アモン=ゴーロス(Amon-Gorloth)とは、クトゥルフ神話における神の名前である。
概要
アモン=ゴーロスは別名〈宇宙の均衡とナイルの創造主〉といわれるエジプト神アムン(Amun)と同一視される巨大で謎多き旧支配者である。
アムン自体は「隠されたもの」と呼ばれるエジプトの八神(オグドアド)の一柱である。この神が由来でアンモナイトやアンモニアと言葉が生まれたらしい。へぇ。
アモン=ゴロスは王家の谷にある閉ざされたゴズ=エー(Gz-eh)という宮殿で暮らしており、夢に見たものを現実に形づくることが出来るという。夢が現実になるということが良いものになるとは限らないが。
また星の正しい位置にあった3000年前までナイル河谷を繁栄させ、その後は砂漠の地下に引きこもった。
アモン=ゴーロスの崇拝者はそのもののために牛を生け贄に捧げるという。
エジプト神話をモチーフにしたクトゥルフ神話の神性はセベク(Sebek)やバースト(Bast)など多く存在する。
『暗黒のファラオの神殿/Fane of the Black Pharaoh』や『セベクの秘密/The Secret of Sebek』などロバート・ブロックによって書かれたエジプトとクトゥルフ神話を組み合わせた作品達に影響されているのかもしれない。
世界中にたくさん存在する神話を一つの作品体形に組み合わせることで世界観が広がることは面白いことだと思う。
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