動している、2次元Youtuber。チャンネルの正式名称はアニメ娘「エイレーン」(Bit Translate)だが、単にエイレーンと呼ばれることが多い。
声は音声合成ソフト「CeVIO」の「さとうささら」が採用されている。
活動初期は海外の動画を紹介するものが多かったが、徐々にオリジナルの内容へとシフトした。基本的に口が悪く下ネタが多い。
その後生活のために上海で就職したため、2015年の間は動画が投稿されることはなかった。これは中国がネット規制しているのも関係している。
2016年から活動を再開。YouTubeでの活動に集中するためか、以来ニコニコ動画には動画を投稿しなくなった。同じ頃、過激な内容から徐々にファンが付き始め、企業案件も扱うようになり活動が軌道に乗り始める。
そして2017年10月、活動方針を大きく転換し、チャンネル名と主役の変更を行った。これが「MiraiAkari project」となっていく。現在はミライアカリからは手を引き、「ヨメミ V-AR チューバー -萌実-」で従来のスタイルの動画を投稿している。
中の人について
エイレーンは、投稿者が作ったキャラクターというよりは、中の人のアバターそのものといった雰囲気が強い。しばしば動画の中で投稿者の境遇がエイレーンの口から語られ、その窮迫ぶりがうかがえる。
日本人の父と中国系の母の間に生まれたハーフ。生来体が弱く絵を描くのが好きな子供であったという。小学生くらいの時?父親が肺がんで他界。ショックを受けた母親は投稿者を連れて離日してしまう。ここから投稿者は強制的に英語と中国語を覚えさせられ、なかば無理やりトリリンガルにさせられてしまった。
高校卒業後、ネット上で知り合った人物から同人ゲームを作るために日本で働くことを勧められたものの、この知人が絵に描いたようなクソで、住居も職も紹介せず、訪日直後いきなり追いつめられる。ブラック企業を転々とすることでなんとか生きながら知り合いと同人ゲームを作る(この頃に同人サークル「ICETEA」が存在しており、エイレーンはBitgraphic名義で活動していた)も、完成間際に知り合いが音楽活動にシフトチェンジしようとする。なんとか説得し完成にこじ付けコミケで頒布したがそれを最後に一人で活動するようになり、Youtubeに動画投稿を始めた。
活動初期は趣味レベルで上げていたが、あまり数字が伸びなかったので貯金が尽きる前に就職活動をして上海で働くことに。しかし働いている間にチャンネル登録者数が1万を超えたため、一念発起して仕事を辞め、Youtuberに専念することとなった。しかしながらチャンネルが凍結されたり、黒字化することが難しかったりと前途は多難。企業案件や「囲い」と呼ばれるファンの寄付等で遣り繰りしている状況であった。
2017年10月にチャンネルをミライアカリに明け渡し、投稿者は裏方へと回った。この大改革に際して6000万円の借金を背負ったと発言している。銀行がYoutuberに6000万円も貸すとは思えないため、ベンチャーキャピタルか個人投資家から資金調達したものと思われる。
ゆくゆくはアニメ制作会社を立ち上げ、アニメを自作することを目標としているという。
2019年時点でエイレーンがリリースしたVTuberはミライアカリ、萌実&ヨメミ、夏実萌恵、ベイレーンの4名いるが、その4名全員がチャンネル登録者数10万人を突破している。動画内ではヨゴレに徹する場面が多いが、プロデューサーとしては有能と言って良いだろう。
登場人物(エイレーンファミリー)
- エイレーン
- 紅ノ(べの)
- ベイレーン
- 萌実/嫁ノ萌実(よめの もえみ)
- エトラ
関連動画
関連項目
関連リンク
脚注
- *初期の動画で御沢萌恵と紹介されていたがその後別の動画では御宅萌恵と書かれてたりしてるためエイレーンにも忘れられている可能性がある。
- *フルネーム同様初期は18歳と紹介されていたが後の動画では23歳となっている。
- *夏実萌恵チャンネルの2019年エイプリルフールの動画に一度だけ登場した。
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