アモイマンとは、漫画『キン肉マン』に登場するキャラクターである。
概要
チリ(イースター島)出身の超人で、巨像モアイを頭部として、そこに岩石の体が備わった容姿を持つ。
つまり彼はモアイマンと名乗るべき超人なのだが、扉絵の募集超人紹介で本当にアモイマンと書かれていたため、不自然ながらこの名が定着。以来一度も訂正される機会が無いまま現在に至っており、やっぱり彼はアモイマンのままである。
学研の図鑑「超人」にもアモイマンとして記載され、もはやその名が訂正される可能性は限りなく低いと思われる。
なお中国福建省に厦門(アモイ)という地名があるのだが、設定上は全く何の関係も無い。
いっそ開き直って「出身:中国福建省厦門市」にしてしまってもいいだろうに。
正義超人との試合が無いために作中では目立った存在では無いが、その奇妙な名前、分かりやすい外見、重要な回想シーンなどで用いられる機会の多さなどで読者の記憶には残りやすいキャラクター。
攻撃時の掛け声は「ゴアッ ゴアッ」
能力
完璧超人の一員であるが、超人強度は340万パワーとそれほど極端に高くはない。
異様に高い超人強度を誇る超人がゴロゴロしている完璧超人の中ではかなり低い方である。
体重も700kgと、同じ岩石系超人の魔雲天やサンシャイン(共に1000kg)と比べて7割の軽量。
直接対決したらあっさりやられそうである。
作中の活躍
ネプチューン・キングの弟子の一人で、キングが完璧・無量大数軍を離れて完璧超人軍先遣隊を率いて地球に侵攻した時は、他の弟子達と共に宇宙空間で待機。
ヘル・ミッショネルズが正義超人を倒したらニュー・ロビンマスクとなって地球に降りてくる予定だった。
しかしネプチューン・キングらは正義超人に敗北し、それを知らせるためネプチューンマンが人狼煙となって爆死。
完璧超人としては珍しく情に厚いアモイマンは、有為の人材であるネプチューンマンの死を惜しみ、同志たちと共に完璧超人に伝わる「超人再生術」を使用してネプチューンマンを蘇らせる。
また、時期は不明だが、超人墓場の中でジ・オメガマンと戦う場面が描かれている。
張り手の先制攻撃をかわされ、オメガマンの鉄拳によって頑健な岩石ボディを打ち砕かれて背中まで貫通する穴を穿たれ、さらにΩカタストロフ・ドロップを受けてコナゴナに破壊された。
死んだ超人を復活させられる超人墓場の中ではスパーリングでも気軽に殺しているのか(敗者は禁断の石臼で自力復活するまでが1セット)、それともネプチューンマンを勝手に復活させたことを咎められて処刑されたのかは明らかになっていない。
関連項目
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
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