アリーヴェデルチ(arrivederci)とは、イタリア語の別れの挨拶である。
概要
イタリア語はアクセントのある母音が長めになるので、arrivederciはカナで書くとアリヴェデルチ、アリヴェデールチなどになる。しかし、rrは二重子音で巻き舌のrがやや長く続く音なので、これを長音として表記するとアリーヴェデルチと書くことになる。イタリア語の二重子音は日本語の促音(小さな「ッ」で表記する音)に似ているが、ラ行の音の二重子音は日本語の音にはないので書き手によって異なる書き方がされることが多い。
語源的には「私たちがまた会う時に」という意味なので再会が前提の別れのあいさつである。もう会えない、会わない場合は、Addio!(アッディーオ)、再び会うかどうかわからないような相手には、Buongiorno!(ボンジョールノ、ブォンジョールノ)などを使う(日本語の「こんにちは」に相当するボンジョールノなどが別れのあいさつでも使われる)。
親しい人だけに使うCiao!(チャオ、チャーオ)もボンジョールノ同様どちらにも使われるが、脈絡によっては決別の意味で使われることがある。
ジョジョの奇妙な冒険
イタリアが舞台の『ジョジョの奇妙な冒険』黄金の風で、ブローノ・ブチャラティがラッシュ時にこの言葉を叫んでいることから、ジョジョファンにはよく知られている。作中では「アリアリアリアリアリ、アリーヴェデルチ!」と言い、アリアリの間はずーっと殴りっぱなしで、止めめに強い一撃を相手にくらわせる。
別れの挨拶のため、ジョジョ関連の動画では最後にアリーヴェデルチと言って締め括ることも少なくない。
ちなみにトリッシュも使っている。叫んではいないが。
その他
ジョジョ以外の作品で「アリーヴェデルチ(アリヴェデールチ)」と言ったことのあるキャラクターを以下に記す。
- マリオ(スーパーマリオシリーズ)
- ペパロニ(ガールズ&パンツァー)
- 水瀬伊織(アイドルマスター)
- 「プロデューサー、あり…あり…」「アリーヴェデルチ?」
サムネアリーヴェデルチ
派生タグの一つ。動画のサムネイルを見て、アリーヴェデルチ(さよならだ)。サムネバイバイと同義。
関連動画
関連静画
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関連コミュニティ
関連項目
- ジョジョの奇妙な冒険
- ブローノ・ブチャラティ
- スティッキィ・フィンガーズ
- 無駄無駄 - 同じくジョジョで使われるラッシュの叫び声。DIOとジョルノが使う。
- ボラーレ・ヴィーア
- WAAAAAAAANNABEEEEEEEEEE
- さよならを言うあたしなのよ
- ジョジョの奇妙な冒険 関連項目一覧
- 日常会話に使えるジョジョの奇妙な冒険の台詞集
- さよナランチャ
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