アライグマくんとは、「ぼのぼの」に登場するキャラクターである。
概要
原作当初、及びアニメでは理不尽ないじめっ子として登場。ぼのぼのでは主に突っ込みのポジションにあたるが、原作では巻数を重ねるに連れてぼのぼのやシマリスくんに突っ込まれることも多くなった。
短気で喧嘩っ早い性格。いつもぼのぼのやシマリスくんを蹴飛ばしたりしており、特にシマリスくんがふっかける挑発に乗ることが多いが、ただ単に暴力的なキャラクターという訳ではない。案外面倒見の良いツンデレな部分も。
レギュラーキャラクターだったが、一時的に原作では旅に出ると称して登場しなかった期間があった。これには担当編集も相当驚いたとか。もっとも、アライグマくんは次巻の最後に帰ってきている。
普段は父親と暮らしているが、その父親も暴力的である。母親はちょっと変わった性格で、基本的にしれっとしており、旅に出ている。
声優
家族構成
- アライグマくんのおとうさん
声:映画1.大塚周夫、TVアニメ.梅津秀行、映画2.立川談志、ぼのぐらし.中嶋聡彦、TVアニメ2.栗津貴嗣
森の大人達からはアライグマの親父、あるいは息子の話題がない場合はそのままアライグマと呼ばれる。
一見するとアライグマくんとまったく見た目に差はないが、息子とは違い常に目が釣り上がり、眉間にシワが寄っている。アニメではさらに変化をつけるため毛の色が茶色になっている。
ありとあらゆるものを嫌っており、アライグマくんよりも理不尽なことでキレ出す。「俺はなぁ、○○も嫌ぇなら……」というフレーズはアニメ版でおなじみ。
原作でもやはり理不尽な親父だが、名台詞をたくさん残している良い大人としても描かれている。また、他人の子供には比較的優しいのも同じ。
原作では時間の経過からだいぶ性格は丸くなっている。それでも理不尽さは変わらないが、意地を張って余計なことをするためよく息子からツッコミが入る。息子のツッコミでたじろぐ姿も見られる。 - アライグマくんのおかあさん
声:潘恵子
原作ではアライグマくんのおとうさんが若い頃に遊び歩いていて息子を放ったらかしにしていたお詫びに、アニメでは世界を知らない妻のための親父の提案、という理由で旅に出ている。
面白いことがあるとうつ伏せになって「あー、おかしい」と笑う変な人。ほとんど母親の記憶がないためか、アライグマくんは母の前だと敬語になる。
アニメではそれなりに仲が良いが、原作だと顔を合わせればすぐ言い争いになる。(しかし嫌い合っているわけではない)
関連項目
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