アバター(avatar)とは、
- インターネット上のコミュニティサイトなどで用いられている、自分の分身となるキャラクターのことである。英語発音だとアヴァタール。
- 『AVATAR』。2009年に公開されたジェームズ・キャメロン製作の3D上映向けSF映画。 項目参照。
- アニメ―ション作品『Avatar:Last Airbender』。アジアをモチーフとした独特の世界観を持つファンタジー作品。日本では『アバター 伝説の少年アン』というタイトルで知られているほか、M・ナイト・シャマラン監督により同じ世界をモチーフにした実写映画『エアベンダー』が公開された… が登場人物の改変などで評価が低く、黒歴史に片足を突っ込みつつある。
ここでは1を解説する
概要
簡単に言えば、パソコン通信やインターネット上での自分の分身である。
用語が初めて登場したのは2DCGチャットサービス「Habitat(1986年)」で、開発プロジェクトリーダーのチップ・モーニングスター(Chip Morningstar)が名付け親。元はヒンドゥ教の神様が地上に降りた際の化身「アヴァターラ」(サンスクリット語)。元々動詞の「アヴァタラティ」が変化したもので下るという意味であった。日本の関係者は英語である「avatar」を日本語に訳すときに「アバタ」としたかったとのこと。しかし痘痕(痘瘡 が治ったあとの皮膚に残る小さなくぼみ)も「あばた」と呼び、印象がよくないとのことで「アバター」にした。
基本的には自分の分身となるキャラ(アバター)を作成して、服やアクセサリーなどを身につけさせることによって自分の考えに近いアバターを作っていく(有料アイテムがある場合が多い)
SF作品においては、バーチャル世界を含む異世界(時には逆に「現実世界」)への介入手段として自分の分身を用意することがあり、これもアバターの一種とみなせる。
- 対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェース(涼宮ハルヒの憂鬱)
- 代理構成体(BLAME!)
- 幻体(ゼーガペイン)
- アバター/ドリームピープル(AVATAR)
- サロゲート(サロゲート)
- デュエルアバター(アクセル・ワールド)
ニコニコ動画でのアバター
主に歌ってみたカテゴリに分類される「合唱シリーズ」によく登場する。
合唱シリーズに於いて、誰がどの部分を歌っているかをキャラクターなどの画像を使用してわかりやすくした物を総じて「アバター」「アバターシステム」と呼ぶ。
使用されるアバター画像は歌い手の名前、声質、雰囲気、持ちネタなどから合わせ屋の判断によって決められる。一方で有名歌い手になるとある程度キャラクターが固定化する事も多い。
詳しくは「合唱シリーズ」を参照。
関連項目
- インターネット
- VRM
- ソーシャルVR
- SecondLife
- ハンゲーム
- mixi
- 合唱シリーズ
- 初期アバター
- Mii
- バタ臭い - SecondLifeのアバターに対してニコニコユーザーの評価。とにかく評価が低い。
- バーチャルYouTuber
外部リンク
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