アルカノイドとは、スマートフォンアプリ『404 GAME RE:SET』のキャストである。
概要
『エラゲ』で初めて発表された他社IPであり、初出は『ARCHIVE FILE 03』である。このときはバウス(ボールをはじき返す棒)とエナジーボール(同じくボール)だけの登場だったが、リリース直前生放送にてキャストとしての姿が発表された。
ANODE
どんなに美しくてもね、同じものばかりでは飽きてしまう。
美しいものは壊したくなってしまう。
壊したら失ってしまうのにね。
バウス(棒)がモチーフのホバーボードに、スペースウォール(ブロック)がモチーフのオプションをつけた姿。
CATHODE
ん~ふっふ~、私がアルカノイドだ
さて、私に何を壊させたいのかね?
破壊っていうのは美学さ。単に爆破すりゃあいいってもんじゃない
まあ、単なる爆破も好きだけどね!
オプションがハードウォール(銀色のブロックで複数回ぶつけないと消せない)に変わり、腰の部分にアーケード筐体のパドルコントローラーがついている。「破壊は美学」と言っているが、「異次元空間から脱出するため」という目的があった原作と異なり、カソードの姿では破壊そのものが目的になってしまったのだろうか。
原作
アルカノイド(Arkanoid)は、タイトーが1986年に稼働開始したブロックくずしゲーム。
ビデオゲーム黎明期から存在するジャンルではあるが、タイトーは当時流行していたシューティングゲームの要素を加え、ビデオゲーム全盛期にこのジャンルを復活させた。
ブロックを壊すとランダムでアイテムが出て、パドルが大きくなったりボールが複数になったりと、パワーアップやボーナスが得られる。また、ブロックだけでなく動き回る敵キャラを配置したことでゲームに不確定要素が加わり、「置いてあるブロックを壊すだけ」だったブロックくずしに動的要素を加えた。これらの要素から当時の若者にも新鮮なゲームとして受け取られ、既に古典であったブロックくずしをゲームセンターの新たな定番に押し上げたともいわれる。
新要素を取り入れてはいるものの、コントローラーは古式ゆかしきダイヤル式という風変わりな筐体なのも特徴(射撃用のボタンもある)。しかし、ただ古くさいだけではなく光学センサーを採用し、寿命や回転範囲の問題を解決するなど、地味に当時の最新技術も取り入れていた。
あまり気にされていないが本作にはちゃんとストーリーがある。ブロックをはじき返すパドルは「バウス」という小型宇宙船であり、「アルカノイド」はバウスを搭載していた宇宙母艦の名前である。アルカノイドが何者かに破壊され、バウスもまた二次元空間に閉じ込められてしまったため、エナジーボールを駆使してスペースウォール(ブロック)を破壊し、脱出を試みているのである。
声優の大山のぶ代が本作の熱心なプレイヤーだったのは有名で、別荘にビデオゲーム筐体が置かれていたほど。その筐体は別荘の売却時に手放されたが、現在はとあるゲームセンターが引き取っており、一般人もプレイすることができる。
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