アフターバーナーとは、以下の事を意味する
- アフターバーナー(A/B, afterburner) - 推力増強装置のこと。
- アフターバーナー(AfterBurner) - 当記事で記述。セガが1987年にリリースした戦闘機シューティングゲームである。タイトルは1に基づく。
- 2で使用されているBGMの1つ。同じく当記事で記述。
概要
プロデューサーは鈴木裕。
F-14(作中ではF-14XX)を操り、ミサイルと機銃で敵を撃破して行くと言ったゲーム。1987年といえば前年にトム・クルーズ主演のトップガンが公開された事によるF-14の人気が高まっており、このゲームもその影響に乗りヒットを記録した。アーケード版では大型筐体であったが、後に家庭用ゲーム機の多機種へ移植が実現しており、アーケードではアフターバーナーIIもリリースされている。初代・2ともに23面であり、途中で空中給油、地上での補給が存在する(余談であるが、映画「ターミネーター」でゲーセンでジョンがプレイしているのもこのA/Bの初代。更に、同社の「シェンムーII」では、同じく初代が朱雀楼に置いてあり、プレイする事が出来る。しかも御神体として・・・)。
2006年にはIIの正式な続編となる「アフターバーナー クライマックス」がリリース。IIから40年ほどたった203X年が舞台となっており、前作の敵国であるZ国にクーデターによる軍事政権が誕生したと言う設定でA国が核をぶち込み全面核戦争が起こるのを阻止する為に国連の特殊航空部隊が任務に向かうと言う物。プレイヤーは前作の機体であったF-14Dスーパートムキャットの他、F/A-18Eスーパーホーネット、F-15Eストライクイーグルの3機の中から1機を選び、隠しステージ含む15ステージ(分岐含めると20ステージ)を戦い抜く。新たに「クライマックスモード」という、スコアメイクおよび攻略に役立つフィーチャーが搭載され、戦略性と爽快感がアップしている。また、前作に比べてグラフィックがかなりリアルになったほか、BGMの刷新(特殊コマンドによってアフターバーナーIIの頃の曲も再生可能)が行われ、ローリングの暴発が少なくなっている。
敵味方を含めて作中に登場する戦闘機の全ては実在の戦闘機が出演しており、ボーイング社およびノースロップ・グラマン社の監修を受けている。筐体などに両社のロゴが表示されているのはそのため。また、OPでタイトルロゴが出てくる直前にアフターバーナーを点火させるシーンがあるが、これはF/A-18Eのエンジンである。
2010年4月21日、Playstation3及びXBOX360へのコンシューマー移植版が発売。ゲーム機をインターネットに接続してのダウンロード購入(Play Station Store および Xbox LIVE マーケットプレイス)となっている。
ゲームセンターと同じ「アーケードモード」の他に、残機数無限の状態でゲームを1周遊び、スコアを競う「スコアアタックモード」、任意の地点からアーケードモードのステージを練習できる「トレーニングモード」、アーケードモードプレイ中に特定の条件を満たすことで多種多様なオプション設定が追加されていく収集要素「EXオプション」が追加。EXオプションを駆使すれば誰でも全ての実績を解除可能、と開発スタッフブログで語られている。
BGM
このゲームのもう1つの特徴は、BGMが秀逸な点である。作曲を担当したのは、「アウトラン」などのBGMを担当したHIRO師匠こと川口博史氏で、エレキギターをサンプリングしたハードロック調の曲調が特徴である。
曲目で言えば、FINAL TAKEOFF、RED OUT、AFTER BURNERと言ったアウトランと並びBGMに定評のあるゲームであるが、特にその中でも「AFTER BURNER」は今なおゲーソンの中でもネ申曲の中のネ申曲として有名である。このナンバーは、後にアフターバーナークライマックス、ベヨネッタなど、様々なアレンジバージョンが製作されている。
因みに、ゲーム用のメロディーライン無し版とメロディライン有り版の2つがあるが、前者は製作側の意向によるもの。アレンジ版やS.S.T.BANDによる演奏では後者が使用される。
そして2013年、3月配信分からProject DIVA Arcadeに登場。アフターバーナークライマックス版をベースに歌唱はMEIKO(開発中のV3β版を使用しているとされる)。作詞はHal氏。PV制作はAM2研・ボーダーブレイクチーム。推奨モジュールはMEIKO:BBオペレータ。
関連動画
5:25から
関連項目
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