アパパネ単語

アパパネ
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アパパネ(Apapane)は2007年産のJRA競走馬である。

名の由来はハワイに生息する「アカハワイミツスイ」というの別称から。

金子真人ホールディングス、所属厩舎は枝栄(美)、騎手蛯名正義

な勝ち阪神ジュベナイルフィリーズ桜花賞優駿牝馬秋華賞ヴィクトリアマイル

JRA史上、3頭牝馬三冠の達成である。

16戦7勝(内GI5勝) キングカメハメハ ソルティビット Salt Lake

概要

2歳(2009年)

 福島競馬場の芝1800Mの新戦で蛯名正義上にデビュー、3番人気に支持されるも勝ちを開けられ3着に終わる。以降、アパパネの手綱は一貫して蛯名が取り続けている。放牧を挟んで迎えた2戦東京競馬場の未勝利戦を快勝すると、次戦の赤松賞(500万下)を1分345のレコードで圧勝する。

 赤松賞後、営は東留学を敢行し、トレーニングセンターにて阪神ジュベナイルフィリーズへ向けて調整を行う。奇しくも、アパパネのソルティビットも東留学を踏んで阪神ジュベナイルフィリーズへと駒を進めていた。その時の上も蛯名正義だった。

 12月13日赤松賞のレコードが評価され2番人気で迎えた阪神ジュベナイルフィリーズは18番の大外という不利をし、4コーナーで広がった群を器用に縫って、追いすがるアニメイトバイオの追撃を振り切り、初のGI制覇を成し遂げた。調教師の枝栄が盛んに取り入れる東留学が奏功したとも言える。この勝利が評価され、2009年の最優秀2歳に選出される。

3歳(2010年)

 翌2010年チューリップ賞より始動、一番人気に支持されるが中掛かり通し、悪の馬場にもあってか直線伸びを欠き2着に敗れる。チューリップ賞後も東に滞在し、桜花賞に向けて調整を続けた。

 4月11日、本戦のクラシック一冠桜花賞では1番人気に支持され、中4、5番手から掛かりながらレースを進め、直線でを入れられると鋭く伸びて逃げるオウケンサクラを1/2身差で差し切ってGI2勝クラシック一冠を制した。調教師の枝栄、騎手蛯名正義ともに桜花賞初制覇となった。

 5月23日桜花賞に続くクラシック二戦優駿牝馬オークス)でも一番人気に支持される。が短距離である故の血統的距離不安、折り合い、悪、大外と不安要素があげられるなかでの出走となった。スタート後は中段でレースを進め、直線で外に持ち出すと先に抜け出したサンテミリオンとの一騎打ちとなり、ラスト200Mからゴールまでサンテミリオンと並んだままゴールに飛び込んだ。両が同時に入線したため、写真判定は15分にも及んだ。長きにわたる写真判定の帰趨は、JRAGIでは史上初となる1着同着となりアパパネはGI3クラシック二冠を達成した。

 は放牧に出さず美トレセンで調整を続け、最後の一冠・秋華賞へ向けての初戦をローズステークスに据えて出走した。圧倒的1番人気に支持されたレースであったが、体重の大幅増と中折り合いを欠き、伸びあぐねて4着に敗れてしまう。

 10月17日、迎えた秋華賞ではJRA史上3頭牝馬三冠がかかったレースとなり、単勝2.3倍の1番人気に支持された。好スタートから控えて3コーナーまでは中段でレースを進めると、3~4コーナーで強気に外から進出し、4コーナーでも大外を回りながら直線で強く伸び、ゴール前で急伸したアニメイトバイオを1/2身差で抑えて勝利。4つのGIを得ると同時に、7年ぶり3頭牝馬三冠を達成した。上の蛯名正義関東騎手初の牝馬三冠騎手となり、金子真人ディープインパクトでのクラシック三冠と共に、3歳三冠を成し遂げた。

 11月14日エリザベス女王杯でも一番人気に支持されるが、秋華賞走がいたのか直線で伸びあぐね、外スノーフェアリーに離された3着に敗れる。牝馬三冠を評価され、JRA賞最優秀3歳に選出される。

4歳(2011年)

 2011年中山記念から始動する予定だったが、熱発により回避する。仕切り直しの復帰戦はマイラーズカップにあてられ、中段の追走から上がり33.2の脚を繰り出すがシルポートの4着に敗れる。

 5月15日、迎えたヴィクトリアマイルは、2010年の最優秀3歳アパパネと2009年の最優秀3歳ブエナビスタとの対決に脚を浴びた。人気ブエナビスタに次ぐ2番人気に甘んじるが、単勝オッズが一ケタ台のはアパパネとブエナビスタのみであり、2頭の一騎打ちという構図であった。レース逃げるオウケンサクラ600M通過タイム33.5のハイペースで進められ、アパパネは中段、ブエナビスタはその後ろでアパパネを見ながら4コーナーを迎えた。進路を外に取ったアパパネは、直線入口からロングスパートを敢行すると先行したレディアルバローザゴール前でとらえ、アパパネの外から急追するブエナビスタをクビ差で抑え、1分319の好タイムでGI5を飾った。牝馬三冠を達成したはそれ以降勝てなくなる、と囁かれていたジンクスを打ち破る勝利だった。

 6月5日3戦はGI安田記念に狙いを定め、ヴィクトリアマイルから中二週で参戦することになった。初の混合GIでも1番人気に支持され、中は普段より前レースを進めるが、直線で伸びを欠き3歳リアルインパクトの6着に敗れ、デビュー戦以来外さなかった掲示板を初めて外してしまう。前走の走から疲労が取れなかったことが敗因としてあげられる。

