来いっ!
アビスドゥームロード!
アビスドゥームロードとは、Shadowverseのカードである。
概要
海沿いに現れたヴァンパイアクラスの遺跡に納められていた伝説のカード。黒い羽の生えた禍々しい悪魔の姿をしている。原作のゲームよりも先にアニメ「シャドウバース」で先行して登場した。
能力
カード名 | アビスドゥームロード |
クラス/レアリティ/タイプ | ヴァンパイア/レジェンド |
コスト 攻撃力/体力 | 9 進化前:6/4 進化後:8/6 |
効果(アニメ) | (進化前) 疾走 攻撃時 自分の手札が0枚なら+3/+0する。 ファンファーレ 自分のリーダーの体力が1になるようにダメージを与える。他のフォロワーすべてに「この能力で自分のリーダーが受けたダメージ」と同じダメージ。 (進化後) 疾走 攻撃時 自分の手札が0枚なら+3/+0する。 進化時 次の自分のターン開始時まで、自分のリーダーとこのフォロワーは「受けるダメージは0になる」を持つ。 |
効果(ゲーム) | (進化前) 疾走 攻撃時 自分の手札が0枚なら+3/+0する。 ファンファーレ 他のフォロワーすべてに「自分のリーダーの体力」と同じダメージ。自分のリーダーの体力が1になるようにダメージを与える。 (進化後) 疾走 攻撃時 自分の手札が0枚なら+3/+0する。 進化時 次の自分のターン開始時まで、自分のリーダーとこのフォロワーは「受けるダメージは0になる」を持つ。 |
※効果は劇中描写からの推定です。
性能考察
自分のリーダーの体力を限界まで減らして、出したアビスドゥームロード以外のフォロワーにダメージを浴びせる。もともとあった自分のリーダーの体力にもよるが、この効果でおそらく相手フォロワーは全滅しており、疾走を持つアビスドゥームロードは相手リーダーに襲い掛かることだろう。手札0枚の時に使えば攻撃力が3上がるので、手札がない状態からのトップ解決に強いフォロワーでもある。イグニスドラゴンと違ってこのターン限りではないため、生き残りさえすればさらに攻撃力は上がっていく。
敗北寸前まで体力を減らすが、進化なしでも確実に6ダメージ入れられる効果に魅力を感じるかどうかでこのカードの価値が決まるといえる。自分のリーダーの体力が十分にあり、相手のリーダーの体力が6以下ならラストワードでリーダーへダメージを飛ばすフォロワーでも置かれていない限り勝ちが確定するが、まだまだ相手リーダーの体力が残っている状態で使ってもデメリットが重すぎるだけである。
効果の性質上、自分のリーダーにダメージ軽減・無効効果が付いていなければ確実に復讐状態となれるが、9コストなので他のカードとの組み合わせはしづらく、1ターンのうちに体力を安全圏に戻すことも考えづらい。あらかじめ前のターンからフォロワーを置いて相手に無視されていても、ファンファーレでの全体ダメージで自分のフォロワーもダメージを受けるため、複数のフォロワーを使った組み合わせもかなり期待薄である。せいぜい効果ダメージを受け付けないダークエンペラーぐらいだろうか。
リーダーへのダメージ軽減・無効効果で安全を確保してアビスドゥームロードを出すという方法をとると、今度はファンファーレでの全体ダメージは使い物にならない威力となる。9コストでダークジェネラル(4コスト)1.5体分の攻撃性能は復讐にかかわらず疾走が付いているとはいえ褒められた性能ではない。
第29話時点では伝説のカードにしては弱すぎる印象が強かったが、第34話で登場した際に進化を使い、アビスドゥームロードとリーダーが受けるダメージを0にする効果が披露された。進化を使うならダメージによる破壊やリーダーの負けがなくなるため、できる限り進化を残した状態で使うのが基本になりそうである。
最後にアニメの世界における欠点として、第25話以降リーダーの体力やフォロワーがプレイヤーの精神力と連動するバトルが展開されており、アビスドゥームロードのファンファーレで大ダメージを受けることや自分のフォロワーが巻き添えで破壊されることは精神力を大きく奪い体が持たない可能性もある。
また登場演出も空に閃光が放たれ、赤と黒の煙が立ち引っ込んだと思ったら赤黒いリング状の光が放たれ、煙の中から羽を広げたアビスドゥームロードが現れて絶叫が聞こえると言うあまりにも派手な登場である。シャドバスタジアムならともかく、夜間の公園の対戦施設でのバトルに使うと近所迷惑間違いなしのため自粛を余儀なくされることだろう。
『シャドウバース チャンピオンズバトル』では効果処理順が違い、自分の体力を参照して他のフォロワーにダメージを与えてから体力を1にする。そのため全体攻撃のダメージが1高くなっている。
関連動画
関連項目
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