宇宙(そら)に散れ!
アラガとは、アニメ『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』の登場人物である。
概要
サイド6のスペースコロニー「イズマ」で、軍警察でモビルスーツを操縦する特殊部隊の隊長を務める男性。やや肥満体系かつ中背で角ばった太い眉を持つ。
劇場先行上映版『-Beginning-』及びTVアニメ版第1話『赤いガンダム』に登場する。
部下のラゴウチと共に軍警ザクを駆り、イズマ周辺宙域にて度々目撃されている不審なモビルスーツ「赤いガンダム」を追ってネノクニの難民街を訪れるが、丁度その時赤いガンダムと交戦していた極秘任務中のジオン軍の最新鋭機「GQuuuuuuX(ジークアクス)」が放った煙幕によって対象を見失ってしまう。赤いガンダムが地下の整備用トンネルに逃れたと考えたアラガは難民の住居を破壊してトンネルへ降りるリフトを探すようラゴウチに指示する。偶然ネノクニに所在するジャンク屋に立ち寄っており、アラガ達の所業を見て憤った本作の主人公(一介の女子高生)アマテ・ユズリハはジャンク屋のザクでアラガ達を撃破する事を決意。当然のことながらジャンク屋のザクはラゴウチ機により一瞬で撃破されるものの、交戦中に転がり落ちた地下トンネルに隠されていたジークアクスを偶然発見したアマテは「あっちの方が強そう」と判断しジークアクスを奪取。ジークアクスに搭載されていた最新鋭のニュータイプ用脳波コントロール装置「オメガ・サイコミュ」にどういうわけか適合したアマテによってラゴウチ機は撃破される。駆けつけたアラガは初めてのモビルスーツ戦闘に混乱するアマテ機をハッチから宇宙空間へ突き落とすが、その直後アマテがニュータイプとして覚醒した事により形勢は逆転。ジークアクスの斧撃によりアラガ機はコロニー外に設置された太陽光パネルを突き破り宇宙の彼方へ飛び出していくこととなった。その後の動向は不明。
人物・能力
不法難民相手とはいえ巨大なモビルスーツで民間人を虐げ、主人公アマテがガンダムに乗るきっかけを作った人物であり、『GQuuuuuuX』におけるジーンポジションのキャラクターといえる。もしも不意に出たあの声「屋根をはがして探せ!」をきつく飲み込んでいれば、
- アマテではなく軍警察がジークアクスを鹵獲する(おそらくはその後の恫喝じみた交渉により比較的すんなりとジオン軍に返却されることとなる)
- 赤いガンダムのパイロットがアマテ達と知り合わず、最悪生活の手段を見つけられず路頭に迷う事になる
- その結果、作中での時間と場所では2回目のゼクノヴァが起こらなくなる。そのせいでキシリア・ザビを襲ったサイコ・ガンダムのパイロットは混乱せず、暗殺を成功させたうえでイズマにもより大きな被害をもたらしたかもしれない
- ジークアクス2号機「GFreD(ジフレド)」のパイロット候補や、一年戦争中に消失した謎のオブジェクト「シャロンの薔薇」が見つからず、キシリアの計画に大きな支障が発生する
と本作の物語の前提はほとんど崩壊し、一年戦争中のシャア・アズナブルによるV作戦奪取と同様宇宙世紀の歴史を大きく変えることになったと思われる。
そんな治安当局者としての倫理観は別として、作中次々に発生する不測の事態に対しすぐさま的確な指示・行動を行っており、隊長として十分な能力は有していると思われる。
また、腐敗した政府と、外国勢力に対し毅然とした態度で臨むことを求める市民との間で板挟みになりながら、ガンダムだのゲルググだのリック・ドムだのといったコロニー周辺に現れる不審モビルスーツの脅威に対し不足気味の戦力で挑まねばならない彼ら軍警察に対する同情の向きも一部視聴者の間で見られる。
名台詞
- 「ラゴウチ 屋根をはがして探せ!どうせ難民どもの不法建築だ」
本作の展開を決めた問題の台詞。ネノクニでの市街戦闘を最初に始めたのは赤いガンダムとジークアクスとはいえ一応は街への被害を避けながら戦っていたのに対し、アラガ達は住宅を積極的に破壊する行動を取った事で彼らに対しアマテの敵意が集中したのだと思われる。 - 「貴様! よくも俺のマヴを!」
アマテが奪取したジークアクスによりラゴウチ機が撃破されたのを受けた台詞。『機動戦士ガンダム』で主人公アムロにジーンを殺害され激昂した上官デニムの言葉をオマージュしつつ、本作の「マヴ」という存在の特別性を伝える台詞となっている。 - 「あいつ素人か…無駄な抵抗しやがって」
突然宇宙空間に放り出され、機体制御もままならない様子のジークアクスを見て放った言葉。彼はアマテがジークアクスを奪取する様子を見ておらず知らない筈であり、にもかかわらず「ジオンの最新鋭機に素人が乗っている」という本来ありえない状況に興奮した状態ですぐさま気付く彼の高い状況察知能力が現れている台詞だと思われる。 - 「宇宙(そら)に散れ!」
宇宙空間に放り出されたジークアクスを追う際の台詞。たんに詩的であるだけでなく、「落ちろ」などよりも無重力の宇宙空間において適切な言葉選びであるとも考えられる。 - 「こいつらもマヴなのか?」
アマテがニュータイプとして覚醒して機体を立て直し、同時に一瞬赤いガンダムが近くを通ったのを見た際の台詞。「未確認のモビルスーツが赤いガンダムに接触していた」ということを知っていたとはいえ、直接共に戦っているのを見たわけではなく、またこの時点ではそのような事実もない両機を唐突に「マヴ」と呼んでおり、あたかもこれから両機がマヴを組む運命を部分的に察知したかのような発言である。彼もニュータイプなのかもしれない。
関連動画
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関連項目
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- ページ番号: 5722862
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