 は勝てばG1全制覇となるエリザベス女王杯し、府中Sから始動。しかし、結果は14着と生涯初の惨敗を喫してしまう。

 11月13日、本番であるエリザベス女王杯では、前年規格外の走りでこのレースを制したスノーフェアリーの参戦、そして前走の大敗もき、4番人気に留まる。レースシンメイフジが大きく逃げる中、中を好位で進み、最後の直線ではアヴェンチュラホエールキャプチャらと競り合うも、またもやすさまじい勢いで伸び出来たスノーフェアリーに交わされ3着に敗れた。この走りに復調を感じ取った営は適距離である香港マイルに出走するが、輸送中のトラブルの影からか、またもや13着と大敗してしまう。

 2012年(5歳)

 4月7日阪神Sから始動。戦である蛯名正義が落負傷したため、岩田康誠代打騎乗。これが影したのか直線では伸びず、7着に敗れる。

 5月13日、史上初の連覇をしてヴィクトリアマイルに出走。1番人気に支持されるが、またもや直線で伸びず、ホエールキャプチャの5着に敗れる。去年同様安田記念に出走するが、見せ場を作ることもなく、16着と惨敗してしまう。

 明らかに衰えが見える中、なおもG1全制覇をし調整が続けられていたが、屈腱炎を発症。引退・繁殖入りが決まった。

繁殖としては、初年度から6年連続で同三冠馬ディープインパクトを相手とし、不受胎だった2016年2019年を除いて4頭が産まれている。この手の配合は前例のメジロリベーラ(シンボリルドルフ×メジロラモーヌ)が成果を上げていないため疑問視されていたのだが、後述の通り全頭が勝ち上がって重賞戦線やG1にも顔を見せており、結果で不安をかき消した。なお、ディープインパクト期に種付けを打ち切った2020年とすでに亡くなっている2021年はやはり同ディープインパクトの全ブラックタイドをつけている。

先輩3冠2頭が繁殖で成果を残せなかった分も、彼女には頑ってもらいたいところである。

血統表

キングカメハメハ
2001 鹿
Kingmambo
1990 鹿
Mr.Prospector Raise a Native
Gold Digger
Miesque Nureyev
Pasadoble
*マンファ
1991 鹿
*ラストタイクー *トライマイベスト
Mill Princess
Pilot Bird Blakeney
The Dancer
*ソルティビッド
2000 
FNo.9-f
Salt Lake
1989 鹿
Deputy Minister Vice Regent
Mint Copy
Take Lade Anne Queen City Lad
Lovita H.
Piper Piter
1987 
Spectacular Bid Bold Bidder
Spectacular
Alvarada Hard Work
Easterborn

クロスNorthern Dancer 5×5×5

産駒成績

2021年2月13日現在

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アパパネ

16 ななしのよっしん
2018/12/07(金) 17:24:53 ID: 4OWV/Cew2g
>>7
三冠馬で成功したアメリカだとエーピーインディってのがいる
BCC優勝等競争としても優秀だけどノーザンミスプロで溢れかえってる世界の種界で数少ない流血統のボールドルーラー系を発展させた名種
17 ななしのよっしん
2019/02/14(木) 01:51:48 ID: 4OWV/Cew2g
思えばアパパネって阪神JF、クrシック牝馬三冠、ヴィクトリアMの限定レース全制覇に唯一王手をかけてただったんだな・・・
まぁこいつの現役時代にはスノーフェアリーがいたからどうあがいても理だった訳だが・・・
近年の牝馬三冠クラス限定に価値を見いだせずレースに進出する例が多いし二歳王者で三冠取った例が合わせて二頭しかいないしでもうレース全制覇は見れないのかもな
18 ななしのよっしん
2019/09/18(水) 12:54:21 ID: 7JLVaQsgwT
三男のラインベックが今年の2歳戦線の補だぞ
活躍期待
19 ななしのよっしん
2020/05/23(土) 14:19:08 ID: YBTD3fn6UO
あのオークスから10年か…
20 ななしのよっしん
2020/10/17(土) 17:33:05 ID: 7JLVaQsgwT
新たに牝馬三冠に挑むデアリングタクト秋華賞の週の未勝利でディープとの間に生まれたが勝ったので
21 ななしのよっしん
2021/02/13(土) 15:57:52 ID: 7uoURSiUeX
JRA牝馬三冠として初めて繁殖で重賞勝ち出したね
22 ななしのよっしん
2021/02/13(土) 19:09:54 ID: 4OWV/Cew2g
アカイトリノムスメはかなり期待できるな
今年のクラシックはもう一頭の金子ホースの結晶であるソダシがいるから厳しい戦いにはなるだろうが
親子牝馬三冠 両親も三冠なんてウイポめいた快挙ができるといいな
23 ななしのよっしん
2021/02/14(日) 12:39:20 ID: 4EQJBoxGTU
金子さん「ソダシ以外にもアパパネ桜花賞に出せば盛り上がるやろなぁ…」

実行出来るのが凄い
24 ななしのよっしん
2021/02/14(日) 23:57:47 ID: 4OWV/Cew2g
>>21 まぁ考えてみればこの間ジェンティル産駒がようやくデビューした程度でスティルインラブは繁殖ロクにできず死亡 実質アパパネラモーヌしか繁殖にあがってる三冠がいなかったんだからアパパネが初の重賞産駒出すのは結果的には当然っちゃ当然だが

ラモーヌも子孫で重賞どころか海外G1出したし牝馬三冠って意外といいのかもね?当代の名種が自分の父親になる以上付ける相手に困る問題さえクリアすればだが
25 V8を称えよ
2021/02/19(金) 03:33:54 ID: FnI3QvBZz6
中さんとアパパネスレ見てた人いる?
好きだったんだよね

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