アノンとは、アメリカ在住のネットラジオ配信者である。日本語を流暢に話すアメリカ人女性。
概要
カリフォルニア州在住の女子大生(20才/2010年6月現在)。16才で大学に入学したIQ130の天才少女。身長175cm。名前の由来はanonymous(匿名の意)より。
日本語の翻訳家になるのが夢で、4年ほど日本語を勉強している。その為に、わざわざ「かな入力」が出来る日本製の富士通ノートPCを使用する程である。
日本人とのコミュニケーション(掲示板等)に於いては難しい言い回しの言葉や漢字などが登場すると、すごい速さでタイピングを駆使し、ノートPCにインストールした辞書にて即座に意味を調べ上げる。従って、リスナーによる配信者宛の書き込みへのレスポンス速度は日本人とほぼ変わらない。
独自学習とはとても思えないレベルの流暢な日本語やスラングからネット用語まで話すことからも知能の高さがうかがえる。
「KANON」や「涼宮ハルヒの憂鬱」など、日本のアニメが好きなアニヲタでもある。特にフィギュア収集が趣味で、様々なフィギュアを持っており、フィギュアを芸術的とまで語っている。ネトラジのリスナーからヲタクであることを指摘されると必ず「わたしヲタクじゃないよ」と否定するのがお約束となっているが、どうみてもヲタクである。
漫画喫茶やフィギュア販売会社でのバイトを経験しており、自分にとって天職と語っている。
2009年1月にフィギュア会社の仕事の一環で来日。一週間ほどの滞在であったが秋葉原に何度も立ち寄ったという。
2009年7月下旬に再び日本へ仕事で来日している。8月中旬まで日本にいたらしい。
アノンは日本の大学に留学したがっているが、フィギア会社の社長から「日本で仕事をしてくれないか?」と頼まれていてどちらを取るべきかで悩んでいるそう。
配信の経歴
- 300人~400人のリスナーを稼ぐ人気配信者であったが、リスナーが多くなるにつれて荒らしなどが増え、精神的負担が大きくなっていった。それを見兼ねた当時の恋人に配信をやめろと言われ仕方なく引退した。
- その後、約1年後の2009年2月にネトラジで復活。日本時間の毎週日曜日、午前11時にネトラジで放送をしていた。しかしネット環境の変化や荒らしの被害にともない、09年8月中旬に完全にネットから引退した。
永井先生とアノン
アノンは、Peercast配信者である永井浩二の大ファンである。
リスナーから勧められ、アノンの方からスカイプでコンタクトした。
その際、何度も国際問題に発展しかねないほどのセクハラ発言の数々を受けている。
にもかかわらず、アノンは自らの配信の中で永井先生に好意を寄せているともとれる発言を度々しており、間接的に告白した事もある。しかし、残念ながら永井先生からは「俺を理想化している」とやんわりと断られた。
アノンは当時のことを振り返り、「恋ではなく一ファンとして好きだった」としている。
アノンに関連した人物
- アノン父(通称パノン)…銀行員。身長182cmの長身である。アノンにはとても厳しく、日本留学にも反対している。
- アノン母…パノンとは離婚している。アノンいわく、ツンデレである。
- アノンの叔父…日本の大学に留学していたことがある。日本語がペラペラであり、アノンが日本語を習うきっかけにもなった人物。
- カライネン…インド系アメリカ人、アノンとは親友である。アノンと一緒にゲーム配信をしたこともある。ネトゲ廃人である。
関連動画
ニコニコ動画には、アノンの配信を録画したリスナーによって過去配信の一部がアップロードされている。また、彼女自身もニコニコユーザーの一人である。組曲『ニコニコ動画』を独自に英訳して歌った動画を上げており(下記「アメリカ人がニコニコ組曲を英語で歌ってみた」)、この動画からも彼女の語学力を垣間見ることが出来る。
関連項目
- 6
- 0pt