アフリカゾウ(けものフレンズ)とは、スマートフォンゲームなどの各種メディアミックスプロジェクト『けものフレンズ』に登場するアニマルガール・フレンズ(動物が女の子になった擬人化キャラクター)である。
CV:野中藍(ネクソン版)、長谷川里桃(けもフレ3)、川邊紫(动物朋友:王国)
概要
「夢は群れのリーダーなんだぁ。立派だったばーちゃんに憧れてるの。でも大きくなるにはまだまだ時間がかかるからね。それまでは一緒にパオパオしようよ!」
けものフレンズぱびりおんフレンズあーかいぶより引用
現存する中では最大級の陸上動物であるゾウの仲間・アフリカゾウのフレンズ。元ネタは非常に大きな動物だが、フレンズ化し人の女の子の姿を得た彼女は大きな体格というワケではない。アプリ版での体格は標準的なMサイズで、これはインドゾウなどの他のゾウ系フレンズやサーバルなど多くのフレンズと同じサイズである。[1]
温厚で友好的な性格。群れを形成する元動物の名残で、群れを率いるリーダーを夢見る女の子。「ばーちゃん」なる人物(ゾウですが)が数百ものゾウを率いる群れのリーダーだったと語っており(彼女の祖母なのだろうか)、将来はばーちゃんのように立派なリーダーになって仲間を率いていく事を目指している。本人曰くばーちゃん(ばっちゃんとも)は超超超スゴいとの事で、強く憧れている。他フレンズにもよくばーちゃんの偉大さを興奮気味に説明している。フレンズになり基本単独で暮らすようになった現在は、他のフレンズを義理の家族としている(ゾウの群れは家族とその親戚を基本として構成される)。
フレンズ前はまだ若い個体だったようで、立派な大人の個体になるまで長い時間を有するのはゾウ時代もフレンズ時代も同じ。それまでは仲間と一緒に「パオパオ」して過ごすらしい。
外見
ノースリーブ・へそ出しルックの青色服を着て、黒色のホットパンツを履きと灰色のアームカバーとニーソックスを着用している。露出の多い軽装なのは熱い地域に住んでいたからか。
髪型は短髪。ゾウの特徴の一つである大きな耳も勿論装備。立派な牙はもみ上げという形で再現。長大な鼻はマフラーとして首に巻かれて再現され、服のハズなのに本人の意思で自由自在に操れるようだ。自己紹介画像ではリンゴを掴んでいる。
ネクソン版での扱い
ピュア属性(緑)のレアリティレベル4のフレンズとして登場。コストは350・攻撃タイプは近距離・サイズはM。馬力自慢の草食・雑食哺乳類系フレンズが集まるグループ「パワフルっ娘連合」に所属している。固有スキル「パオパオ怪力乱神」は30秒の間敵軍団全員の移動速度が15%ダウンする。ゾウを怒らせてはいけない。
平原地帯で暮らしており、同地域に生息するフレンズと仲が良い。特にロスチャイルドキリンとは親友の間柄で、家族の一員同然。同じゾウ系フレンズで同じグループに属する関係でもあるインドゾウのダンスの腕前に憧れている。また、自分と姿が似ているというマルミミゾウは自身の影武者だが、マルミミゾウの方が自主的にその役目を遂行している。
漫画での登場
「けものフレンズ -ようこそジャパリパークへ!-」の単行本1巻描き下ろしエピソードに登場。自由すぎるフレンズが多い中でわざわざ「マイペースな女の子(フレンズ)」と書かれるほどの性格で、発する台詞はツッコミどころだらけ。ハロウィンの夜に「トラック&トリートメント」と言いながら菜々の家を訪ねる。正しいハロウィンの概念を理解しようとするのだが、その結果は……
ぱびりおんでの扱い
2020年3月25日から観察可能になった。けもトークアイコンの背景色は赤で、一人称は「私」、他のフレンズのことは「あなた」もしくは敬称を付けないフレンズ名で呼ぶ。
ぱびりおんでも憧れの「ばーちゃん」の存在は示唆されており、立派な群れのリーダーを目指しているのも同じである。フレンズ化した今そこまで大きいわけではないのだが、実はでっかいもの好きであるコツメカワウソから抱きつかれた上で「アフリカゾウはでっかいぞー!」「……スゴイねー!アフリカゾウはカバのお尻よりでっかーい!」と言われている。また、ラッキービーストが登場するけもトークを持つフレンズの一人である。
鼻代わりになっているマフラーはかなり器用に扱うことが可能であり、立ち絵のようにリンゴを掴んだり、布を拾い上げたりも出来る他に「パオパオ」という行為にも使用されているようである。この「パオパオ」が明確にどういう行為を指すかは定かではないが、「マフラー巻いてパオパオしようよ!」という発言や、ゾウの習性で鼻を絡ませてコミュニケーションを取ることがあるという事を考慮すると「鼻代わりになっているマフラーを相手にも巻く行為」を指している可能性が高い。ちなみに「パオパオ」という単語はインドゾウやボルネオゾウも知っており、ゾウのフレンズの共通言語になっているようだ。また、ボルネオゾウのあーかいぶ2で「パオン」という鳴き声を上げる行為を指すと思われる単語も出てくる。
珍しい行動は「ヒョイヒョイってね~(りんごのバスケット)」
あそびどうぐとしての説明では中身のリンゴはおもちゃと書かれているのだが、あーかいぶ5ではこの手の食べ物を模したあそびどうぐにしては珍しく、おもちゃと明言されないままけもトークが終了している。
けもフレ3での扱い
属性はリラックス(青)。初期けも級は星3つ。CVは長谷川里桃。
アプリがリリースされる前から実装されることが発表されていた。
オオフラミンゴと仲が良く、ちょこけも第2話と第9話で共演してる。「パオパオ」も健在。
ゲーム内ではメインストーリーの2章に登場。詳細はピクシブ百科事典を参照のこと。
アーケード版にも登場した。
また、IUCNによる保安状況によるレッドリスト変更に伴い、ゲーム内の情報の更新もされた。
関連動画
関連お絵カキコ
関連チャンネル
関連項目
脚注
- *アプリ版では元の動物の大きさとフレンズ化後のサイズにあまり関連性がなく、例えば、ハシブトガラスはLサイズ、ジャイアントパンダはSサイズだった。一方、アニメ版ではかばんちゃんよりもインドゾウの方が頭1つ分ほど背が高いことから、ある程度は元の動物の体格が反映されるようだ。
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